ドイツの街に、ひとりで散歩をする馬がいる…人々が優しく見守る理由
ヨーロッパで乗馬をする人は珍しくないですが、さすがに町を放浪している馬はそう見かけません。
ドイツのフランクフルトには、飼い主なしで1頭で散歩する馬がいるそうです。
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馬の名前はジェニー。
かつては飼い主を乗せて毎日同じルートを14年間散歩し続けたのですが、飼い主が高齢になり乗馬ができなくなりました。
するとジェニーはひとりで散歩するようになったのですが、毎日のぶらぶら歩きが問題になったことはありません。
乗馬ができなくなった飼い主は、最初の1か月ほどは一緒に歩きましたが、ジェニーはひとりでも大丈夫と判断したそうです。
地元の人はみんなジェニーのことをよく知っており、気にかけてくれます。ごほうびを与え、安全に家に戻れるようにしてくれるとのことです。
特に今年は、新型コロナの影響で閑散とした街の雰囲気を明るくしてくれる存在で、ジェニーを見かけた人はあいさつをするのだとか。
1日だいたい15~20kmくらいを歩くそうです。
2019年のドキュメンタリー
2020年のドキュメンタリー
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