日本はもう終わりかもしれない
連日、東京都内の山手線や大阪市内の大阪環状線で
すし詰め状態の満員電車で身体をよじりながらも通勤
しては職場に着くなり
「ソーシャルディスタンスを!」
と神経質に叫んでいる人々の姿が定着してる。
先程まであれだけの満員電車に揺られていた状態は
濃密な状態でソーシャルディスタンスどころではない。
誰も疑問に思わないのだろうか。
また通勤電車ですし詰め状態のまま揺られて必死に
電車の吊り輪を握りしめておきながら職場に着くなり
「アルコール消毒を!」
「検温を!」
とヒステリックに叫んでいる姿は異常である。
先程まで誰が握ったか分からない、かつ消毒していない
電車内の吊り輪をあれだけ握りしめていたではないか。
誰も疑問に思わない。
異常である。
これを洗脳状態、もしくは集団催眠状態という。
何かの施設に入る度に検温を求められるが通勤電車に乗る
際に検温をしているだろうか?
していない。
しかし誰も疑問に感じない。
また飲食店や居酒屋でクラスターが発生したと大騒ぎを
しているが連日の満員電車内でクラスターは発生していない。
おかしいとは思わないのだろうか。
もはや世の中全体が集団催眠状態で正論を述べている者が
少数派になり異端視されている。
戦時中の状態と何ら本質は変わっていない。
一体何なのかこの国は。
連日、感染者数が発表されて蔓延防止対策を叫びながら
北京オリンピックは開催している。
PCR検査を開発したキャリーマリス博士本人が感染症
の検査にだけはPCR検査を使用してはならないと言い続けて
きたにもかかわらずメディアや政府はPCR検査に血眼になる。
異常である。
先日、釧路空港から羽田空港に向かう航空機において
理解に苦しむ場面があった。
搭乗手続きを済ませて機内に乗り込む時に私はマスクを
胸ポケットに入れて着用はしていなかった。
空港職員がマスク着用を促してくる。
国土交通省は航空会社にマスク着用のお願いはしているが
強制はしていないと回答している。
にも拘わらず歩く度に職員がマスク着用を促してくる。
機内に入ると女性搭乗員が目をひん剥いてマスク着用を
求めてきた。
2月6日(日)18時30分 釧路空港発 羽田空港行き
ANA4774便
座席24A
でのことである。
荷物棚に荷物を入れようとすると最後尾に立っていた女性
搭乗員がマスク着用を求めてくる。
座ってから着用しますから、と答えると女性搭乗員が怪訝な
目をしながら
「今すぐ着用してください。」
と迫ってきた。
私が荷物を置いているから待てよ、それにマスク着用を強制
する事は強要罪になり刑法223条違反になるよ、と言うと
女性搭乗員は
「我々は法律の事は分かりませんが、規則でマスク着用する
事を約束して頂いたお客様のみご搭乗頂きます。」
と言ってきた。
物には言い方がある。
その口調に不快感を覚えた私は
「もしマスク着用をしない事を理由に客を退場させれば刑法
223条違反、あなたは懲役3年以下若しくは50万円の罰金、
もしくは両方が課せられますよ。」
と伝えた。
このような場面では私は不毛な論争はできるだけしないし、
無駄な労力はしたくないので着席するなりマスクを着用した。
ところがその女性搭乗員は私を怪訝な目つきで見つめたまま
「マスクの着用をお願い致します!」
と言ってきたので私は唖然として
「今、私はマスクを既に着用しているでしょう?」
と言うのだが私の前を離れようとはしない。
すると何と空港職員管理職が機内に入ってきて私の前に立ち
「お客様、マスク着用のご協力をお願い致します!」
と言ってきた。
マスクを着用して着席している客に向かって女性搭乗員と
空港職員管理職とが
「マスクの着用をお願い致します!」
と執拗に言ってくるその姿は異様であり異常であった。
私は唖然として
「ですから、こうしてマスクを着用しているではないですか。」
と言うのだが一向に私の前を離れようとはしない。
異常である。
たかがマスクごときで無駄な議論をしていれば出発時間が
遅れて他の乗客に迷惑をかけるので私はこのような場合は
方便としてマスクを着用する。
事実、その意味でマスクを着用して着席した。
しかし着席してからマスクを着用している私にいつまでも
「マスク着用のご協力をお願いします!」
と怪訝な目をして私を見つめながら言い続ける女性搭乗員と
空港職員管理職。
ようやく空港職員管理職は去っていったが女性搭乗員が
いつまでも私を怪訝な目つきで見つめているので私も腹が立ち、
「あなた、もっと勉強しろ!」
と語気を強めて言った。
すると何とその女性搭乗員は
「これ以上そのような発言をされると安全阻害行為と見なし
ますので、そのようなご発言はお控えください。」
と言った。
何という認識であろうか。
女性搭乗員にもっと勉強しろ、と言う事が安全阻害行為に
なるとはいかなる解釈だろうか。
傲慢にも程がある。
私は思わず怒りを露わにしようとしたが同時に無駄な争い
をしても不毛なので怒りを吞み込んだ。
私がマスクを着用しないまま着席していたならばまだ
そのように言う事の意味も理解できるが、マスクを着用
して着席した私にマスク着用をしつこく求めてくるその姿
が私には理解できず異常だと映った。
全日空はいかなるマニュアル教育をしているのか。
異常である。
規則でマスク着用をしない乗客は機内から降りてもらう
場合もありますと機内アナウンスをしていた。
しかしその規則が刑法223条の強要罪に該当し全日空
の対応そのものが刑法223条違反である。
繰り返しになるが国土交通省も航空会社にはマスク着用
はあくまでもお願いであって強制するものではない、との
回答をしている。
この全日空の姿はいかがなものか。
もし全日空の規則でマスクを着用しない乗客を退場させた
場合、この規則と刑法223条の強要罪とはどちらが有効に
なるのだろうか。
恐らく司法も健全な判断ができない状態になっているのでは
なかろうか。
この事例に限らずマスクを着用しない市議を退場させた
大分県臼杵市議会の異常な姿も同様である。
議長の指示が刑法223条違反である。
私はその旨を臼杵市職員にも伝えたが沈黙していた。
何か今、世の中が異常である。
マスクはウイルス感染予防効果はない事が明確になっている。
気休めに過ぎない。
そればかりか組織や企業そのものが堂々と法律違反を犯して
強要罪を繰り返している。
数年後にきっと皆が
「あの時分は皆が常軌を逸していたなあ。」
と回顧する時が訪れるだろう。
今は完全に思考停止社会になっている。
この同調圧力は尋常ではない。
不愉快な思いが消えないまま私は機内の窓から見える空の
眺めを見つめ続けていた。
気を遣ったのか私が一喝した女性搭乗員とは別の女性搭乗員
がドリンクサービス等の際に私に話しかけてきた。
それでも不愉快な思いは終始消えなかった。
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