阿武町の4630万円誤給付問題、原因は職員の人事異動?4月から新人に業務 田口翔容疑者を逮捕

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阿武街 社会問題

阿武町の4630万円誤給付問題、原因は職員の人事異動?4月から新人に業務 田口翔容疑者を逮捕

行政ではこうした事件が起きても個人責任は問わないという判例がある

山口県阿武町で24歳男性に間違って新型コロナウイルス用の給付金4630万円を振り込んでしまった問題で、ミスが発生する直前に阿武町が人事異動を行っていたことが分かりました。
これは複数のメディアが報道した情報で、3月まではベテラン職員が担当していた出納室(2人体制)の人事異動があり、誤給付が起きた時期には新人の職員が対応していたとのことです。

しかも、今まで3人体制だった出納室の人数を人件費削減の一環で2人体制に変更したばかりで、これが今回の騒動を引き起こした最大の原因ではないかとネット上で指摘を受けています。
メディアだと給付金を勝手に使って逮捕された男性・田口翔(たぐちしょう)容疑者に注目が集まっていましたが、こうなってくると話が変わってくると言え、阿武町の対応の遅さを含めて、行政として適切な体制や対策をしていたのかと強い疑問を感じるところです。

給付金を返還しない男性に問題があるのは大前提として、そもそも振り込む前に2重のチェックを行政側がしなかったのか調査する必要があるかもしれません。

【速報】山口・阿武町4630万円誤給付問題で田口翔容疑者を逮捕 電子計算機使用詐欺容疑
https://www.fnn.jp/articles/-/362201

山口県・阿武町が24歳の男にコロナ関連の給付金4630万円を誤って振り込んだ問題で、警察は誤給付と知りながら使ったとしてこの男を逮捕しました。

電子計算機使用詐欺容疑で逮捕されたのは、阿武町の無職、田口翔容疑者(たぐち・しょう24)です。

田口容疑者は、自身の口座に振り込まれた、4630万円が阿武町のミスにより誤って入金されたと知りながら、4月12日、自身のスマートフォンを使って、400万円を振り替えることにより不法な利益を得た疑いがもたれていま

マイコメント

24歳移住者「ハンコ必要」銀行で豹変

当の24歳の男性ですが、2430万円振り込まれた後役場職員が当人に返還を依頼し
銀行へ付き添いで行く途中で態度が変わったとされている。

 人口およそ3000人の阿武町。宮本武蔵と巌流島で戦った、佐々木小次郎が眠るとされる墓があるなど、小次郎ゆかりの伝説が語り継がれる町です。

 空き家を有効活用するため、移住者を積極的に受け入れている阿武町。男性はおととし10月、山口県内から一人で移住してきたといいます。

 阿武町・中野貴夫副町長:「4月8日、当初、男性は金を返す気でいたため、役場職員と共に、金が振り込まれた宇部市の銀行まで車で向かいました」

 男性は、給付金の振込先を阿武町から車で2時間の場所にある宇部市内の銀行を指定していたため、4630万円はその口座に振り込まれました。

 “金を返す気でいた”という男性と共に、役場の職員が銀行に向かったところ、車中で男性は、こう話したといいます。

 男性:「銀行へ行くならハンコが必要だ」

 そこで100円ショップに立ち寄り、認め印を購入。宇部市内の銀行に到着しました。ところが、男性は銀行の入り口で突然、次のように話したといいます。

 男性:「やはり、きょうは手続きしない。後日、公文書を郵送してくれ」

 男性のこの発言から、事態は急転していったのです。

 中野貴夫副町長:「突然、手続きを拒否されたその日(先月8日)のうちに、たぶんでありますが、職員と別れた後、本人がカード決済により、多額のお金の引き出しをしていて、その後も、ほぼ毎日お金を動かし、2週間弱で、ほぼ全額が口座からなくなっていたことが判明致しました」

引用→https://www.khb-tv.co.jp/news/14620109

当人が返還途中で態度を豹変させたとありますが、「そもそも誤振り込みがなければ今回の騒動に
発展することもなかった」とめざまし8の谷原章介氏が語っていることからも役場にも責任ある
だろうと思います。

これが一般の会社なら相当大きな問題になり担当者は首、監督不行き届きで上司も懲戒対象と
なるでしょう。役場だから許されるというのも変な話です。

ただ、今年春以降今までとは考えられない事件が多発していて、この点も妙です。



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