世にも奇妙なフツーの話「アシュタール:距離感の取り方はそれぞれです」
ミナミAアシュタールRadio72
先にお金のことを考えないでください
vol.165「グルグル、グルグル…回ってます!」
vol.166 「先にお金のことを考えないでください」
私は発達障害の児童が学校後、宿題をしたり、公園で活動するのを
支援する仕事をしています。
超次元ライブを見るようになり、私の支援は児童の個性を潰してるのか?
と自問自答している日々です。
集団活動が苦手なだけで、個々の個性はとても素晴らしい児童ばかり。
学校という集団に属することが苦手なだけ。
それはピラミッド社会でいうと、会社に属せない、税金を納められない
と認定されているだけなんだろうと思っています。
私はいつも児童の個性クリエイティブ(アート的な)なところを伸ばす
ことができれば、生活できると信じてます。
そのためのツールを教えてあげたいと思っていても、会社の支援理念で
限界があるのも事実です。
前置きが長くなってしまいましたが【干渉】について質問させて下さい。
発達障害の児童は、知ってる正義、正しさを教えてあげようと、
他児に執拗に関わってケンカになります。
私達はそれを干渉だよと教え、それは先生(スタッフ)が伝えることたから、
しなくていいと教えています。
しかし考えれば考えるほど混乱して、発達障害と定義されている児童たちに
とっての干渉がわからなくなりました。
教えて下さい。よろしくお願いします。
・・・というご質問をいただきましたぁ~^0^
では、アシュタール、よろしくお願いします^^
「距離感の取り方はそれぞれです」by アシュタール
「こんにちは こうしてお話できることに感謝します。
まず最初にお伝えしたいことは、発達障害の児童という目で
見ないでくださいという事です。
発達障害の児童、病気の子、社会に適応できない子、特殊な子
という目で見てしまうとその子をしっかりと見ることが出来なく
なってしまいます。
発達障害という病気はありません。
それはこの方も書いていらっしゃるように集団になじめない、
学校という支配的な制度に従えないというだけの事です。
それは個性です。
病気だとか、何か能力が欠けているなどと言う事はないのです。
そして、子どもはいろいろ経験しながらわかっていくのです。
人との距離感も経験しながらわかっていくのです。
距離感の取り方はそれぞれです。
そして、人によっても違います。
あまり人と密接にかかわりたくない個性もいれば、
密接にかかわりたいと思う個性もいるのです。
密接にかかわりたくないと思う人は同じように密接にかかわり
たくないと思う人と合うのです。
密接にかかわりたくない人と密接にかかわりたいと思う人は
合わないという事なのです。
分かりますね。
気が合う、気が合わないということと同じです。
距離感の取り方の合う人と一緒にいればお互い楽しくなります。
その距離感の取り方、距離感の合う人と出会うためにも
いろいろな体験が必要になるのです。
これはすべての人に言えることですね。
ですから、放っておいてあげてください。
大人がそこでそれはいけない、その距離感はダメですと
言ってしまうと、その子は自分で距離感を取る方法が分からなく
なってしまいます。
放っておいてあげれば、いろいろな経験をして自分の中の
距離感の取り方が分かるのです。
自分の知っている事を教えてあげたいと思うのは子どもだけ
ではありませんね。
自分が正しいと主張したがるのも子どもだけではありませんね。
そこに発達障害児という視点が入ってしまっているので
ただただ干渉していると思ってしまうのです。
子どもは(大人もですが)自分の事を知ってもらいたいと、
理解してもらいたいと思います。
その方法がまだよくわからないだけの事です。
自分と他人の距離をどうとっていいかわからないのです。
ですから、何度もお伝えしますが放っておいてあげてください。
自分で考え、自分で自分なりの距離感を覚えますので放っておいて
上げてください。
そこにその距離感は違います、こうしなさいという事が
干渉になります。
自分がどうしていいのか、人とどう距離を置いていいのかが
分からなくなってしまいます。
発達障害児だから・・ではないのです。
距離感を早くにつかめる人と、どうやって他人と気持ちよい距離を
保てばいいか悩む人がいるのです。
それは個性なのです。
そして、発達障害児だから社会で生きていけないなどと思わないで
くださいね。
そして、だから何かクリエイティブなところを伸ばして上げなくては
などとも思わないでくださいね。
放っておけば自分で好きなことを見つけます。
(これはすべての子どもと同じです)
そして、はっきり言ってしまうと、発達障害児という視点が
彼らには一番つらい事です。
言葉に出さなくても周りの人たちが、この子たちは発達障害児
だからというエネルギーを出すと、それが子どもたちにもわかります。
自分は病気だ、かわいそうな子なんだ、社会的にダメな子なんだ、
将来心配な子なんだ、大変な子なんだと思い込んでしまいます。
そして、自分で殻に閉じこもってしまう事にもなってしまいます。
子どもたちとどうかかわっていいか分からないと思うならば、
まず障害児という視点を外してください。
そして、彼らを信頼し放っておいてあげてください。
子どもは自分で考える力を持っています。
そのパワーを奪わないでください。
子どもの力を信じ、手や口を出さず、見守っていてあげてください。
あなたに愛をこめてお伝えいたします。」
ありがとう、アシュタール! 感謝します。
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