酸化グラフェンの分解にN-アセチルシスチンが有効化も
生体適合性の高いN-アセチルシステインはグラフェン酸化物を還元し、グリーンラジカルスカベンジャーとして表面に残留する†。
Valentina Palmieri, ORCID logo ab Enrique A. Dalchiele,c Giordano Perini,a Alessandro Motta,de Marco De Spirito,a Robertino Zanoni, ORCID logo d Andrea Giacomo Marrani ORCID logo *d and Massimiliano Papi ORCID logo *ab
著者の所属
概要
N-acetyl cysteine (NAC) が室温で酸化グラフェン (GO) を還元することを実証した。これは、還元されたGO(rGO)を製造するための新しいグリーンな方法である。NACはrGOの表面に付着し、GOによるグルタチオンの酸化を避けることができることが、いくつかの分光法によって示された。この方法は、グリーンな生体適合性を持つrGOやNACを用いた治療法の製造に新たな可能性をもたらします。
マイコメント
先日の記事でN-アセチルシスチンが酸化グラフェンを分解し、それを好中球がとん食する
することで体外に排泄できるという記事を紹介しました。
私もそのことを知ってすぐにAMAZONで3個購入し手に入れましたが、今現在在庫ゼロ
で再入荷の見込みは立ってないようです。
これは3個セットでしたが、1個なら購入できるみたいです。
早めに手に入れておいた方がいいでしょう。
N-アセチルシスチンはグルタチオンの前駆体物質なので、これを飲めば体内のグルタチオン
を増やすことが出来ます。特に65歳以上はグルタチオン濃度がかなり減っているので好中球
のとん食能力が低下していてグラフェンをほとんど排泄できないそうです。
好中球のとん食能力はペルオキシダーゼという酵素によって行われます。
ヒト好中球由来のミエロペルオキシダーゼ(hMPO)を用いて、低濃度の過酸化水素の存在
下で酸化グラフェン(GO)シートを生分解することを報告する
という記事でも詳細を紹介しました。
この好中球の働きを高めるのがグルタチオンというのがその理由です。
今手にいれて毎食後1タブレット飲んでますが、3日目から疲れがかなり取れましたので
体内代謝の改善にも有効なようです。
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