ぴょんぴょんの「暖房か食事か」 ~経済的に追いつめられていくイギリス

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ぴょんぴょん 食糧問題

ぴょんぴょんの「暖房か食事か」 ~経済的に追いつめられていくイギリス

イギリスは日本の比ではないくらい物価上昇が激しい

あらゆるものに、値上げの波が押し寄せています。
一番身近に感じるのはガソリン代ですが、市販のチョコレートもサイズが小さくなっていたり、中身がスカスカになっていたり。
一足先を行くイギリスでは「heating or eating( 暖房か食事か )」という過酷な選択を迫られる人々が増えているとのことです。
(ぴょんぴょん)

ぴょんぴょんの「暖房か食事か」 ~経済的に追いつめられていくイギリス


値上がりしてるのは生鮮食品だけじゃない


おーい、玉ねぎもらってくれねえか。


わあ! こんなにどっさり、どうしたの?

あちこちからもらったんだが、とても1人じゃ食いきれねえ。

田舎はいいよねえ。
今、玉ねぎはすごく高いから、めっちゃありがたい。
「近所のスーパーではたまねぎが税込みで2個400円以上します。3月ごろは1個100円しなかったのに……。」(YAHOO!ニュース)

へええ、知らんかった〜!

生鮮食品は軒並み値上がりしてるけど、生鮮食品だけじゃないよ。
値上げ一覧・更新>を見て。


へええ?! 
こんなにいっぱい値上がりしてるなら、消費税をなくせよお!

ほんとだね、でも、食料品だけじゃないんだよ。
光熱費も値上がりしてるって知ってた?
「大手電力各社によりますと、ことし5月分の電気料金は10社すべてで値上がりし、比較できる過去5年間で最も高い水準となります。」
「ことし5月分のガス料金もLNG・液化天然ガスの価格上昇を受けて、大手4社すべてで値上がりします。」
(NHK)


(続きはこちらから)

うわー、マジかよ。

東京電力なんか、去年5月の平均電気料金6,822円だったのが、今年の5月は8,505円に上がってて、去年比で24.7%も値上がりしてるんだよ。(NHK)

気づかなかったわ。

「最終価格、すなわち消費者が実際に購入する段階のモノやサービスの小売価格の動向を表したもの」を「消費者物価指数」と言うんだけど (ZAI FX!)、「4月の消費者物価指数(総務省)は約7年ぶりに2%を超えた。消費税の影響を除けば何と13年7カ月ぶりだ。」(YAHOO!ニュース)

なんだとお?!

しかも、この物価上昇は日本だけじゃなく、世界的なんだよ。


あれ? 世界と比べて、日本はそれほど上がってねえよ。

いやいや、2022年3月の品目別の物価上昇率を見て。

  • 光熱・水道     + 16.4%
  • 電気代       + 21.6%
  • 生鮮食品      + 11.6%
  • 食料(生鮮食品を除く) + 3.4%
  • 交通・通信     - 7.0%

あれ? 全部上がってんのに、交通・通信だけ「-7.0%」てのはどういうワケだ?

携帯電話の通信料が「-52.7%」だから、そうなってるの。
「つまり、日本の物価は『携帯通信料の大幅な値下げ』という特殊要因により、実際の物価よりも低く算出されていることになります。」(業界動向)

なんか、トリッキーだな。

4月以降、携帯料金値下げの効果はチャラになるから、物価指数が一気に上がるはず。
それに、「日本だって、臨界点を突破すれば、堰を切ったかのような値上げラッシュが起きる可能性があり、物価が一気に上昇するリスクをはらんでいます。」(業界動向)

はあ〜、この先、気が重いなあ。


物価上昇の原因


国連食糧農業機関(FAO)の発表によると、2021年6月から穀物、肉、砂糖などが連続して値上がりしていて、共通の要因としては「気候変動」「脱炭素化」「新型コロナウイルス」「中国の需要拡大」だと言われている。
植物油脂の値上がりは主要産地の干ばつによるもので、どういうわけか近年、北半球のアメリカ、カナダと、南半球のオーストラリアで、同時に干ばつが起こるせいだって。
(KOKOCARA)

おかしいじゃねえか、意図的にやられてるんじゃねえのか。

他にも、アフリカのサバクトビバッタの大発生、中国南部の洪水、アマゾンの森林火災など、農作物に被害を及ぼす自然災害も多いし。

 


それらも、意図的では?
「西側諸国とその同盟国は石油コストを下げる努力をほとんどしていない。…石油のコストを高く保つことは意図的な政策決定であり、生活費の危機、そして その結果として起こる食糧不足が意図的に操作されている」。(時事ブログ)

さらに、ウクライナの戦争の影響も大きいよね。

それも、ヤツらの仕掛けたこと。
要するに、すべて、ヤツらの計画通りにことが運んでるってことだな。

してやられっぱなしだねえ。

石油の値段が上がると言うことは、食料の生産コストも上がるということ。
トラクターや農業機械の燃料、農薬や肥料やビニールシートも石油製品だし、水を引くポンプだって、ガソリンが必要だ。(KOKOCARA)

ほんとだ、食料危機を起こそう、起こそうとしているのが見え見えだ。

「“食糧不足が遅くとも2、3年以内には起きるかな。…現在、かなり危機的な状況だと思っています。”ということで、事実として、“生産物資、肥料とか農薬とかハウスの資材、燃料(軽油、ガソリン)は、昨年爆上がりしました。30%以上あがっている。…仮に肥料がそこまで高騰したら野菜の生産は出来なくなります。”と言っています。」(時事ブログ)

ありとあらゆる手段を使って、ぼくたちを追い込もうとしてる。


追い込まれているイギリスの現状


まったくだ。
現在、イギリスも相当追い込まれているのが、この動画でよくわかる。


生活費高騰で大変なことになっているイギリスの現状とは


イギリスでは、この4月から光熱費が50%近く値上がりすると言われていた通り、動画の一家でも3月に比べて4月は、ガス代、電気代のトータルで52%も上がっていた。

うわあ! 52%って、大きすぎない?!

同時に、ウクライナの影響で油もバターも穀物も上がり、ガソリンも33%、ディーゼルも40%値上がりした。

日本のガソリンも、負けじ劣らずだよ。

さらに追い打ちをかけるように、4月から地方税カウンシルタックスも4.3%上がった。

一度に何もかもが上がって、大変だねえ。

最近日本でも増えてきたフードバンクだが、イギリスのフードバンクで食料を受け取る人が2009年の約2万6000人から、2021年には250万人以上に増えたという。(THE STRAITSTIMES)
今やイギリスでは、10家族に1家族がフードバンクに頼っているそうだ。


みんな、失業しているのかな?

コロナによって失業したヤツも、賃金が下がったヤツもいるだろう。
しかし、フルタイムで働いているのに生活費が足りなくて、フードバンクに頼るヤツも増えているそうだ。

仕事があっても食べて行けないって、どういうこと?

物価の上昇に対して、賃金が上がらないんだろうな。
日本もまったく同じだが。
「人々は多額の借金をするか、栄養失調になるか、暖房不足になるかのどちらかです。」(The Guardian)

イヤだなあ、日本もそうなったら。

フードバンクに食料をもらいに来た、45歳の女性は言う。
「電気代が上がっているんです。去年は40〜50ポンド(6,400〜8,000円)だったのが、今は月に80ポンド(12,800円)です。」(THE STRAITSTIMES)

この人も、光熱費が50%くらい上がって苦しくなったんだね。

「問題は、寒いときに “heating or eating”( 暖房か食事か )の、どちらかを選ばなければならないことです。」(THE STRAITSTIMES)

「暖房か食事か」?!
お給料を電気代やガス代に使うか、食費に使うかで、選択を迫られるってこと?

イギリスの冬は、めちゃくちゃ寒くて湿気が多い。
暖房がないと、寒いだけじゃなく、室内にカビが生えるそうだ。

 


病気になりそう。
しかも、そんな寒い部屋で冷たい食事なんて、耐えられない。

「高齢者の5人に1人が暖房費を節約するために食事を抜いている」、
「70代の夫婦が、凍った家で亡くなって発見された」。
(The Guardian)

なんて、悲惨!
なんで、食料品も値上がりしている時に、光熱費の大幅値上げなんかやったんだろう?
どんな結果になるか、明らかじゃないの。

そうなったことには、いろいろ事情があるんだよ。
イギリスでは年2回、エネルギー料金の上限を法律で決めるんだが、3月まではその上限のおかげで、光熱費は抑えられていた。
しかし、エネルギー会社からすると、原油の卸売り価格も上がっているのに、電気料金が上げられないのは苦しい。
現に、200万戸以上を担当していた22の小さな会社は、倒産してしまった。
(inews)
そういうこともあって、2月の上限見直しの際、4月からの料金引き上げが決まったんだ。

徐々に上げることはできなかったの?
コロナ不況で、すでに息も絶え絶えで、「食事か暖房か」の消費者にとって、光熱費50%の値上げはとどめを刺すことになるよ?

う〜ん、こういうのを見ると考えさせられるよな。
やっぱ、電気、ガス、水道みたいなインフラは国営じゃねえと。

だね、日本も何でもかんでも民営化しちゃって、同じような目に合わなきゃいいけど。

イギリスも、今更ながら、エネルギー産業の再国有化の声が上がっているらしいが。

もう、間に合わない・・。

こうして、多くのイギリス国民が、不安と心配という檻の中に閉じ込められて、行き場を失ってしまった。(The Guardian)

無力感・・・明日は我が身だよ。


ヤツらのベーシックインカムとは


だがそれこそが、ヤツらのねらいでな。
伝染病で社会を停止させ、経済的に行き詰まらせ、食うに食えなくして閉塞感を与え、無力感を味あわせ、そこにエサをぶら下げる。

なんのエサ?

ベーシックインカム。


 



わあ、ベーシックインカムで、みんな助かる!

ば〜か!!

だって、何もしなくても、最低限の生活資金がもらえるんだよ。
そしたら、「暖房か食事か」で悩まなくてすむよ。
ありがたいじゃん!

はあ〜? 
おめえみてえなアホがいっぱいいるから、困るんだ。

あれ? ベーシックインカムって、いいことじゃないの?

「エサをやる代わりに」という条件は、聞かなくていいのか?

うんうん、なになに? なんでもするよ。

持ってる家も、車も、所有物は何もかもすべて棄てろ。
その代わり、ウサギ小屋とベーシックインカムをやる。

カネめのものなんて、ほとんど持ってないから、別にいいよ。

モノだけじゃねえ、おめえの意志も棄てろって言う。

え? なんだって?

おめえはチップを入れられて、中央から監視されるんだ、グワッハッハッハ!!!

ええっ?? チップが条件だって??
そんなの聞いてないよ。

ヤツらのベーシックインカムとは、こういうことだ。
「世界経済フォーラム(WEF)は次のパンデミックを作りだそうとしており、これにエネルギー危機と食糧危機が重なると、中間層は完全に破壊され社会は現在のウクライナのように、一部の超富裕層と貧しい庶民に二極化されます。それが彼らの意図であり、必要最低限の生活を世界政府がユニバーサル・ベーシックインカムで保証する代わりに、デジタル認証と財産放棄を受け入れさせるのでしょう。」(時事ブログ)

 


うわあ! そんなのイヤだあ〜。

じゃあ、「暖房か食事か」の生活に後戻りするか?

それも、イヤだ〜、どうすりゃいいんだ〜?

イギリスは未来の日本だ。
いや、場合によっちゃ、ウクライナが未来の日本か?

どっちもいやだ〜。

いずれ、金融崩壊は起きる。
たとえそうなっても、ロシアが優位に立てば、グローバリストの思惑である、チップ監視つきグレートリセットから逃れられるかも知れない。

でも、今だにロシアを悪者にして、ウクライナを支援している人が多い。

だから、マスコミからインプットされたロシアへの誤解は、一刻も早く正すべきだ。
「“不安定さが増すことは、これまで考えられなかったような選択肢を模索する新たな機会”となるのですが、それがネガティブな方向だと『グレートリセット』となり、ポジティブな方向だとロシアが呼びかけている『多極化の世界』になるのです。」(時事ブログ)

1人でも多くの人が起こっていることの本質に気づいて、全世界がポジティブな方向に向かうことを願うよ!!

Writer

ぴょんぴょんDr.

白木 るい子(ぴょんぴょん先生)

1955年、大阪生まれ。うお座。
幼少期から学生時代を東京で過ごす。1979年東京女子医大卒業。
1985年、大分県別府市に移住。
1988年、別府市で、はくちょう会クリニックを開業。
以後26年半、主に漢方診療に携わった。
2014年11月末、クリニック閉院。
現在、豊後高田市で、田舎暮らしをエンジョイしている。
体癖7-3。エニアグラム4番(芸術家)

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