終息後も着用4割だが外したいと思っている人は6割
新型コロナウイルスの感染拡大から２年が経過し、比較的重症化しにくい変異株「オミクロン株」が流行する中、マスクをいつ外せるかに関心が集まりつつある。ライオンの調査では、コロナ終息後も日常的に着用したいと回答したのは４割弱で、マスク着用をやめたいと思っている人も多いようだ。
調査は昨年１１月にインターネットで、１８～６９歳の男女６００人を対象に実施した。マスクの着用について、「終息するまで継続したい」との回答が６４％だったのに対し、「終息後も日常的に行いたい」は３８％にとどまった。
他の感染対策では、手指の消毒剤を終息後も使用する人は３６％にとどまる一方、小まめな手洗いは終息前、終息後ともに６割強が実施したいと回答。コロナ前からの習慣については、抵抗が少ないとみられる。
感染拡大初期から治療に携わってきた防衛医科大学校の藤倉雄二准教授は、マスクには熱中症など健康上のデメリットもあると指摘。ウイルスが再び強毒化するなどの変化がなければ、「換気が不十分で密な環境では着けた方がいいが、それ以外では外していい」との考えだ。
現在は体育の授業でもマスクを着けている学校が多く、暑い季節が近づく中、不安に思う人も少なくない。日本社会は同調圧力が強くマスクを取りにくい空気がまん延しているとの指摘もあるが、藤倉氏は「マスクを外すタイミングをそろそろ本格的に議論すべきだ」と呼び掛けている。
マイコメント
こうした統計情報を見ていつも思うのだが、最初から結果ありきでその部分だけ切り取り
報道している印象を感じる。
最初の質問で「終息するまで続けたいか？」と問われ64％がそう思うと答えているという
ことは残りの38％は続けたいと思っていないということになり、その64％の人も終息すれ
ば外したいと思っているということなので、実際には終息すればマスクを外したいと思って
いる人が3人中2人いるということです。
また、「終息後も日常的に使いたいという人は38％」ということなので、残りの6割の人は
外したいと思っているということです。
従って統計上の多数決の原理に沿えば、この結論は続けたい人が4割ではなく外したいと思
っている人が6割もいるのですから、数の多い「外したいと思っている人が6割いる」
というのが、今回の調査結果の答えになると思います。
コメント
海外ではマスク着用義務が撤廃しましたが日本はいつになるのでしょう。ニュースで医師会の人がマスク外すのはコロナ終息するまでと言ってました。マスク着用は、息苦しいし、健康にもよくないと思いです。屋外ではマスク外して屋内だけマスクとしたらいいのになと思います。慣れてきて、マスクしていてもいいという人達が多いようです。政府がマスク外してもいいですよという日が早く来てほしいです
マリー 様
海外はマスク着用を政府からの命令で国民の義務としていたのを解除したので
義務を守る必要がなくなったからです。
ところが日本は政府からの着用義務ではなくマスコミなどを利用したお願いや
着用な必要と言う動機づけによってなされているところが違います。
従って日本は政府が義務として発令してないので、国民世論でマスクの必要性
がないという声が高まらないと無理でしょう。
まして、政府は義務として発令してないので政府が着用を止めなさいと言える
筋合いがないのでそうした政策が出てこないのです。
そのため、日本の場合はこのまま続くでしょう。