2万人以上のボランティアやる人なんかいるの?
岸田文雄政権が、目玉政策「デジタル田園都市国家構想」の基本方針をまとめた。この構想の柱の一つが「デジタル推進委員」。高齢者などにスマートフォン操作を教えるボランティア的な役割で、政府は2022年度中に全国で2万人以上を確保する方針を掲げる。ただ、具体的にどんな活動をするのかはナゾだ。インターネット上では、そもそも無給で「そんなに人が集まるの?」と疑問の声も上がっている。
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デジタル相が任命するスマホ指導員?
デジタル推進委員は一体、何をするのか。
デジタル庁のホームページに掲載された募集要項によると、企業や団体の主催するセミナーなどでスマホ操作を教えたり、セミナーへの参加を促したりするのが主な仕事だ。近所の高齢者を訪ねて教えたり、町中で声をかけられたら教えたりする、というようなものではなさそうだ。
デジタル関連の講習を受けるなど一定の要件を満たした人はデジタル相から任命を受け、SNSや名刺で使える電子画像のバッジをもらうことができる。給料や手当はなく、任期は原則1年で年度ごとに更新できる。
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