平行世界についての考察:よろず屋寸話録から
人は自分が経験したことによって得た知見を、事実として受け入れる傾向があります。
私の場合は、目に見えるこの物理世界とは違った、また別の世界が存在するという確信です。私はそれを皮膚感覚で知る体験をしました。
私は小学校2年生のとき、不思議な存在と友達になったのです。
その頃住んでいた(九州の田舎の)家の裏庭の木の根元で、ある日、体長20cmくらいあろうかという羽の生えた大きなトンボのようなものを見かけたのです。その生き物らしきものは、地上10cmくらいを漂いながら、木の根元に向かって忙しく手を動かしながら何かの作業をしているように見えました。
私は興味が湧いて近寄っていったのですが、不思議なことに、その大きなトンボは人間が近寄っているのに全然逃げないのです。
私はさらに近寄っていき、そのトンボと数十センチの距離になったとき、それが大きなトンボではなく、人間のような頭があったのに気づき、「ああ、なんだ~、人間だったんだ~」と思ったのです(小学2年生の知覚レベルです)。
そこで、その存在の背後から、「ねぇねぇ、君~。何やってんの?」と声を掛けたのです。ですが、その存在は私を無視して、黙々と作業を続けています。
そこで、さらに私は同じ問い掛けをしました。
「ねぇねぇ、君。何やってんの~」
すると、その存在は自分に声掛けをしているとやっと気づいたらしく、くるっと顔を振り返ってこちらを見ました。
その時の表情を今でも覚えていますが、目を見開いてびっくりした顔をして、こちらを見ていました(人間に自分は見えるはずがないと思って油断していたのだと思います)。
私は当時、体長20cmで羽がある存在を、完全に人間だと思い込んでいました。
なぜなら、人間の顔をしていたし、普通に会話もできたのです。
その存在は私に、木の内部の水の流れを調整しているといった話をしました。そうすることで、この木は2倍の大きさになるよと言ったのです。
それから、その存在と会話するのが楽しみになり、学校から帰ると、家の裏庭で夕暮れで暗くなるまでずっとその存在と、お喋りをするようになりました。
とても仲良くなり、今でいう「マブダチ」のような存在になったのです。
世間では、その存在は「妖精」として知られているのだと思います。
こうした体験は私にとって、目に見える世界だけでなく、別の世界が存在するという観念を容易に受け入れる下地になりました。
その他にも成長するに伴い、私は色々と不思議な体験をすることになります。それゆえ、スピリチュアルというのは、私にとってリアルな皮膚感覚で感じる世界でもあったのです。
そんな私が、どうしても皮膚感覚で感じられない観念が、「平行世界」です。
平行世界を並木良和さんは、以下のように説明しています。
・・・<『全宇宙の大転換と人類の未来』、p172~p173から抜粋開始>・・・
起動するまではほぼ静止しているパラレルの世界
パラレルにシフトする際には、意識だけが飛ぶことになります。パラレルの地球に存在する別バージョンの世界は、自分の意識がそこに移行するまでは機能していません。
意識のチャンネルを、あるパラレルに合わせた瞬間、意識がテレポートすることで、その世界が突然「パンッ」と起動するのです。
それまでその世界が動いていないのは、実は現実というのは、毎瞬毎瞬は繋がっていないからです。ですので、パラレルの世界は起動するまでは静止しています。
自分の部屋も、別の部屋にいる家族も、あなたが意識を向けていないその瞬間は、量子力学でいう「量子波」の状態になっています。たとえば、あなたが帰宅して、「ただいま」と言って部屋を見わたした瞬間、つまり観察が始まった瞬間、それまで量子波の状態だった部屋が起動する(存在するようになる)のです。
もちろん、現実をそんなふうに捉えている人は、まだ少ないでしょう。でも、この世界はそういうしくみになっています。
極端な言い方をすれば、「あーおいしかった! あのレストランの食事」と、その時のことを思い出している今この瞬間、そのレストランは存在していません。「あの人、最高にいい店員さんだった」と考えている、まさにその時、その店員は存在していないのです。
つまり、この世界のすべては、そもそも目には見えない「量子波」でできていて、その波動が、僕たちが当たり前に捉えている日常の世界を構成するためには、観察者である“あなた”が必要になるのです。
・・・<抜粋終了>・・・
この説明は理屈としてはわかるのですが、皮膚感覚で感じる「納得感」が私にはありません。
先ほどまでいたレストランの食事を思い出しているその瞬間、そのレストランは存在しないと言われても、私はとまどってしまうのです。「そんなことないでしょ、さっきまで美味しい食事をしていたのに・・・」と言いたくなってしまいます。
もし私に平行世界に移行したとしか思えない体験があれば、その感覚は違ってくるでしょうが、私にはそうした平行世界の体験はありません。
それゆえ、当HPの掲示板で、平行世界は存在しないという書き込みがあったとき、私は皮膚感覚で「そうかもしれない」思ったのです。それは、人間は体験して肌で感じた観念でないと、なかなか受け入れないということでしょう。
また、平行世界の存在は、アカシック・レコードに書かれた過去の記録と矛盾するのではないか、ということもありました。
無数の平行世界があり、人がそうした世界を移行しているのなら、過去の記録も変わってくるはずです。それはアカシック・レコードに書かれた記録を書き替えることになってしまうので、そんなことはあり得ないと思ったのです。
しかしそんな私に、「ヤスの備忘録」のヤスさんから届いたメルマガの記事は、頭をガツンとやられるものでした。
そのヤスさんのメルマガの記事を抜粋して紹介します。
米国のデビー・ソラレスという人物は、地球外生物にコンタクトしたことがきっかけで、アカシックレコードにアクセスできるようになったといいます。
・・・<『ヤスの備忘録』のヤスさんのメルマガ第674回、2021年12月31日号から抜粋開始>・・・
▼アカシックレコードの内容
それでは今回最後のテーマを書く。アカシックレコードの内容について実に興味深い情報があったので、それを紹介する。
いまアメリカのスピリチュアル系で注目されている人物に、デビー・ソラレスがいる。ソラリスは2012年6月と12月に地球外生物にコンタクトされた経験を持つ。それ以来、アカシックレコードの記録とデータをダウンロードできるようになったという。以下はアメリカの大手スピリチュアル系ネット放送局、「Gaia TV」で放映されたインタビューの内容である。
●自身の体験
・私はスピリチュアルな分野とはまったく無縁な人物だった。大学を卒業し、6年間の海軍勤務の後、30年間は環境科学の分野で働いていた。
・しかし、2012年になると私は人類が間違った方向に向かっていると強く感じるようになった。そのため6月のある晩、自分の知るあらゆる手段を使って人類と地球が救済されるように懸命に祈った。私はカトリックの家庭で育ったので、その影響は大きかったと思う。
・すると、祈りを捧げた日から一週間後、私は幽体離脱をした。すると私は巨大な宇宙船の中にいた。そのとき私は50歳であった。私がコンタクトしたのは、「アルクトゥルス星人」と名乗る種族であった。この体験は2012年の12月にも起こった。
・宇宙船全体は金属的ではなく、プラズマの流動体で作られているような感じだった。「アルクトゥルス星人」とはテレパシーで交信した。宇宙船で私はある部屋に通されたが、私を案内してくれた「アルクトゥルス星人」の発するオーラはあまりに強烈で、彼らを直視することはできなかった。
・その直後から私は、ものすごいサイキック能力が開花した。人の考えていることがすべて分かるようになった。それとともに、宇宙のアカシックレコードの記録を自分の脳にダウンロードできるようになった。
●アカシックレコードについて
・アカシックレコードにはあらゆる記録が集積している。もちろん個人の魂の出自についてもだ。人間の魂には他の惑星で生まれたものも多い。アカシックレコードの記録を参照すると、これまでその魂が歩んできたすべての履歴が分かる。
・現在、地球に生きている人類の魂の多くが、他の惑星に出自を持っている。出身惑星に応じて異なった性格を持っている。これは我々一人一人が、「オーバーソウル」と呼ばれる惑星別の種族の魂の一部であることを意味している。これは我々が「オーバーソウル」の一部として、もっと大きな存在であることを示している。
・我々が自分の魂の出自と履歴を知ると、我々の真の存在がなにものであるのかよく理解できるようになる。そのような視点から現在の自分の問題に向き合うと、なにをすべきなのかよく分かってくる。
・宇宙にはさまざまな惑星システムがあるが、特に人類の魂の出自に関係しているのは22種族である。
・どんな個人でもアカシックレコードにアクセスできる。いろんなトレーニング方法があるが、アクセスしたいという意志を強く持つだけで、アクセスが可能になる。そのときに自分の出生日とフルネームを強く思うことだ。
・アカシックレコードの個人の記録は。クリスタルのような状態で保管されている。個々のクリスタルの内部に入って行くと、その個人の魂に関する膨大な記録が出てくる。それは映画を見るような映像として出てくる。
・それにアクセスすると、自分がなんのためにいま生まれてきたのか、そして自分がなにをしなければならないのかが明確に分かってくる。また、自分が生きてきたすべての過去世の体験を見るので、いまの自分が抱えている問題の本質も分かる。このようなことを知ることは、大変な癒しになる。
・また、アカシックレコードの記録から自分の未来も分かる。しかし、その未来を受け入れる必要はない。別の未来を選択し、それに向かって人生を変えることも可能だ。私は自分のガイドに自分の問題を解決するヒントを与えるように願った。すると、正しい医師を受診するようなヒントがあった。実際に私はこの方法で自分の健康問題を解決した。練習は必要だが、誰でもアカシックレコードにアクセスすることは可能だ。
・聖書には「生命の本」という概念が記されているが、アカシックレコードこそこの本そのものである。自分の人生のすべて、この世界の出来事のすべてが記録されている。
・アカシックレコードにアクセスすることは、それをきちんと管理する責任がある。個人のカウンセリングのために彼らのアカシックレコードを見ると、否定的な過去の履歴も見える。私はそれらすべてをクライアントに言うことはない。彼らが受け入れて成長できる範囲に限定している。
・おそらくアカシックレコードに記録しているのは、自分のハイヤーセルフだと思う。アカシックレコードにウソの情報はない。だが、記録されているのは異なった次元における自分の人生や、またパラレルワールドにおける異なった自分の人生も記録されている。
・・・<抜粋終了>・・・
私が衝撃を受けたのは、最後の「記録されているのは異なった次元における自分の人生や、またパラレルワールドにおける異なった自分の人生も記録されている」の部分です。
つまり、アカシックレコードに書かれた過去の記録は一つではなく、無数のパラレルワールドの記録も同時に書かれているというのです。
私は、これを読んで、考えを改める必要があると思いました。
やはり、平行世界(パラレルワールド)は存在するのではないか。私の皮膚感覚では無いと言いたいところですが、アカシックレコードに平行世界の記録がある以上、存在すると考えるしかないと思ったのです。
次に私が感銘を受けたのは、「Tomoko Hoeven」さんの以下の「タイムラインと高次元の世界について」というタイトルの動画です。(「Tomoko Hoeven」さんを「トモコ ヘブン」さんと読んでいいのかわからないので、「Tomoko Hoeven」さんと記します)。
https://www.youtube.com/watch?v=jyL_oe8OEQY
「Tomoko Hoeven」さんはカナダ在住とのことですが、米海軍出身のジーン・ディコード氏のコーディネーターと友人とのことで、その縁でジーン・ディコード氏の情報が入ってくるようです。
この動画で、ジーン・ディコード氏が若い頃に体験した、平行世界に移ったとしか思えない話が語られています。
以下、列記します。
・4分頃
ジーン・ディコード氏がよく遊びに行っていた友人宅に行ったら、そこにあったはずの友人宅の家が忽然と消えて空き地になっていた。
近所の人に聞いたら、その場所は20年前から空き地になっていると言われた。
・7分11秒頃
学生時代に学校のコースで一生懸命に努力してとった2つが、忽然と消えた。
先生に聞いたら、君は最初からこのコースを取っていないと言われた。
・9分20秒頃
知り合いの老婦人のご主人が亡くなり、老婦人にお悔やみを言った。ご主人は亡くなったけれど、3人のお子さんが残されたと言ったとき、老婦人が驚いて、私には一人娘しかいないと言った。
これには、ジーン・ディコード氏の奥さんも驚いた。
老婦人の部屋の写真を見ると、そこにはジーン・ディコード氏も知らない娘さんが写っていた。
これらは、ジーン・ディコード氏の個人的な体験ですが、世界のタイムラインが変わった話も載っていたので、それらを列記します。
・2016年のアメリカ大統領選挙で、トランプではなくヒラリーが勝った世界に移行した。
その世界では、映画『Sex and the City』のタイトルが『Sex in the City』となっていた。
・2019年4月15日に、フランスのノートルダム大聖堂で火災が発生した。
ノートルダム大聖堂の地下で1000年の月日をかけて、イエスキリストの身体を復活させる試みが行われていた(毎年666人の子供が生贄にされていた)。そのイエスの身体に入る予定だったのがルシファーで、キリスト教徒が信じているイエスの復活を演出し、その偽(にせ)イエスによって世界規模の核戦争を起こし、人類を滅亡させる計画だった。
その偽イエスが復活する予定日が2019年4月15日で、その復活を阻止したのが日本人に率いられた18ヶ国で構成されたアライアンスだった。その日、ノートルダム大聖堂に車で向かっていたオバマ大統領の婦人ミシェル(実は男性)は、ノートルダム大聖堂で火災が発生したと聞き、仰天した。
さらに上記の動画以外で、サアラさんから聞いたタイムラインが変わったという話を紹介させていただきます(一度、記事に書いたかもしれません)。
東日本大震災の後、このままいけば日本の半分が海中に没する破滅的なタイムラインに向かっていた。そこで地球に住むアインソフ議会のメンバーが集められ、日本を救うべくタイムラインを換えるオペレーションを行うことになった。
サアラさんは、日本での生活道具の一切合切を捨てて、海外に飛び、そのオペレーションに参加した。
とても興味深い話です。
平行世界を語る中でよくでてくるのが、マンデラ効果ですが、実は私もマンデラ氏は獄中死したというニュースを聞いた記憶があります。
それが、どういうわけかマンデラ氏は生きていて出所したという歴史となっています。
マンデラ効果に関係して、2021年5月10日付けの、ベンジャミン・フルフォード氏のメルマガ(Vol606)から抜粋して紹介します。
・・・<ベンジャミン・フルフォード氏のメルマガ(Vol606)から抜粋開始>・・・
また、以前から言うように南アフリカのネルソン・マンデラは「27年間に及ぶ
獄中生活の後、1990年に釈放された」とされているが、刑務所から出てきた
“マンデラ”は全くの別人(替え玉)だった。そして当時の妻であったウィ
ニー・マンデラも、その数年後に彼と離婚。後に彼女は、出所後のネルソン・
マンデラについて「黒人を裏切った別人だった」と話している。
https://www.standard.co.uk/hp/front/how-nelson-mandela-betrayed-us-says-exwife-winnie-6734116.html
・・・<抜粋終了>・・・
この記事には、ネルソン・マンデラ氏は獄中死したと報道されたかどうかという記述がありません。
仮に本当に獄中死し、それが報道されたケースを考えてみます。
ネルソン・マンデラ氏の名声を利用しようとするグループがいて、そのグループはネルソン・マンデラ氏は実は生きていて、27年間の獄中生活の後に出所したと宣伝する。もちろん出所した人物は替え玉です。
たしかに、こうした可能性はあるとは思いますが、南アフリカの人々がそれで納得するのかという疑問が湧いてきます。
南アフリカの一般大衆に人気の高かったマンデラ氏が獄中死したと報道された以上、マンデラ氏の出所に対し、「なんで生きているんだ!」という声が上がってくるのが必然だからです。その辻褄合わせを説明しなければなりません。
もし、獄中死の報道が無かったとしたら、それこそ獄中死したというニュースを聞いたタイムラインから私たちが移行して、獄中死したというニュースが流れなかったタイムラインに入ったということになります。
真相はわかりませんが、訪問者の方々で判断していただければと思います。
さて、冒頭のデビー・ソラレス氏とジーン・ディコード氏の話ですが、私は彼らが嘘をついているようには思えないのです。
デビー・ソラレス氏がアカシックレコードに平行世界の記録があったと証言しても、個人的な利益を得るでしょうか。
ジーン・ディコード氏に至っては、真実の提供でお金儲けをしないという方針の人だといいます。そんな人が、若い頃の平行世界の体験をねつ造するとはちょっと考えられません。
私には、彼らは本当のことを言っているように思えます。
だとすると、私は平行世界は存在するという観念を受け入れる必要がありそうです。それは私の皮膚感覚とは違いますが、そうした前提で今後も追及を続けていこうと思っています。
最後におまけです。
掲示板に載せたのですが、日本で平行世界を示唆する出来事(事件)があり、新聞に載った話です。
それをここに引用させていただきます。
北海道函館市で偽1万円メダルで買い物をしようとした男性が逮捕された事件があり、新聞に載りました。
男性は昭和65年の刻印がある1万円メダルでコンビニで買い物をしようとして捕まったのですが、不思議なのは、私たちの世界には昭和64年までしかなく、昭和65年は存在しないのです。
しかも男性の1万円メダルには特殊な金属が含まれており、1万円という値段では釣り合わないとのことで、犯罪組織が偽メダルを造ったとは考えにくいといいます(そもそも犯罪に使うのなら、すぐにばれる昭和65年の刻印はしないはず)。
それゆえ、この男性は平行世界から何らかの事情により、私たちの世界に迷い込んだのではないかと言われました。
この事件は2017年に発生したものですが、2012年にも茨城県で同じ事件が発生しています。
その茨城県の1万円メダルですが、以下の日経オンラインで見れます。
https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2204M_T20C12A5CC0000/
私の場合は、目に見えるこの物理世界とは違った、また別の世界が存在するという確信です。私はそれを皮膚感覚で知る体験をしました。
私は小学校2年生のとき、不思議な存在と友達になったのです。
その頃住んでいた(九州の田舎の)家の裏庭の木の根元で、ある日、体長20cmくらいあろうかという羽の生えた大きなトンボのようなものを見かけたのです。その生き物らしきものは、地上10cmくらいを漂いながら、木の根元に向かって忙しく手を動かしながら何かの作業をしているように見えました。
私は興味が湧いて近寄っていったのですが、不思議なことに、その大きなトンボは人間が近寄っているのに全然逃げないのです。
私はさらに近寄っていき、そのトンボと数十センチの距離になったとき、それが大きなトンボではなく、人間のような頭があったのに気づき、「ああ、なんだ~、人間だったんだ~」と思ったのです(小学2年生の知覚レベルです)。
そこで、その存在の背後から、「ねぇねぇ、君~。何やってんの?」と声を掛けたのです。ですが、その存在は私を無視して、黙々と作業を続けています。
そこで、さらに私は同じ問い掛けをしました。
「ねぇねぇ、君。何やってんの~」
すると、その存在は自分に声掛けをしているとやっと気づいたらしく、くるっと顔を振り返ってこちらを見ました。
その時の表情を今でも覚えていますが、目を見開いてびっくりした顔をして、こちらを見ていました(人間に自分は見えるはずがないと思って油断していたのだと思います)。
私は当時、体長20cmで羽がある存在を、完全に人間だと思い込んでいました。
なぜなら、人間の顔をしていたし、普通に会話もできたのです。
その存在は私に、木の内部の水の流れを調整しているといった話をしました。そうすることで、この木は2倍の大きさになるよと言ったのです。
それから、その存在と会話するのが楽しみになり、学校から帰ると、家の裏庭で夕暮れで暗くなるまでずっとその存在と、お喋りをするようになりました。
とても仲良くなり、今でいう「マブダチ」のような存在になったのです。
世間では、その存在は「妖精」として知られているのだと思います。
こうした体験は私にとって、目に見える世界だけでなく、別の世界が存在するという観念を容易に受け入れる下地になりました。
その他にも成長するに伴い、私は色々と不思議な体験をすることになります。それゆえ、スピリチュアルというのは、私にとってリアルな皮膚感覚で感じる世界でもあったのです。
そんな私が、どうしても皮膚感覚で感じられない観念が、「平行世界」です。
平行世界を並木良和さんは、以下のように説明しています。
・・・<『全宇宙の大転換と人類の未来』、p172~p173から抜粋開始>・・・
起動するまではほぼ静止しているパラレルの世界
パラレルにシフトする際には、意識だけが飛ぶことになります。パラレルの地球に存在する別バージョンの世界は、自分の意識がそこに移行するまでは機能していません。
意識のチャンネルを、あるパラレルに合わせた瞬間、意識がテレポートすることで、その世界が突然「パンッ」と起動するのです。
それまでその世界が動いていないのは、実は現実というのは、毎瞬毎瞬は繋がっていないからです。ですので、パラレルの世界は起動するまでは静止しています。
自分の部屋も、別の部屋にいる家族も、あなたが意識を向けていないその瞬間は、量子力学でいう「量子波」の状態になっています。たとえば、あなたが帰宅して、「ただいま」と言って部屋を見わたした瞬間、つまり観察が始まった瞬間、それまで量子波の状態だった部屋が起動する(存在するようになる)のです。
もちろん、現実をそんなふうに捉えている人は、まだ少ないでしょう。でも、この世界はそういうしくみになっています。
極端な言い方をすれば、「あーおいしかった! あのレストランの食事」と、その時のことを思い出している今この瞬間、そのレストランは存在していません。「あの人、最高にいい店員さんだった」と考えている、まさにその時、その店員は存在していないのです。
つまり、この世界のすべては、そもそも目には見えない「量子波」でできていて、その波動が、僕たちが当たり前に捉えている日常の世界を構成するためには、観察者である“あなた”が必要になるのです。
・・・<抜粋終了>・・・
この説明は理屈としてはわかるのですが、皮膚感覚で感じる「納得感」が私にはありません。
先ほどまでいたレストランの食事を思い出しているその瞬間、そのレストランは存在しないと言われても、私はとまどってしまうのです。「そんなことないでしょ、さっきまで美味しい食事をしていたのに・・・」と言いたくなってしまいます。
もし私に平行世界に移行したとしか思えない体験があれば、その感覚は違ってくるでしょうが、私にはそうした平行世界の体験はありません。
それゆえ、当HPの掲示板で、平行世界は存在しないという書き込みがあったとき、私は皮膚感覚で「そうかもしれない」思ったのです。それは、人間は体験して肌で感じた観念でないと、なかなか受け入れないということでしょう。
また、平行世界の存在は、アカシック・レコードに書かれた過去の記録と矛盾するのではないか、ということもありました。
無数の平行世界があり、人がそうした世界を移行しているのなら、過去の記録も変わってくるはずです。それはアカシック・レコードに書かれた記録を書き替えることになってしまうので、そんなことはあり得ないと思ったのです。
しかしそんな私に、「ヤスの備忘録」のヤスさんから届いたメルマガの記事は、頭をガツンとやられるものでした。
そのヤスさんのメルマガの記事を抜粋して紹介します。
米国のデビー・ソラレスという人物は、地球外生物にコンタクトしたことがきっかけで、アカシックレコードにアクセスできるようになったといいます。
・・・<『ヤスの備忘録』のヤスさんのメルマガ第674回、2021年12月31日号から抜粋開始>・・・
▼アカシックレコードの内容
それでは今回最後のテーマを書く。アカシックレコードの内容について実に興味深い情報があったので、それを紹介する。
いまアメリカのスピリチュアル系で注目されている人物に、デビー・ソラレスがいる。ソラリスは2012年6月と12月に地球外生物にコンタクトされた経験を持つ。それ以来、アカシックレコードの記録とデータをダウンロードできるようになったという。以下はアメリカの大手スピリチュアル系ネット放送局、「Gaia TV」で放映されたインタビューの内容である。
●自身の体験
・私はスピリチュアルな分野とはまったく無縁な人物だった。大学を卒業し、6年間の海軍勤務の後、30年間は環境科学の分野で働いていた。
・しかし、2012年になると私は人類が間違った方向に向かっていると強く感じるようになった。そのため6月のある晩、自分の知るあらゆる手段を使って人類と地球が救済されるように懸命に祈った。私はカトリックの家庭で育ったので、その影響は大きかったと思う。
・すると、祈りを捧げた日から一週間後、私は幽体離脱をした。すると私は巨大な宇宙船の中にいた。そのとき私は50歳であった。私がコンタクトしたのは、「アルクトゥルス星人」と名乗る種族であった。この体験は2012年の12月にも起こった。
・宇宙船全体は金属的ではなく、プラズマの流動体で作られているような感じだった。「アルクトゥルス星人」とはテレパシーで交信した。宇宙船で私はある部屋に通されたが、私を案内してくれた「アルクトゥルス星人」の発するオーラはあまりに強烈で、彼らを直視することはできなかった。
・その直後から私は、ものすごいサイキック能力が開花した。人の考えていることがすべて分かるようになった。それとともに、宇宙のアカシックレコードの記録を自分の脳にダウンロードできるようになった。
●アカシックレコードについて
・アカシックレコードにはあらゆる記録が集積している。もちろん個人の魂の出自についてもだ。人間の魂には他の惑星で生まれたものも多い。アカシックレコードの記録を参照すると、これまでその魂が歩んできたすべての履歴が分かる。
・現在、地球に生きている人類の魂の多くが、他の惑星に出自を持っている。出身惑星に応じて異なった性格を持っている。これは我々一人一人が、「オーバーソウル」と呼ばれる惑星別の種族の魂の一部であることを意味している。これは我々が「オーバーソウル」の一部として、もっと大きな存在であることを示している。
・我々が自分の魂の出自と履歴を知ると、我々の真の存在がなにものであるのかよく理解できるようになる。そのような視点から現在の自分の問題に向き合うと、なにをすべきなのかよく分かってくる。
・宇宙にはさまざまな惑星システムがあるが、特に人類の魂の出自に関係しているのは22種族である。
・どんな個人でもアカシックレコードにアクセスできる。いろんなトレーニング方法があるが、アクセスしたいという意志を強く持つだけで、アクセスが可能になる。そのときに自分の出生日とフルネームを強く思うことだ。
・アカシックレコードの個人の記録は。クリスタルのような状態で保管されている。個々のクリスタルの内部に入って行くと、その個人の魂に関する膨大な記録が出てくる。それは映画を見るような映像として出てくる。
・それにアクセスすると、自分がなんのためにいま生まれてきたのか、そして自分がなにをしなければならないのかが明確に分かってくる。また、自分が生きてきたすべての過去世の体験を見るので、いまの自分が抱えている問題の本質も分かる。このようなことを知ることは、大変な癒しになる。
・また、アカシックレコードの記録から自分の未来も分かる。しかし、その未来を受け入れる必要はない。別の未来を選択し、それに向かって人生を変えることも可能だ。私は自分のガイドに自分の問題を解決するヒントを与えるように願った。すると、正しい医師を受診するようなヒントがあった。実際に私はこの方法で自分の健康問題を解決した。練習は必要だが、誰でもアカシックレコードにアクセスすることは可能だ。
・聖書には「生命の本」という概念が記されているが、アカシックレコードこそこの本そのものである。自分の人生のすべて、この世界の出来事のすべてが記録されている。
・アカシックレコードにアクセスすることは、それをきちんと管理する責任がある。個人のカウンセリングのために彼らのアカシックレコードを見ると、否定的な過去の履歴も見える。私はそれらすべてをクライアントに言うことはない。彼らが受け入れて成長できる範囲に限定している。
・おそらくアカシックレコードに記録しているのは、自分のハイヤーセルフだと思う。アカシックレコードにウソの情報はない。だが、記録されているのは異なった次元における自分の人生や、またパラレルワールドにおける異なった自分の人生も記録されている。
・・・<抜粋終了>・・・
私が衝撃を受けたのは、最後の「記録されているのは異なった次元における自分の人生や、またパラレルワールドにおける異なった自分の人生も記録されている」の部分です。
つまり、アカシックレコードに書かれた過去の記録は一つではなく、無数のパラレルワールドの記録も同時に書かれているというのです。
私は、これを読んで、考えを改める必要があると思いました。
やはり、平行世界(パラレルワールド)は存在するのではないか。私の皮膚感覚では無いと言いたいところですが、アカシックレコードに平行世界の記録がある以上、存在すると考えるしかないと思ったのです。
次に私が感銘を受けたのは、「Tomoko Hoeven」さんの以下の「タイムラインと高次元の世界について」というタイトルの動画です。(「Tomoko Hoeven」さんを「トモコ ヘブン」さんと読んでいいのかわからないので、「Tomoko Hoeven」さんと記します)。
https://www.youtube.com/watch?v=jyL_oe8OEQY
「Tomoko Hoeven」さんはカナダ在住とのことですが、米海軍出身のジーン・ディコード氏のコーディネーターと友人とのことで、その縁でジーン・ディコード氏の情報が入ってくるようです。
この動画で、ジーン・ディコード氏が若い頃に体験した、平行世界に移ったとしか思えない話が語られています。
以下、列記します。
・4分頃
ジーン・ディコード氏がよく遊びに行っていた友人宅に行ったら、そこにあったはずの友人宅の家が忽然と消えて空き地になっていた。
近所の人に聞いたら、その場所は20年前から空き地になっていると言われた。
・7分11秒頃
学生時代に学校のコースで一生懸命に努力してとった2つが、忽然と消えた。
先生に聞いたら、君は最初からこのコースを取っていないと言われた。
・9分20秒頃
知り合いの老婦人のご主人が亡くなり、老婦人にお悔やみを言った。ご主人は亡くなったけれど、3人のお子さんが残されたと言ったとき、老婦人が驚いて、私には一人娘しかいないと言った。
これには、ジーン・ディコード氏の奥さんも驚いた。
老婦人の部屋の写真を見ると、そこにはジーン・ディコード氏も知らない娘さんが写っていた。
これらは、ジーン・ディコード氏の個人的な体験ですが、世界のタイムラインが変わった話も載っていたので、それらを列記します。
・2016年のアメリカ大統領選挙で、トランプではなくヒラリーが勝った世界に移行した。
その世界では、映画『Sex and the City』のタイトルが『Sex in the City』となっていた。
・2019年4月15日に、フランスのノートルダム大聖堂で火災が発生した。
ノートルダム大聖堂の地下で1000年の月日をかけて、イエスキリストの身体を復活させる試みが行われていた(毎年666人の子供が生贄にされていた)。そのイエスの身体に入る予定だったのがルシファーで、キリスト教徒が信じているイエスの復活を演出し、その偽(にせ)イエスによって世界規模の核戦争を起こし、人類を滅亡させる計画だった。
その偽イエスが復活する予定日が2019年4月15日で、その復活を阻止したのが日本人に率いられた18ヶ国で構成されたアライアンスだった。その日、ノートルダム大聖堂に車で向かっていたオバマ大統領の婦人ミシェル(実は男性)は、ノートルダム大聖堂で火災が発生したと聞き、仰天した。
さらに上記の動画以外で、サアラさんから聞いたタイムラインが変わったという話を紹介させていただきます(一度、記事に書いたかもしれません)。
東日本大震災の後、このままいけば日本の半分が海中に没する破滅的なタイムラインに向かっていた。そこで地球に住むアインソフ議会のメンバーが集められ、日本を救うべくタイムラインを換えるオペレーションを行うことになった。
サアラさんは、日本での生活道具の一切合切を捨てて、海外に飛び、そのオペレーションに参加した。
とても興味深い話です。
平行世界を語る中でよくでてくるのが、マンデラ効果ですが、実は私もマンデラ氏は獄中死したというニュースを聞いた記憶があります。
それが、どういうわけかマンデラ氏は生きていて出所したという歴史となっています。
マンデラ効果に関係して、2021年5月10日付けの、ベンジャミン・フルフォード氏のメルマガ(Vol606)から抜粋して紹介します。
・・・<ベンジャミン・フルフォード氏のメルマガ(Vol606)から抜粋開始>・・・
また、以前から言うように南アフリカのネルソン・マンデラは「27年間に及ぶ
獄中生活の後、1990年に釈放された」とされているが、刑務所から出てきた
“マンデラ”は全くの別人(替え玉)だった。そして当時の妻であったウィ
ニー・マンデラも、その数年後に彼と離婚。後に彼女は、出所後のネルソン・
マンデラについて「黒人を裏切った別人だった」と話している。
https://www.standard.co.uk/hp/front/how-nelson-mandela-betrayed-us-says-exwife-winnie-6734116.html
・・・<抜粋終了>・・・
この記事には、ネルソン・マンデラ氏は獄中死したと報道されたかどうかという記述がありません。
仮に本当に獄中死し、それが報道されたケースを考えてみます。
ネルソン・マンデラ氏の名声を利用しようとするグループがいて、そのグループはネルソン・マンデラ氏は実は生きていて、27年間の獄中生活の後に出所したと宣伝する。もちろん出所した人物は替え玉です。
たしかに、こうした可能性はあるとは思いますが、南アフリカの人々がそれで納得するのかという疑問が湧いてきます。
南アフリカの一般大衆に人気の高かったマンデラ氏が獄中死したと報道された以上、マンデラ氏の出所に対し、「なんで生きているんだ!」という声が上がってくるのが必然だからです。その辻褄合わせを説明しなければなりません。
もし、獄中死の報道が無かったとしたら、それこそ獄中死したというニュースを聞いたタイムラインから私たちが移行して、獄中死したというニュースが流れなかったタイムラインに入ったということになります。
真相はわかりませんが、訪問者の方々で判断していただければと思います。
さて、冒頭のデビー・ソラレス氏とジーン・ディコード氏の話ですが、私は彼らが嘘をついているようには思えないのです。
デビー・ソラレス氏がアカシックレコードに平行世界の記録があったと証言しても、個人的な利益を得るでしょうか。
ジーン・ディコード氏に至っては、真実の提供でお金儲けをしないという方針の人だといいます。そんな人が、若い頃の平行世界の体験をねつ造するとはちょっと考えられません。
私には、彼らは本当のことを言っているように思えます。
だとすると、私は平行世界は存在するという観念を受け入れる必要がありそうです。それは私の皮膚感覚とは違いますが、そうした前提で今後も追及を続けていこうと思っています。
最後におまけです。
掲示板に載せたのですが、日本で平行世界を示唆する出来事(事件)があり、新聞に載った話です。
それをここに引用させていただきます。
北海道函館市で偽1万円メダルで買い物をしようとした男性が逮捕された事件があり、新聞に載りました。
男性は昭和65年の刻印がある1万円メダルでコンビニで買い物をしようとして捕まったのですが、不思議なのは、私たちの世界には昭和64年までしかなく、昭和65年は存在しないのです。
しかも男性の1万円メダルには特殊な金属が含まれており、1万円という値段では釣り合わないとのことで、犯罪組織が偽メダルを造ったとは考えにくいといいます(そもそも犯罪に使うのなら、すぐにばれる昭和65年の刻印はしないはず)。
それゆえ、この男性は平行世界から何らかの事情により、私たちの世界に迷い込んだのではないかと言われました。
この事件は2017年に発生したものですが、2012年にも茨城県で同じ事件が発生しています。
その茨城県の1万円メダルですが、以下の日経オンラインで見れます。
https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2204M_T20C12A5CC0000/
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