ベトナムのタインホア省で、15歳から17歳へのファイザー社ワクチン接種が開始されて3日間で120人の若者たちが入院し接種を中止。他の省では子ども3人が死亡
タイで死亡した場合はワクチンの過剰反応とされている
ベトナムの北部に近いタインホア省で、11月30日から 15歳から 17歳までの少年少女たちへのファイザー社ワクチンの接種が開始されました。
ところが、12月2日までに 120人の若者たちが接種後に入院する事態となり、省保健当局はこのロットによる接種を一時停止する措置をとりました。
ベトナムでは、他の地区で、3人の若者たちが接種後に亡くなっており、それを受けて、ハノイでは 18歳未満へのワクチン接種を中止しました。
ベトナムの報道では、ハノイでは、276,816人の 18歳未満への接種が行われており、その中の 3人が死亡したということになります。
接種後 3日間で若者たちの入院患者が 120名出たタインホア省の報道をご紹介いたします。
120人の子供たちが入院し、タインホア省はファイザー社ワクチン接種を一時停止
120 children hospitalized, province suspends Pfizer vaccine batch
vnexpress.net 2021/12/02
タインホア省は、ファイザー社 Covid-19 ワクチン接種後に 120人以上の学生たちが入院した後、このワクチンロットの使用を停止した。
11月30日以降、タインホア省は 15〜 17歳の子どもたちにファイザー社コロナワクチンを接種している。しかし、12月2日までに、120人以上の子どもたちが吐き気、高熱、呼吸困難などの症状を示した後、病院に入院したと疾病対策センターは語った。
このうち 17人の学生たちが重篤な反応を示したが、健康状態は安定しており、病院で引き続き監視されていると同センターは述べている。これらの学生たちの症状の原因は、当局によってまだ確認されていない。
タインホア省 CDC 代表は、現在のワクチンロットの使用を停止したと述べた。
「私たちにはまだ他のファイザーワクチンのロットもるので、子どもたちへの接種は続けます」と CDC 代表は言う。
一時停止されたロットは保管場所に置かれており、後で大人を含む他のグループに使用される可能性があると付け加えた。
タインホア省総合病院の院長は、ワクチン接種後の副作用は正常なことであるが、成人よりも子どもに発生する可能性が高いと述べた。「反応がある人や失神した人たちは、連鎖反応が起こらないように分離する必要があります」と院長は述べる。
タインホア省 CDCは、27の地区と町に約 11万7,000 回分の Covid-19 ワクチンを配布した。これまで、5万6,700回以上の投与が行われている。
先週、バクジャン市、ハノイ市、ビンフォック市でファイザー社ワクチンを接種した後、3人の子どもが亡くなった。死因は「ワクチンに対する過剰反応」と判断されている。
先週、タインホア省のキムベト靴工場の 4人の労働者たちが、同じく「ワクチンの過剰反応」のために死亡した。
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