世にも奇妙なフツーの話「アシュタール:会社に勤めている人も個人事業主・・・」
ここ20年で年収500万円が300万円に・・・
20年くらい前はサラリーマンの平均年収は
500万円くらいだったらしい。
今は・・
300万円を下回るくらいにまで落ちているらしい。
そして、税金は増える・・手取りは減る・・
実質手取りは16万円くらい??
これから上がる要因は見つけられないし・・
反対にまだ減少するような雰囲気になってきてる。
これ以上給料が下がったらホントにもう生活できなくなるよ。
って思ってたらアシュタールからメッセージが
来ましたのでお伝えしますね^^
「会社に勤めている人も個人事業主」by アシュタール
「こんにちは こうしてお話できることに感謝します。
我慢するからです。
我慢するからもっと我慢しなければいけない現実を
創造してしまうのです。
減ってもそこで何とかしようと考えてしまうからです。
減ったからどうしようと考える前に、どうやって節約しよう、
どうやって乗り切ろうと思ってしまうからです。
思考がどんどん内向きになってしまって、小さくする方向へ
向かってしまうから、そういう現実を創造してしまうのです。
そして、その大きな原因が働かせていただいているという
思考です。
働かせていただく・・だから、少々のことも我慢しなければ
いけないと思ってしまうのです。
会社の偉い人が上、自分は働かせていただく身分だから下
だという階級的な考えが出来てしまっているのです。
明治以降の資本主義の考え方がまだずっとあるのです。
資本家が上である意味主人的な考えですね。
主人の命令を聞かなければ排除されてしまうという恐れが
あるので、自分の主張が出来ないのです。
人権という考えもありません。
自分の権利を主張するなどもってのほか、働かせていただく
(使っていただく)だけでもありがたいことだと思い込んで
しまっているのです。
だから、働かせていただくのに贅沢は言ってはいけないと
思うその気持ちが伝わって資本家たちは好きにあなた達の
報酬を減らす方向へ考えるのです。
働けるならば少々は我慢しますと思ってしまうから
どんどん条件が悪くなっていくのです。
派遣社員という立場を見ればわかると思います。
仕事が出来るならば少々我慢しますという立場でいなければ
いつ首を切られるかわからないと思って常に恐れるという
ことになっていませんか?
働かせていただくのではありません。
企業(会社)と社員は同等なのです。
社員がいなければ会社は成り立たないのです。
社員が会社を回しているのです。
だから堂々と自分の権利を主張してください。
会社も社員も同じ立場、平等だということを主張し、
正当な報酬、権利を主張してくださいということです。
そうしていかなければいつまでも減らされ続けます。
我慢し節約することばかり考えていたら、そのような現実
しか創造できなくなるのです。
会社で働かなくても収入を得ることはできます。
会社で働かせていただかなくても個人で仕事をすることは
出来るのです。
個人で仕事をする人が増えれば社会も変わっていきます。
個人で仕事をすれば自分で報酬を決めることが出来ます。
誰かに報酬を決められ、仕事を決められ、気の合わない
人と仕事をする必要はなくなるのです。
すべて自分で決めることが出来ます。
自分の権利が戻ってきます。
会社に勤めている人も、自分は個人事業主だという意識を
持ってください。
そうすれば働かせていただいているという意識は
なくなります。
個人として会社と契約していると思うことが出来ます。
そのことをしっかりと認識出来ればあなたの意識が
変わりますので、搾取されることが少なくなります。
(すぐに搾取がすべてなくなるということはありませんが
搾取から抜けられる方向へ動いていきます)
会社に勤めていようとあなたは個人事業主なのです。
会社と契約をして、会社と五分五分で仕事をしているのです。
下請けといわれている人たちも同じです。
仕事を減らされたくないから無理な要求も我慢して何とか
乗り切ろうと節約したりしてその要求を受けてしまう・・
だから、もっとムリな要求をされるようになる。
そのような話はよく聞くとお思います。
働かせていただくという意識だとこの例えと同じことに
なってしまうということです。
我慢をすると我慢の回路が開きます。
我慢が我慢を呼ぶということです。
あなたに愛をこめてお伝えいたします。」
ありがとう、アシュタール! 感謝します。
マイコメント
この20年間で年収が500万円くらいから300万円を下回るまで下がったというのは
ものすごいことです。
政府が出してくる人材派遣法の改正に伴い、人件費が切り詰められやすい下地が
出来、企業はそれを最大限に活用しましたが、私たち国民も職業の自由な選択を
かっこいいものとしてとらえた部分があったように思います。
その思考の流れの変化をもたらしたのはマスコミです。
終身雇用は古いやり方で雇い主から定年までこき使われるというイメージを
マスコミが展開し、そうではなくもっと自由にいろいろな職業を選んでいくのが
これからの新しいライフスタイルであり、それには派遣型労働がもっともふさわしい
と刷り込まれていたのを覚えているだろうと思います。
同時に能力中心主義の考え方が展開され、能力がある人ほど高収入が得られるという
ことで、そこにも派遣型労働の利点としてマスコミがもてはやしたと思います。
それが国民の間に浸透するにつれ派遣労働者も増えていきましたが、企業がそれに
応じて人件費を大幅に下げていくという流れは予測していなかったと思います。
私たちの考え方が浅はかだったのかもしれませんが、その考え方の変化が今の年収
低下をもたらしたとも言えるものです。
もし、当時国民が終身雇用で雇用の安定性と収入の安定性をもたらしていることを
理解して人材派遣法に反対の意思を示していればここまで至らなかったかもしれ
ません。当時野党が人材派遣法に反対したのは職業選択の自由が逆に奪われ雇用の
流動化が進むことを懸念したからであり、収入の低下が起こることを予見しての
ものではありませんでした。
だから、ある意味私たちはグローバル化の流れの中で騙されていたとも言えます。
アシュタールが言いたかったのはこうした収入低下の流れの中にあって私たちが
仕方がないと我慢した結果だだということです。
数年前に労働者の不足が叫ばれ特に労働がきつい諸種が敬遠されるようになりま
したが、それと同時に時間給がだんだん上がっていった経緯があります。
これを考えてみると国民の不満がたまると経営者としても賃金を上げて労働力を
確保しないと会社が立ち行かなくなるという明確な事例を出してくれたことです。
そう考えると私たちにも企業経営者のやり方を変えさせる力があるということです。
だから我慢すべきではないということです。十分な賃金が得られない仕事につかない
という選択を続ければおのずと賃金が上昇するということです。
また、個人レベルにおいても妥協しないことですね。
自分の求める条件のある仕事が見つかるまで辛抱強く探すということです。
多くの人が妥協してしまうので、賃金が低く保たれてしまいます。
それが経営者の方でその賃金では人が来ないとわかれば上げざるを得ないからです。
また、アシュタールの語るように私たちは労働者と言っても経営者と同じ位置に
立っているということを認識することです。
そうすることで経営者からの無理な要求を断る余裕も生まれます。
サービス残業なんかはそのひとつですね。
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