神の使いかな?車のトラブルで、夜道を1人で歩いていた女性に近づいてきた鹿、長い道のりをずっと寄り添い続ける
アメリカ、メイン州の深夜、女性の車は沼地にハマってしまい立往生。誰かが通りかかってくれればと、しばらく待っていたが誰も通らなかった。そこは周りが畑に囲まれた片田舎だったのである。
女性に残された手段は徒歩で帰ることだ。幸いにも月がでていたので月明かりを頼りに大きな畑をトボトボと歩いていたところ、1匹の鹿と遭遇。鹿は彼女を護衛するかのように一緒についてきてくれたおかげで、女性はさびしさを恐怖を克服することができたという。
途中で出会った鹿が護衛役をつとめてくれる
4月2日深夜、メイン州カーメルに住むサラ・ホルトさんの愛車のSUBARUが沼地にハマってしまい抜けなくなってしまった。
車なら自宅まであと14~15分の場所だ。距離にして13キロくらいだから歩けないことはない。サラさんは月明かりを頼りに歩いて帰ることにした。
しばらく歩いていると、後ろからなにやらガサゴソと音がする。コヨーテかもしれない!恐る恐る振り返ってみると、なんとそこには1匹のかわいい鹿がいた。
その鹿はとても人懐っこく、サラさんの後をずっとついてきたという。暗い夜道を1人で歩いていたサラさんに心強い相棒ができた。もうこれで寂しくない。
鹿と戯れながら歩いていたサラさん、最初は正しい方向へと5キロ進んだが、途中間違った方向に8キロも進んでしまったようだ。
そして朝方4時半ごろ、通勤の為早朝に職場に向かう女性が運転する車と遭遇。その見知らぬ女性は、サラさんを自宅まで送り届けてくれたという。
鹿にさよならを告げて車に乗り込んだサラさんだが、その鹿は車が見えなくなるまで後を追ってきたそうだ。
道に迷ってしまったため、サラさんがいた場所から自宅までは24キロもの距離になっていたそうだが、サラさんは無事に帰宅することができた。
サラさんは自身のFacebookで
もし鹿と出会わなかったら最悪だったでしょう。鹿は私を励ますかのようにずっとついてきてくれたのです。私は鹿のおかげで寂しさや怖さが薄れていきました。そんな不思議でおとぎ話のようなことが実際に起きたんです!
と話している。
鹿のきまぐれかもしれないし、サラさんが前世で徳を積んでいたのかどうかはわからないが、とにかく鹿がサラさんを助けてくれたことには間違いないようだ。
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