未接種者は15人と圧倒的に少ない
東京都内で4日までに、オミクロン株の感染が確認された55人のうち、およそ7割は、ワクチンを2回以上接種していた人で、都は「接種を済ませていても油断せず、対策を徹底してほしい」と呼びかけています。
東京都内では4日までに合わせて55人が、新型コロナの変異ウイルス「オミクロン株」に感染していることが確認されています。
都が、この55人について、ワクチンの接種状況を調べたところ、67%にあたる37人は、2回の接種を済ませていたことがわかりました。
また、3回接種していた人も1人いたということです。
一方、1度も接種したことがない人は15人、1回接種していた人は2人でした。
都は「ワクチンを接種していてもオミクロン株に感染するリスクがあることが明らかになっている。接種を済ませている人も油断せず、感染防止対策を徹底してほしい」と呼びかけています。
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恐れていたことが現実となりそうな気配です。
このブログでもワクチン接種者の方がオミクロンに感染しやすいという海外の記事を先日から
取り上げていますが、どうやら日本でもそうなる可能性が高そうです。
何度も指摘してきているようにワクチン接種者の自己免疫力が著しく落ち、HIVと似たような
経過をたどる可能性が高いので、オミクロンという感染力の強いウイルスを防御出来ないとこ
ろが問題なのです。
先日もオミクロン感染者は近いうちに1万人を超えるだろうと予測記事を書きましたが多分
そうなることでしょう。
また、先日の記事にあるようにオミクロン株は自己免疫力を感染後じわじわと低下させていく
ので今年の春ごろにはどうなっているかと考えると恐ろしくなってきます。
HIV感染症は現在のところ有効な治療法はなく、抗レトロウイルス薬によって進行を抑制
できているだけであり抗レトロウイルス薬を飲まないと病状は進行します。
今回のコロナあるいはオミクロンに対しては先日メルク社が開発した経口薬が抗ウイルス
効果を持つので使えるかもしれません。
が、しかし、感染後12日間一日2回服用でウイルスの増殖を抑えるだけなので、始まった
免疫力低下を抑えたり回復させたりするものではありません。
何となく、ファイザーやメルク社の抗経口ウイルス薬はこれを狙って開発されたのではない
かと思わせるくらいオミクロン感染のタイミングが良すぎるように思えます。
少なくと、自己免疫力がじわじわと低下する疾患に対しては有効な治療法がないのが最大の
問題点で、日本でも今年はこうした疾患が増加してくだろうと思われます。
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