英国政府の公式データは、今年の春以降に英国でコロナで死亡したうちの「94%」が「ワクチン接種者」であることを示す
近い将来日本もこうなる可能性が・・・
すさまじき死亡事例の比率
つい先日の In Deep の「接種者だけのパンデミック」という記事では、今後次第に、コロナ感染者は、ほぼ「ワクチン二回接種者、あるいはブースター接種者だけとなっていく」可能性について書きましたが、それ以前に、少なくとも英国の現状は、
「コロナ死亡者のほとんどがワクチン接種者」
であることが、最近の英国保健安全局のデータで明らかになっていることが伝えられています。
データそのものは、英国政府ウェブサイトの以下にあります。
イギリスの死亡事例における予防接種状況
Deaths by vaccination status, England
このページの「Deaths occurring between 1 January 2021 and 31 May 2022 edition of this dataset」 (2021年1月1日から2022年5月31日までの間に発生した死亡)にエクセル書類があります。
2022年4月1日から 5月31日までの英国でのコロナ死者数の内訳は以下のようになっています。
・ワクチン未接種 288人
・ワクチン2回接種 4,647人
・ワクチン3回接種 4,215人
海外のサイトがこのデータを元に、グラフを作成していました。以下となります。
2022年4月1日 – 5月31日までのコロナ死亡者のワクチン接種状況
expose-news.com
これを、2回接種と 3回接種を合わせ、未接種と比較したグラフにしますと、以下のような内訳となります。
2022年4月1日 – 5月31日までのコロナ死亡者のワクチン接種状況
expose-news.com
未接種者の死亡事例が 6%もあることには驚きましたが、なぜ 6%もいるのかということについては、年齢や基礎疾患の有無などの詳細がわからないですので何ともいえません。
いずれにしましても、これを見る限り、日本も同じようなことになっていく(あるいは、すでにそうなっている)と見られ、また、時間の経過と共にこの状況は拡大していく可能性があります。
感染も死亡事例もほぼ接種者中心になるようです。先ほどの数値から見ますと、ブースターを接種した人たちから最も多くの事例が出てくることになりそうです。
なお、英国(人口約 6700万人)では、現在までも、まだ 1890万人 (約 34%)が 1度もワクチン接種を受けていません。英国は、未接種の人の率が実は高いのです。
そして、英国の接種人口の「半数」の国民がブースターショットを拒否していると伝えられています。
こんな政府の数字を見ましたら、そう考えるのは当然ではありますが、今後もこの英国の接種率はほとんど変わらないと見られます。
日本も感染拡大していますが、日本の接種率の高さを考えますと、しばらくの間、なかなか憂鬱な日々が続きそうです。
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