接種年齢に達していないので考えていません
東京オリンピック(五輪)・パラリンピック組織委委員会の橋本聖子会長(56)が28日、都内で定例会見を開き、選手団と大会関係者に無償提供される2万人分のワクチン接種について「まだ年齢に達しておりませんので、(自らの接種は)まだ考えておりません」と現時点の考えを述べた。
ただし「状況が許していただける状況になれば、また相談させていただくことになるかと思っております」と語った。
国際オリンピック委員会(IOC)と米ファイザー社・独ビオンテック社から国民と「別枠」で届けられるワクチン2万人分は、アスリートと接触頻度が高い関係者に打つことが前提になっている。
前日27日には武藤事務総長が「橋本会長は選手村に近づく可能性が高いので、接種の対象になり得る」との見解を示しており、組織委のトップとして、行動予定を鑑みながら接種する必要性は出てきそうだ。 医療体制に支障を来さない形でのワクチンの打ち手については「アスリートの皆さまは6月1日からスタートするということでJOC(日本オリンピック委員会)とJPC(日本パラリンピック委員会)が準備をしてくださっている。
関係者につきましては、東京都と相談をさせていただきながら、医療体制に支障を来さないように接種が可能となるような準備に今、取り組んでいるところです」と説明した。選手団の打ち手は、各競技団体のチーム医師を中心に担当チームが組まれる。そちらは高齢者の優先接種に影響を与えないことが強調されているが、大会関係者については検討の最中にある。【木下淳】
ただし「状況が許していただける状況になれば、また相談させていただくことになるかと思っております」と語った。
国際オリンピック委員会(IOC)と米ファイザー社・独ビオンテック社から国民と「別枠」で届けられるワクチン2万人分は、アスリートと接触頻度が高い関係者に打つことが前提になっている。
前日27日には武藤事務総長が「橋本会長は選手村に近づく可能性が高いので、接種の対象になり得る」との見解を示しており、組織委のトップとして、行動予定を鑑みながら接種する必要性は出てきそうだ。 医療体制に支障を来さない形でのワクチンの打ち手については「アスリートの皆さまは6月1日からスタートするということでJOC(日本オリンピック委員会)とJPC(日本パラリンピック委員会)が準備をしてくださっている。
関係者につきましては、東京都と相談をさせていただきながら、医療体制に支障を来さないように接種が可能となるような準備に今、取り組んでいるところです」と説明した。選手団の打ち手は、各競技団体のチーム医師を中心に担当チームが組まれる。そちらは高齢者の優先接種に影響を与えないことが強調されているが、大会関係者については検討の最中にある。【木下淳】
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