「こんにちは こうしてお話できることに感謝します。
提示された選択肢の中から選ばなければいけないと
思わないでください。
提示された選択肢の中にあなたが求めているものが
なければ、この中にはありませんと選択することを
断ることが出来るのです。
その選択肢はあなた以外の人が選んだものです。
あなた以外の人が選んだものの中から選ぶ必要は
ないのです。
そうですね。
こう聞くとそうだと思うと思いますが、でも選択肢を
提示されると無意識にその中で選ぼうとしてしまう
という事をわかってください。
無意識にすぐにその中で選ぶ事を考えてしまうのです。
その中に自分の正解があるかのように思ってしまうのです。
そのように教育されてしまっているのです。
学校の試験がそうですね。
いくつかの選択肢を提示され、その中から正解を選びなさいと
いう出題が多いと思います。
それはあなた達に自分で選択肢を作るという事が出来ないと
思い込ませるためのものです。
自分で選択肢を作る、自分でどういう選択が出来るかを
考えるという自由があることから目を背けさせるために
行われている事なのです。
誰かに提示される選択肢ではなく、自分でこれにしようか、
あれにしようか、それともいまは決める必要がないかなど、
あれこれ考えることが出来るのです。
それが自分で選択肢を作るという事です。
無意識を意識に持って行ってください。
誰かに提示された選択肢の中からどれを選ぼうかと
悩んでいる時に、それを悩んでいることを意識してください。
分かりますか?
この中でどれがいいかな?・・と無意識に思っている自分に
気が付いてください。
そうすれば、その中から選ぶ必要がないことが分かります。
もちろんその中に自分が本当に選びたいものがあれば
意識してそれを選ぶこともできます。
レストランに行ってメニューを見て、自分が食べたいものが
なければそこから出てもいいのです。
せっかくメニューを見せてもらったのに、断ったり出たり
するのはレストランの人に悪いと思う必要はないのです。
ここには私の欲しいものはありませんと断ってもいいのです。
もしくは、このメニューにはありませんが私の好きな料理を
作ってもらうことは出来ますか?と聞いてもいいのです。
レストランの人がいいですよ、何をお望みですか?と
聞いてくれればあなたの好きな料理を言ってください。
それはムリですと言われたら、そうですかと言って外に
出ればいいのです。
レストランのメニューの中から必ず選ばなければ
いけないという事はないのです。
でも無意識にそう思ってしまっていませんか?
選挙といわれるものがそうですね。
立候補した人の中から選ぶしかないというシステムです。
その中に支持したいと思う人がいなくても、とりあえず
その中で一番よさそうな人(まだマシな人)を選びましょうと
いう事ですね。
それはおかしな発想だという事です。
自分の生活に直結する人を選ぶのに、仕方がない、他に支持
したい人はいないから、という理由で選ぶのはおかしいのです。
この中にはいませんという選択肢があってもいいのです。
そんなことを言ったら決まりません、誰かを決めないと
政治が出来なくなります・・と思うかもしれませんが、
それも権力者によって刷り込まれた思考です。
誰かに決めないといけない、そのためには妥協するしかないと
思っているから、ずっと妥協しなければいけない現実に
なるのです。
この中には誰もいません・・と庶民が言えば
選挙というシステムができなくなってきます。
選挙は多数決です。
多数決が民主主義と呼ばれるものなのです。
多数決は支配者が決めた選択肢の中から選ぶというシステム
だという事です。
支配者が用意した答えの中から選びなさいという事です。
そして、支配者は庶民がどの選択をしても自分たちにとって
都合のいい答え(選択肢)だけを用意(提示)しているのです。
そして、数字はいくらでも操作することが出来ます。
ですからその選択肢の中から選んでいるといつまでたっても
何も変わらないのです。
ですので、私は選挙というシステムはナンセンスなシステムだと
お伝えしたいと思います。
誰かに提示された選択肢の中からムリヤリ選ぼうとしないで
ください。
その中に自分が欲しいと思うものがあるかどうかを
しっかりと考えてください。
そして、その中になければ選択するものがありませんと
断ってください。
そして自分で選択肢を作り、自分が一番気に入ったものを
選んでください。
誰かが提示した選択肢の中だけで選ぼうとすると妥協する
事になってしまいます。
妥協すると次も、その次も妥協することになってしまい、
ずっと妥協しなければいけない現実を創り続けることになります。
学校で刷り込まれてしまった、誰かが作った選択肢の中から選ぶ
という発想を手放してください。
あなたに愛をこめてお伝えいたします。」
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