「オミクロン株は普通の風邪」舛添氏が持論 「これが(変異の)最後で、あとは無くなるかもしれない」とも

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舛添氏 オミクロン

「オミクロン株は普通の風邪」舛添氏が持論 「これが(変異の)最後で、あとは無くなるかもしれない」とも

オミクロンは過剰に対応する必要はない

 国内外で猛威を振るっている新型コロナウイルスの新たな変異株であるオミクロン株について、前東京都知事で元厚労大臣の国際政治学者である舛添要一氏が持論を展開。「限りなく普通の風邪」という認識を示した。

 9日にABEMAで放送された『ABEMA的ニュースショー』に出演した舛添氏は「オミクロン株は『ただの風邪』」という一部の声に対して意見を求められると「あえてわかりやすく、極端な言い方をすると」とした前置きをしたうえで次のように述べた。

「要するに、今までの新型コロナウイルスは肺にきて、皆が死んでしまっていた。ところが今回は肺に来ないで上気道。のどと鼻までしか来ない。我々が普通風邪を引いたときと同じ」

 そのように説明した舛添氏は「限りなく普通の風邪に近づいてきている」との認識を示した。さらに舛添氏は「インフルエンザは40度近く熱が出る。熱も出ないので、インフルよりも軽いかもしれない。データが全部集まっていないが、今の世界中のデータだと入院している人が減っている」と続けた。

「神経質になる必要はないのか?」

 そのように問われた舛添氏は「過剰に反応する必要はないと思っている。ウイルスも生き残りたい。たくさんにとりついて、たくさん死んだら生き残れないので、死なせないようにということで肺炎にさせないようになっている。上手く行くと、これが(変異の)最後で、あとは無くなるかもしれないと期待している」とも述べた。

オミクロン株「会食でマスク外せば、ほぼ全員感染」…予防策は従来と変わらず

変異株「オミクロン株」が広がり、感染が急拡大している。

 予防策など注意点は何か。広島大の坂口剛正教授(ウイルス学)に聞いた。

◇  急拡大の背景には、オミクロン株の特徴がある。鼻から喉までの気道上部でウイルスが増殖し、くしゃみなどで広範囲に広がり、短期間で発症するので、爆発的に感染する可能性がある。「デルタ株の約6倍の感染力を持つ」と指摘する論文もある。

 医療従事者が、マスクなど対策をしながら感染した事例もある。会食などでマスクを外した場合は、ほぼ全員が感染してしまう。

 一方、肺の奥で増えるウイルスは少なく、重症化しにくい。ハムスターを使った実験でも、肺炎が起きにくいことが確認されている。

 ワクチンの効果について、英国の研究が報告されている。2回目接種の5か月後だと、オミクロン株の感染を防ぐ効果は5%を切るが、3回目接種の直後なら8割に高まる。入院率も9割近く下がるデータが出ており、重症化を防ぐ効果もある。

 予防策は従来と変わらず、会食などを控え、マスク着用や手洗いを励行することだ。過度に恐れたり、混乱したりせず、冷静に日頃の対策を徹底し、積極的にワクチン接種を受けてほしい。

マイコメント

確かに重症化しにくいので2か月も経てばオミクロンは沈静化するだろうと思います。

問題はオミクロンに感染した後の身体の状態にあり、顕著な症状が出ない代わりに時間を

かけて少しずつ体内での変化が続くでしょう。

これは明らかにワクチン接種者をターゲットにしたウイルスなので今後は自分の体調の

変化に注意しましょう。

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