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新型コロナワクチン 2回目接種後半年で抗体10分の1に 藤田医科大学が実証研究
新型コロナウイルスワクチンの効果について藤田医科大学が行った研究で、2回目の接種から半年後に「抗体の値が約10分の1まで減っている」ことがわかりました。
これは、学内でファイザー製ワクチン接種を受けた医療従事者を対象に行った実証研究で、計測された「抗体価(IgG抗体)」は、ワクチンの効果のうち、「感染予防」効果に関連しているとされています。
今回の研究では、2回目の接種直後に上がった抗体価が、その後、半年で平均約10分の1まで下がることがわかりました。
一方で、3回目の接種を受けると、2回目直後よりも高い水準まで抗体価が上がることもわかっています。
「(今後)重症化しやすいタイプの変異株が流行する可能性も十分考えられる。先に備えるという形で(3回目を)打っていただく(のが良い)」(藤田医科大学医学部 感染症科 土井洋平 教授)
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