Facebookがついにトランプ大統領の投稿を削除、理由は「新型コロナの誤報を広めたため」

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Facebookがついにトランプ大統領の投稿を削除、理由は「新型コロナの誤報を広めたため」

Facebookがアメリカのドナルド・トランプ大統領による投稿を「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する誤報を広めた」として削除しました。

Facebook removes Trump post for spreading COVID-19 misinformation
https://mashable.com/article/facebook-removes-trump-post-coronavirus-misinformation/

2020年5月、Twitterがトランプ大統領の投稿したツイートに対して初めて「誤解を招く可能性がある」というラベル付けを行いました。

Twitterがトランプ大統領のツイートに初めて「誤解を招く可能性がある」とラベル付け – GIGAZINE


このラベル付けにトランプ大統領は激怒。即座にソーシャルメディアとの対決姿勢を明らかにし、TwitterやFacebookといったプラットフォームがアメリカにおける「言論の自由」を侵害しているとして、ソーシャルメディアを標的とした大統領令に署名しました。

トランプ大統領が「表現の自由」のためにソーシャルメディアを標的とした大統領令に署名 – GIGAZINE


トランプ大統領の強引な姿勢に対してTwitterは「今後も事実かどうかの指摘を行い続ける」とした一方で、Facebookのマーク・ザッカーバーグCEOは「民間企業は『真実の決定者』になるべきではない」「政治的な発言は民主主義の中で最もデリケートな部分の1つであり、人々が政治家の発言を見られるようにすべきです」として、Twitterのファクトチェックを批判しました。

Twitterは政治的発言のファクトチェックを行うべきでないという考えをFacebookのCEOが表明 – GIGAZINE

しかし、Facebook社内からはザッカーバーグCEOの対応への非難が噴出。ザッカーバーグCEOの方針についていけないとして退職する従業員まで登場しました。

「トランプ大統領のソーシャルメディア検閲問題」に関してFacebook社員がザッカーバーグCEOの対応を公然と非難 – GIGAZINE


最終的にFacebookは暴力コンテンツに関するポリシーの見直しを実施すると発表していました。

FacebookがSNS検閲問題を巡り暴力コンテンツのポリシーの見直しを実施予定 – GIGAZINE


多くの批判を集めながらも「政治家の発言は広く見られるようにすべき」という方針を守り、検閲を行うことをためらい続けてきたFacebookですが、2020年8月5日(水)にトランプ大統領の公式Facebookページ上に投稿された1本のムービーを削除しました。Facebookの広報担当者はムービーが削除された理由として「新型コロナウイルスに関する誤報を広めたため」と説明しています。

なお、削除されたムービーというのは、トランプ大統領のTwitterアカウントでも投稿されている以下のものであると考えられています。ツイートされたムービー自体はすでに削除されていて再生することはできませんが、トランプ大統領のツイートは記事作成時点で9000回以上リツイートされ、3万回以上いいねされています。なお、海外メディアのMashableによると削除されたムービーは「子どもはほとんど、間違いなく、新型コロナウイルス感染症に対する免疫がある」と語るものだったそうです。

マイコメント

ついにFacebookがそこまでやったのか!

という感じですね。神をも恐れぬFacebookということですね。

もっとも神はいませんけどね。

よほど公開されては都合の悪い情報だったのだと思います。

コメント

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