コロナ真相論客が静岡にそろい踏み 「ワクチン接種した人がばらまいている」と中村医師(高橋清隆の文書館)

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5人の論客 コロナワクチン

コロナ真相論客が静岡にそろい踏み 「ワクチン接種した人がばらまいている」と中村医師(高橋清隆の文書館)

5人の論客がワクチン詐欺を説く


 大橋眞・徳島大学名誉教授ら5人のコロナ真相論客が23日、静岡市内で講演し、新型コロナウイルスの脅威が幻想であることや、遺伝子組み換えワクチンの危険性について語った。

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そろって写真撮影に応じる5論客(2021.9.23筆者撮影)


 この中で、ナカムラクリニック院長の中村篤史医師は、デルタ株にブレイクスルー感染した人のウイルス量が旧来型の新型コロナウイルス感染者のウイルス量の251倍だったとする論文を取り上げ、ワクチン接種済み者が「キャリアー(運び屋)になってばらまいている」と同ワクチンを問題視した。


 講師はほかに、高橋徳・ウィスコンシン医科大学名誉教授や谷本誠一・呉市議会議員、池田利恵・日野市議会議員。主催したのは「慈善事業団体Zen」(小野瀬英利会長)で、正味6時間にわたって講演とパネルディスカッションが行われた。


誇大宣伝される新型コロナ、有害ワクチン買わされた日本

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池田利恵・日野市議会議(2021.9.23筆者撮影)


 池田氏は「子宮頸がんワクチンから新型コロナワクチンまでの流れ~これはPLANDEMICなのか~?!」の題で講演した。池田氏は季節性インフルエンザと新型コロナ騒動の実数を比較。インフルエンザでは1週間の新規感染者が200万人前後で累計1000万人を超えるとニュースになった一方、新型コロナでは「東京で今日250人感染しました」と報じている実態を指摘した。


 ただし、ワクチンについては「2009年-2010年の新型インフルエンザ(H1N1)は昨年の偽パンデミックとそっくりだった」と述べ、カナダから輸入したワクチン1126億円分が1本も使われずに廃棄処分された経緯を紹介した。世界各国で副作用への警戒が強まり、大量にワクチンが余っていた。接種を受けた死亡者数は自然感染による死亡者数の5.7倍に及ぶ。わが国の厚生労働省は年明けの終息を予測していたにもかかわらず、12月8日に輸入を決めた。


 同年12月22日には子宮頸がんワクチンの接種も始まる。グラクソ・スミスクラインのH1N1用ワクチン「アレパンリックス」のアジュバント(免疫増強剤)と子宮頸がん用ワクチン「サーバリックス」のアジュバントは同じ型だったことに、池田氏は後で気付く。


 「今の騒ぎと同じく、子宮頸がんワクチンを大喧伝(けんでん)していた。でも、二十歳未満の死亡者は0人。今とそっくり。予防効果も確認されていない」と糾弾し、副反応に苦しむ少女たちの映像を見せた。



接種した人ほど感染しやすい、「何のためのワクチンか」

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中村篤史・ナカムラクリニック院長(2021.9.23筆者撮影)


 中村氏は「コロナワクチンの問題点」の題で講演した。自然免疫とワクチン誘導免疫とを比較した最近のイスラエルの論文では、2回接種した人(未感染)が新型コロナにかかる確率は自然免疫を持つ人に比べ13倍高いことを説明した。


 イスラエルでは、3度目の接種とともに死者が増えている。日本でも年内に医療従事者、年明けに高齢者の3回目接種が始まる。今後の多発を警告した。


 新型コロナウイルスワクチンを2回接種し、感染を防ぐための抗体をつくるのに必要な2週間を経過した後で感染することを「ブレイクスルー感染」と言う。デルタ株にブレイクスルー感染した人のウイルス量は、2020年3-4月に旧来型の新型コロナに感染した人のウイルス量の251倍だったとの調査論文を紹介した。しかも、中和抗体の量は被感染者より低かった。「要するに、ウイルスのキャリアーになってばらまいているという話。何のためのワクチンか」と問題視する。


 mRNAワクチンの開発者、ロバート・マロン氏は、ファイザー社とイスラエル政府が最低10年間、ワクチンの副作用を隠す合意をしていたと証言した。この事実を挙げ、「この契約によって政府はワクチンの副作用を認めない。日本政府も契約を結ばされている」と指摘した。


 入院患者の9割以上が接種済みの病院で64人が感染死した沖縄県うるま市の例に触れ、「接種した人がばらまいているのか? 打っている人がなぜ感染するのか? 怒らなければいけない」と促した。


 その上で、「ワクチン接種こそ、変異株を生み出す元凶である」というリュック・モンタニエ博士(ノーベル医学生理学賞を受賞)の言葉を紹介した。



肺炎死は減少、感染症は注射の口実 「PCRが全ての元凶」

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大橋眞・徳島大学名誉教授(2021.9.23筆者撮影)


 大橋氏は「ワクチンは必要ですか」の題で、自作のイラスト絵を見せながら講演した。PCR検査について「テレビで毎日毎日言うから検査の道具だと思われているが、病原体の検査に使えるか、誰も確認していない」と切り出す。「ワクチン同様、検査法として確立するのに5年、10年かかるものが、わずか1週間か2週間でできるわけがない」と客観視した。


 肺炎を原因とする死亡が毎年約10万人あることを挙げ、「べらぼうに増えたというなら、新しい感染症が増えたことになる。しかし、死者の数は去年少し減っている」と指摘。「いわゆる中国・武漢発のSARS-CoV-2という遺伝子を持った病原体がまん延したのか? これが問題。PCRが本当に正しい遺伝子を拾っているのか」と疑問を投げ掛けた。


 2019年8月に謎の死を遂げたPCR検査の開発者、キャリー・マリス博士の業績を紹介し、「PCR検査はRNAウイルスの検査には使えない。今起きているのは、感染症の問題でなく、どうお注射を打たせるか。その口実として感染症が使われている」と看破した。


 無症状感染があるとする通念に疑問を呈し、「PCR陽性者が無症状期に接触した相手がPCR陽性になると『感染』にされる。しかし、そもそもウイルスを調べていない」と指弾。無症状感染「神話」が健康な人や子供たちにもマスクを着けさせる口実になっているとして、「情報源は全てPCR検査。ここを改善しなければ」と訴えた。


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沖縄の伝統芸能を披露する「琉神」(2021.9.23筆者撮影)












 お昼休憩の間、舞台では静岡を拠点に活動する琉球伝統歌舞集団「琉神」が沖縄の伝統芸能を披露した。


感染率0.6%のために国民全員にワクチン打つ必要あるか

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高橋徳・ウィスコンシン大学名誉教授(2021.9.23筆者撮影)


 高橋氏は「新型コロナと遺伝子ワクチン」の題で講演した。一連のコロナ騒動の問題点として①日常生活の破壊②ワクチンと称する遺伝子注射を挙げる。


 ①では自殺者が11年ぶりに増加に転じたことに触れ、コロナ対策との関連を指摘した。人間生活に必須の条件に愛と健康があるとして、マスクやソーシャルディスタンス、三密を避けることが、これらの妨げになると説いた。社交性には、視床下部で生産されるオキシトシンが大きく関わるという。


 ②遺伝子ワクチンは従来の鶏卵法と違い、DNA/RNAの指示によって人体内で抗原が作成されることを説明。将来の身体への異変や、生殖機能への影響が懸念され、これまで承認された人間の遺伝子ワクチンは1つもないという。


 政府が全国民にこのワクチンを勧める理由は、メリットがデメリットを上回ること。デメリットとして接種後の死亡者が1000人を超えているほか、先行接種した医療従事者のうち、2回目接種後に感冒様症状を発生した確率が50%以上だった事実を挙げた。


 メリットとして、米モデルナ社は「94.5%予防効果があった」と発表している。しかし、3万人を2つのグループに分けた調査で、ワクチン未接種の集団での感染が90人、ワクチン接種者の感染が5人だった。「たった0.6%しか感染しないにもかかわらず、国民全員がワクチンを打つ必要があるのか」と両断した。



PCR詐欺とワクチン死隠すビッグテックと政府連合

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谷本誠一・呉市議会議員(2021.9.23筆者撮影)


 谷本氏は「PCRの偽装とワクチン接種」の題で講演した。ウイルスの検出にPCR検査が使われた根拠に2020年2月4日の厚労省通達があるが、当時は医薬品医療機器等法の承認を受けてない検査試薬だった。「『詐欺をやっている』とユーチューブで話したら、削除された。ビッグテックが政府とつるんで言論弾圧している」とやり玉に挙げた。


 感染症診断におけるPCR検査の無効性について、ポルトガルの裁判所が「信頼性の高い検査法でない」とする判決を出したことや、米国疾病管理予防センター(CDC)が年内に同検査を終了すると発表したことに触れ、「今PCRをやると、『ワクチンが効かないじゃないか』と世論が誘導される恐れがあるから」と推論した。


 ワクチンの効果について谷本氏は、ファイザー製品の注意書きに「予防効果は証明できていません。接種後も引き続き、感染予防対策を講じてください」と書かれていることや、厚労省のホームページにも同様の記述があることを紹介。住民に郵送する接種券の説明書にも、「感染予防効果はないが」との文言が抜け落ちていることが多いという。「職員に尋ねたら、『スペースが限られているから』と答えた。国と自治体も手を組んで打たせようとしている」と批判した。


 さらに、ワクチン接種前の死亡は保健所に報告するのに、接種後の死亡は国に直接報告することになっていることを挙げ、「新型コロナの恐怖をあおれるから。ダブルスタンダード」と指弾した。



「原因分からないこといっぱいある」「新コロ後遺症は大げさ」

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パネルディスカッションに望む4人の専門家(2021.9.23筆者撮影)


 5人の講演の後、池田氏の司会進行によるパネルディスカッションと質疑応答が持たれた。ディスカッションでは、新型コロナ騒動に疑問を持ったいきさつや、世間一般と乖離(かいり)した意見をどう相手に伝えるか、若年層へのワクチン接種が進む中での今後の見通しをそれぞれが語った。


 会場から、「新型コロナがある、なしの議論がある一方で、芸能人がかかってひどい症状が出たと伝えられる。あれは何か」と質問があった。池田氏は、「新型コロナの存在は明確に証明されていないと思っている」と答えた。


 高橋氏は、「同じ。昔から風邪は万病のもとと言って、風邪をこじらせて重症になって死ぬ人は多い。新型コロナのあるなしは知らない。それを新型コロナと言うか、旧型コロナの変異株と言うかはお好きに。ただ、そういう風邪のウイルスは昔からあるわけで、それをわざわざ『新型コロナ』と言って大騒ぎする必要はない」との見方をした。


 大橋氏は、「PCR陽性者を新型コロナ感染者と言っている。たくさんの遺伝子がサンプルに入ると、陽性になりやすい。肺炎で毎年10万人亡くなるが、原因が何か誰も分からない。原因が分からないことがいっぱいある中で、それを騒いでいるだけ。その原因は探る必要ないし、分からないのはむしろ当たり前」と冷静に見た。


 谷本氏は「マスコミは、有名人がコロナで亡くなったことは大々的に報道する。ところが、ワクチン接種後に死んだ有名人、中日の木下(雄介)投手の件では『ワクチン接種』が消えている。うるま記念病院での集団感染も、ワクチン接種に触れてない。マスコミ報道はよくよく吟味しないと一方的に扇動される」と注意喚起した。


 質問した参加者が、「新型コロナ特有のひどい症状があると聞くが、ただマスコミがあおっているだけか」と重ねた。高橋氏は、「よく言われるのは、味覚や嗅覚がおかしくなったとか、後遺症だとか。でも、風邪やインフルエンザでもそういうことはある。それを大げさに言っているだけ」と応じた。

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