Qアノンの正体

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Qアノン 陰謀論

Qアノンの正体

Qアノンとは?

なぜこいつらが跳梁跋扈するようになったか。

SNSでこれを書くことは超不都合(カスの正当化が湧く)なので避けてきたが、ちょっと暇ができたので書いてみる。情弱が必ず引っかかる代表格にQアノンという組織、陰謀論者が存在するが、そもそもネットで騒いでるだけの情弱はQアノンがなんであるかをわかっていない。一般的な定義としては、トランプ大統領当選から出現した、海外掲示板「4chan」や「8chan」に政治メッセージを投稿する謎のアカウントのことだ。

名前の由来はQが国家の最高機密へのアクセス権限のことであり、アノンはアノニマスの略であると言われている。実はこれは表面上の建前だがそれは一般人は知らなくてよい。とにかくQアノンが出現してから一部のアメリカ人には絶大な人気が出て、トランプの支持基盤ともなってきた。その発言を真に受けて犯罪行為に走る者が続出するなど、アメリカでもニュースになるほどだ。

Qアノンは情弱のヒーロー信仰をうまく利用している。そして社会問題や社会の裏側をうまく利用している。Qアノンは1人ではなく、米国家安全保障局(NSA)のグループとされ、トランプと連携し、ニューワールドオーダーやグローバル主義者、ディープステイトと戦っていると述べる。ディープステイトやニューワールドオーダーは悪の組織というわけだ。プーチンとトランプは協力し合っているとも述べる。

Qアノンにとってメディアはウソつきであり、トランプの表現と同じである。CNNに代表される欧米メディアは財閥の手先であり、都合の良いニュースしか流さないと述べる。Qアノンは「白ウサギを追え」が合言葉だ。映画マトリックスにも出てきた有名なセリフだが、そうやって真実に導いてくれると信じている。逆に悪の枢軸で表に立って演劇しているのが、ヒラリー・クリントン、オバマ、ビル・ゲイツ、ジョージ・ソロスなどといわれるわけだ。

このような主張自体は古臭い陰謀論にすぎない。そして部分的には間違っていない。世界は貴族と奴隷を中心に階層構造を持ち、寡占化や権力集中を図り、古くから財閥は世界を牛耳るため様々な作戦を練り、大株主となり医薬産業軍事産業食産業その他の大株主となり、通貨発行権をわがものとして利権を永続すべく暗躍してきた。その手先としてブッシュ大統領は暗躍しカダフィは殺されてきたわけで、ここに右左は関係ない。

しかしそこまでが正しいからといって、古臭いちょっとした人ならだれでも知っている陰謀論ごときの、Qアノンが正義の味方であり悪と戦っているかといえば大間違いだ。Qアノンはこれまで都合が悪くなると、政治家やシオニストの一斉逮捕、ハリウッドスターたちの一斉逮捕でケムに撒いてきたが、残念ながらQアノンの言ってきたことで、現実としてニュースに取り上げられ、逮捕の証拠は出ていない。すべて推測でありその推測は妄想の域を出ていない。

これらの情報を流しているのはQアノンに影響を受けた情弱か、実行部隊によるyoutube動画のみだ。これをうのみにする人を世の中ではグーミン、カスーミンと呼ぶ。もちろん、世界の多くの超富裕層や宗教者(特にキリスト教上部)は多くの性犯罪、小児犯罪を問われ、実際に逮捕され公開され報道されてきた。世界で一番性犯罪が多い職業もキリスト教司祭であることが示されており、教皇もコメントを出したほどである。

しかしそれはトランプ当選前の話がほとんどであり、その後は宗教的高揚のみで終わっており、Qアノンは日本においてはもはや金儲けと同じでしかない。むしろQアノン信奉者は破壊と犯罪に走っていることが示唆されている。コメロ被告はニューヨーク市長邸を訪れ、ディープステートの一味だとしてビル・デブラシオ市長を取り押さえようとし捕まった。Qアノンで名前の挙がるマクシーン・ウォーターズ議員とアアム・シフ議員の逮捕に協力を連邦警備隊に要請、当然確たる証拠もないため警備隊は拒否したが当たり前だ。

22歳の男性はQアノンで名指しされたピザ店に火をつけようとして起訴された。 Qアノンはコロナに関して1月に、コロナウイルスに感染しやすいのはアジア人であり、白人は免疫があると流したが残念ながらウソだった。しかしアメリカでコロナが広がったということで国境封鎖となると論調を変え、新型コロナウイルスの流行はディープステートによる陰謀で、さらにその後Qアノンはパンデミックはディープステートの工作員を逮捕するための、トランプ政権による偽装だったと述べた。

このような都合の良い解釈や場当たり主義のトランプびいきのため、社会の裏側を知り陰謀論的構造を理解した古くからの人、社会の闇を知りながらもこのような成金陰謀論を見抜いている人々は、Qアノンを信用していない。現状では情弱の熱狂の域を出ておらず、情弱を引っ掛ける詐欺ビジネスの域を出ていない。コロナ騒ぎがウソであることはすでにバレてきているが、Qアノンもそのことは知りながら体よくそれも利用したと言えるだろう。

自称Qアノンのオースティン・スタインバートは、精神科クリニックのコンピュータに不正アクセスし、アメリカンフットボールの選手らも含む他の患者の脳スキャンデータをSNS上に公開したことで、先日警察に逮捕されたと報じられた。この結果からもQアノンやその信者たちはネット市民が多く、ネット技術に長けているものが多いのが特徴だが、これは古くからある組織の焼き増しになっていると、ほとんどのネット市民は知らない。そしてそれは難しい話ではない。

Qアノンのバックにあるもの、その正体は由来の通りアノニマスである。文字の由来は匿名だがもともとは大規模のハッカー集団で、正義を自称して様々な市民を叩いてきた人々だ。私自身もアノニマスには様々な妨害をされてきたが、アノニマスとはまさにあっち側が雇っているセミプロネット集団のことだと思えばよい。アメリカ政治筋でQアノンの正体はトランプ政権の元首席戦略官兼上級顧問スティーブン・バノン氏とも、米ドナルド・トランプ大統領自身ともいわれてきたが、まずアノニマスの存在を忘れてはいけない。

日本でもそうだが、情弱は必ず匿名の情報に飛びつく。だからyoutubeのバカな動画しか流さないのだ。ツイッターでも大半は名前も正体もわからない人間が、政治の能書きを垂れるのが一般的だが、それはただのプロ市民というやつである。真実を配信するというふりをして、実は別の目的へ誘導している。派閥への洗脳(特に中共)、データ収集、無意識による操作、など、これらは古くから諜報機関レベルで行われてきた心理作戦だ。そして昔からアノニマスはその役割を担い続けてきた部門だ。

内海はいつも素人目線で見よと教えるが、そもそも名前も正体も現さない、どこの馬の骨ともわからない人間の情報を、なぜ信じれるのか考えてみたほうがよい。その情報は私から見れば初心者レベルの陰謀論にすぎず、一貫性がある主張にもなっておらず、実際に行われている証拠は皆無であり、一部の人々を熱狂と陶酔にただ落とし込んでいるだけにすぎない。証拠が示されたら私も信用していいがこれでは無理だ。この手法は甘いものでも大麻でも酒でも麻薬でも同じ、古くから支配者が行う奴隷支配のやり方だ。

そもそもトランプについても考えてみたほうがよい。女性遍歴が叩かれているならまだましで、財閥レベルの金持ち(ロックフェラーやロスチャイルドがなぜダメでトランプ財閥は良いのだ?)、息子はシオニストど真ん中、日本には略奪レベルの金銭催促は繰り返されてきてアベシは多額を貢ぎ、嘆きの壁で黒帽子をかぶって祈りを捧げ、福音派やキリスト教集団が大規模支持母体であり、フリーメイソン高位でエリザベス女王を素晴らしい方だとツイートし、オバマゲートをツイートしたのは二日前にオバマに自分が叩かれたのが理由だった。

私はここでトランプを叩きバイデンやオバマを擁護する気はない。どちらもクズだと言いたいだけである。そもそも政治家など誰も信用できず、大財閥の人間など信用に値せず、やってきた行動の一貫性のなさからも信用に値しない。それはQアノンも同じであり、よってQアノンはトランプ陣営の自作自演か、より大きな支配者による情弱コントロールと思っている。つまりバレてきた悪に対して正義の味方(本当は違うが)を作り、また同じ支配体系を作り出していくという昔ながらのやり方にすぎない。よく言ってもヤクザ同士の抗争にすぎん。

結局いつも奴隷根性から何かに飛びつく人しかいない。陰謀論者というのは常に同じであり、Qアノンに飛びつく人もまた同じである。ネット民は安いプライドを守るために、Qアノンでも珍コロ怖い詐欺でも、間違っていてもウソであってもそれを貫き通すしかない。世の中のすべてがウソであり人類のすべてがウソつきであると思っている私には、何の価値もない発想である。そのような人々と私が会話することはあり得ないし、こんな情弱だけの人類が世界を変えることなど、できるわけはないのである。

マイコメント

Qアノンは日本でも有名で、特にトランプを支持する人には絶大な人気があります。

しかし、内海氏が書いているように、その主張には一貫性がなく、実質的な証拠も

ないので、信用しない方が良いと言えます。

これはコブラ情報も似たようなものです。

何を持ってその裏付けとするかと言われれば、自分の内心に起こるものとしか

言いようがないのだが、読んでみても聞いてみても「違和感」が漂い、信用できない

と判断するしかないものです。

やはり、すべては自分の心に聞いてみるしかないものと思います。

もしかしたら、その正体は人工知能かもしれません。

コメント

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