サイエンスに掲載された英国の研究が「ワクチンがオミクロンの再感染を増加させている仕組み」を突きとめる。
これによれば、ブースター接種が続く限り永遠のコロナ感染再拡大が続く
ブースターが永遠の感染再拡大を引き起こすメカニズム
昨年以来、繰り返し書いていることのひとつに、
「現在のワクチン接種展開が続く限り、何度でも何度でも感染の再拡大は続く」
ということがあります。
これまでも「収束してすぐにまた感染拡大が始まる」という光景は日本でも何度も見られていますが、ブースター接種が停止されない限り、これが永遠に続くという意味です。
今回は、そのメカニズムを分析した英国の研究についてご紹介しますが、まあしかし、そういう難しいメカニズムが判明しなくとも、これまで知られてきたことだけでも、スパイクタンパク質が人に免疫抑制をもたらすことはわかっていました。
[記事] コロナワクチン後天性免疫不全症候群への警告に関する論文からも、ストレートな曝露を受けた小さな子どもたちへの懸念がさらに
投稿日:2022年5月4日
[記事] コロナの後天性免疫不全は「エイズより悪い」ことがイタリアの研究によって突きとめられる。膨大な数の人々が「強化されたスパイクタンパク質」を接種した日本の未来は
投稿日:2022年6月20日
そのような薬品を何度も打てば、自然免疫も含めた免疫システムが何もかもが消えるために、再感染も当然しやすくなることは、ある程度は、専門家ではない私にも理解できました。
そして、そのことをこれまで認識していた医学者や専門家の方々もたくさんいらっしゃったと思うのですけれど、少し以前までの「社会の空気」を思い出しますと、
「とてもじゃないが、本当のことは言えない」
という雰囲気に社会もメディアも満ちていたことは確かであり、そういう意味では仕方ない面はあるのかもしれないとは思います。
サバイバルというのは、基本的には自分で自身を防御するということが基本であり、他人に委ねるものでないという原則がある限り、この戦争の責任を他人に与えることはできません。
しかし、個人はともかくとして、「社会全体の利益」というものを考えますと、これ以上、何度も何度も感染拡大を繰り返していては、そのうちどうにもならなくなる。
もちろん、ワクチン展開を今後もずっと続けていけば「いつかは感染再拡大は止まる」ことも事実です(感染できる人間がこの世からすべて消えるため)。
ただ、それまでには何年かかるかわかりません。10年以上かかるかもしれない。
最近では、医学論文なども、接種に対してかなりストレートに批判的なものが増えていまして、以前と異なるのは、現在はその多くが「査読」されています。つまり正式な論文として認められているということです。
もう多くの科学者、医学者たちが、「いい加減にしろ」というスタンスに変わってきていることを感じます。
今後もたくさん出てくるのではないでしょうか。多数の人命の犠牲を伴ってきた中、ワクチン対しての科学、医学の方向がやっと是正されてきたのです。
方向が変化したキッカケはブースター、特に「 4回目の接種」だと思われます。
先日、オランダで最も著名なワクチン学者のテオ・シェッターズ博士という方への、mRNA 技術の発明者のひとりであるロバート・マローン博士のインタビューが、マローン博士のサブスタックに掲載されていました。
データは嘘をつかない:mRNAワクチンと全死因死亡率との相関
Data doesn’t lie: mRNA-vaccines and correlation to all-cause mortality
オランダの 4回目接種以降の惨状はかなりのもののようで、それで、この国際的なワクチン学者もついに「いい加減にしろ」というスタンスになったようです。
以下はそのインタビュー記事でふれられていた、オランダでの 4回目接種の接種と、「全死亡数(すべての死因による)の推移」のグラフです。
・青いライン(一)が4回目の接種人数
・赤いライン(一)が61歳以上の過剰死の数
です。
オランダでの4回目ワクチン接種と過剰死亡数の推移
オランダでの4回目接種と全死因による過剰死亡数の相関
季節と気温の推移のようにピッタリと 4回目接種に「死」が寄り添っています。
このような死亡事例が多数出ているのは確かに問題ですが、それと共に、
「ブースター接種の拡大が今後の感染の再拡大に大きく寄与する」
ということが問題です。
現在、「接種はただちに停止しなければならない」というのが現在の世界中の賢明な科学者たちの総意となりつつあります。
そのうち、こちらがメインストリームとなっていく可能性もあると見られます。
接種は自由意志、なのではなく、法律を伴う「完全な禁止」が必要です。
そんな中で、最近、英国の専門家たちによる論文がサイエンスに掲載されました。
科学誌に掲載される専門家による論文というのは、一般的にそれほど多く読まれるものでもなく、ダウンロード数も多いものではないと思われますが、この英国の論文は、27万回以上ダウンロードされており、珍しいことです。
サイエンスのその査読済みの論文は以下にあります。
(論文) B.1.1.529 ( オミクロン) のる免疫増強は、以前の SARS-CoV-2 曝露に依存する
Immune boosting by B.1.1.529 (Omicron) depends on previous SARS-CoV-2 exposure
ここにある、
> 以前の SARS-CoV-2 曝露
というのは、この論文では「以前のワクチン接種」と同義と考えていいです(この論文は、自然感染者ではなく、4回目の接種をした人を被験者としているため)。
これは簡単にいえば、ブースター接種は「オミクロンに感染しやすくなる状態を作り出す」という内容の論文です。
つまり、今の感染拡大がおさまっても、ブースター接種が続く限り、数ヶ月後に「再度の感染拡大が始まり、その規模は今回を上回る」という可能性があります。
今やワクチンは、感染を予防するしない、ではなく、もちろん重症化を予防するしない、でもなく、「単に感染拡大を助長している」ものとして認定されています。とにかくただちに4回目接種は停止されるべきです。
この論文の内容を記事にしていた米エポックタイムズの記事をご紹介します。
サイエンスに発表された査読済みの科学研究によると、ワクチンがオミクロンの拡散を助けることを示している
New Science Shows Vaccines Help Omicron Spread: Peer-Reviewed Study
Epoch Times 2022/08/05
英国の 19人の科学者からなるチームは、ワクチン接種率が最も高い国で、彼らが「ブレークスルー感染」と呼ぶものと、COVID-19 の他の亜種による再感染が最も多い理由を説明するのに役立つ新しい研究を発表した。
2022年 6月14日にサイエンスに掲載されたこの査読済みの研究記事は、2 か月足らずで 277,500回近くダウンロードされている。これは、専門的な科学研究論文では非常に珍しいことだ。
これだけ多くの人たちがこの論文を読んでいる理由は推測するしかないが、この研究が示唆しているのは、COVID-19 mRNA ワクチンとブースターショットが、ウイルスのオミクロン変種に対する免疫反応の効果を低下させている可能性があるということだ。現在、多くの臨床医や研究科学者たちが懸念を表明している。
この論文が正しければ、ワクチンそのものが感染拡大につながっているということになる。ウイルスを阻止する代わりに、世界中の mRNAワクチン接種プログラムが不注意にウイルスをより遍在させた可能性がある。
ワクチン接種率が高いほど感染率が高くなる
英国の科学者たちが指摘しているように、ワクチンの接種率が高い国では、SARS-CoV-2 による多数の初感染と頻繁な再感染が発生している。
対照的に、アフリカ大陸のほとんどの国を含め、ワクチンキャンペーンが広く実施されていない場所では、人々はほとんど感染していない。
最も多くのワクチン接種を受けた集団が最も多くオミクロン感染症にかかっている理由を分析するために、この研究は、最も多くワクチン接種を受けた専門家たちに焦点を当てた。
それは、早期に 2回の mRNA ワクチンを接種し、その後さらに 2回の追加接種を受けた医療関係者たちだ (※ 4回目まで接種した医療関係者ということです)。これらの高度にワクチン接種を受けた医療従事者たちに細胞レベルで何が起こっているかを調べるために、科学者たちは参加者の血液中のさまざまなタイプの免疫グロブリンを綿密に追跡した。
抗体(Ab)とも呼ばれる免疫グロブリン(Ig)は、ウイルスや細菌などを見つけ出し、免疫系が適切に反応するように導く。
科学者たちはいくつかのタイプの免疫グロブリンを特定しており、それぞれが感染のさまざまな段階や種類に対して異なる方法で免疫応答を誘導している。
IgG4、寛容免疫応答
IgG4 は免疫系の寛容反応 (※ 特定の抗原に対して特異的な免疫応答が起こらない無反応性の状態)を活性化する免疫グロブリンの一種で、繰り返し曝露され、炎症反応を起こす必要のないものに対して作用する。これは、たとえば、食品に対する免疫感受性を回避しようとしている場合に適している。しかし、それは COVID-19 ワクチンが作成するように設計された種類の免疫応答ではない。
たとえば、養蜂家は、生涯を通じて繰り返しハチに刺されると、免疫システムへの攻撃に対して IgG4 応答を開始する。基本的に、彼らの体はハチ毒が危険ではないことを学習し、ハチ毒に対する免疫応答が IgG4 応答になるため、ハチに刺されることに対して非常によく耐えることができる。
しかし、ハチ毒自体が体に害を及ぼすことはないが、体自体の炎症反応は危険になる場合がある。体が過剰に反応し、炎症自体が人の呼吸を危険にさらすような一般的な反応を起こすと、免疫反応が致命的になる可能性がある。
より多くのワクチンがより多くの COVID-19 感染につながる
この研究は、ワクチン接種を繰り返すことにより、人々が、より COVID-19 にかかりやすくなっていることを正確に示している。
ワクチンの初期接種は、古典的な炎症性免疫反応をもたらした。炎症は(ワクチンや感染症に対する)基本的な部分であり、発熱、痛み、無気力など、病気のときに感じるほとんどの原因でもある。
COVID-19 ワクチンにより数日間気分が悪くなるようなことがある理由は、体が、COVID-19 タンパク質に対して炎症反応を起こしているためだ。
しかし、ワクチンを 2回接種し、さらに 3回目を接種した後、体内で何が起こるのだろうか。
科学者たちは、mRNA ワクチンを連続して投与すると、被験者の体が COVID-19 タンパク質に慣れたり、あるいは鈍感になるということが始まり、免疫反応が IgG4 型に支配されるようになる (※ 免疫応答が起こらない無反応性の状態になる)ことを発見した。
別の種類の保護?
参加者は、ワクチン接種を受けたことがない人よりも感染に対してさらに脆弱であった。
風邪やその他のウイルスに生涯にわたって間隔を空けて繰り返しさらされると、これは自然に曝露することで起こるが、それに対する耐性は発達せず、体は知らないうちにそれを撃退するようになる。
体は通常の病気と闘う免疫反応を使用しているが、感染性病原体を認識するため炎症の症状は現れない。これが、多くの病気に自然に曝露している場合、生涯にわたる免疫が得られる理由だ。
対照的に、この新しい研究は、COVID-19 の繰り返しの mRNA ワクチン接種とブースターが、あたかもアレルギーの予防接種であるかのように、寛容反応を生み出している(※ 繰り返しワクチン接種した人たちの体は、コロナウイルスに対しての免疫反応を起こさない)ことを示している 。彼らは体をウイルスに慣れさせ、それを危険なものとして認識しなくなっていたのだ。
20人以上のドイツの科学者チームによって 7月に発表された別の研究では、連続した COVID-19 ワクチン接種とブースター接種が免疫応答を IgG 応答の保護クラスから耐性クラスに変換していることを独自に確認した。
人々を病気の状態のままにする
したがって、ワクチンとブースタープログラムは、人々が病気にならないようにするという意図とは逆のことをすることになっている。
しかし、このようなことは現実的な目標だっただろうか。 風邪コロナウイルスと同じように、SARS-CoV-2 は消えてはいないようだ。そのため、誰もそれを無期限に回避することはできず、そして、SARS-CoV-2 は変異し続けている。
一方で、この英国の研究は、ワクチンは、体の免疫系がウイルスに過剰反応しないように助けていることも示唆している。ウイルス自体が人を死に至らしめたのではない。ウイルスと患者の免疫系との相互作用が原因で、免疫系が新しいウイルスに過剰反応し、重度の、時には致死的な感染症を引き起こしたのだ。
一方で、自然獲得免疫 (※ コロナへの自然感染で得られた免疫)はワクチン獲得免疫よりも強いことが示されており、ワクチン自体の危険性、特に若者にとっての危険性は、ワクチン接種のリスクが利益をはるかに上回っていることを示唆している。
ワクチン接種を受けた人が、感染した際に軽度の反応しかなかった場合、それは接種の利点であった可能性はあるが、しかし、ブースターショットは耐性を生み出すために決して必要ではなかった。
この研究は、被験者たちが 2回の投与で耐性を発達させ始めたことを示した。そして、研究は、ブースター接種は決して必要がなかったことを示している。
ここまでです。
なお、繰り返して書かせていただくことがありますが、ファイザー社のワクチンはロットにより内容の差があることは事実ですので、1回 2回の接種では、「全部、水を引き当てる」ことも可能だったと思います(ポリエチレングリコールはすべてのロットに入っていると思いますが)。
しかし、どれだけロットの差があっても、4回も打てば「本物」に当たる可能性は高くなります。
というか、「いまだにワクチンの実際の内容はブラックボックスのまま」です。
ワクチンへの非難を続けている、ワクチン安全性研究財団の事務局長であるスティーブ・キルシュさんは、同僚の専門家が、ワクチンの質量分析をおこなったことについて最近のサブスタック記事で書いていますが、
「 mRNA など見当たらなかった」
と述べていました。
その記事をご紹介して締めさせていただきますが、多数の「何も入っていない」ロットが展開されているにも関わらず、日本の感染状況は現在のようなことになっています。
仮に、今後、すべてのロットが均質の内容になった場合、どんな惨状が展開されるかわかりません。
ワクチンの中身をお知りになりたいだろうか
Want to know what’s inside the vaccine vials?
Steve Kirsch’s newsletter 2022/08/02
同僚の 1人が、4つのワクチン・バイアル (モデルナが 2つ、ファイザーが 2つ)の質量分析を行った。
その結果、彼は、それらのワクチンから PEG (ポリエチレングリコール)は見出したが、リンは見つからなかった。つまり、脂質ナノ粒子は見出されたが、ペイロードや保存料は見つからなかったのだ。
何も入っていなかった。mRNAも含まれていない。
これについて、「温度が適切に保たれていなかったために mRNA が分解した」と推測される方もいらっしゃると思う。それは確かに素晴らしい理論だが、しかし、これは「物理法則」に違反する。
安定した要素は崩壊しない。バイアルに mRNAがあれば、リンが検出される。鎖が壊れていても劣化していても関係ない。 安定した要素は劣化しない。
なら、すべてのワクチンバイアルに「何も入っていない」と思われるだろうか?
そんなことがあるはずがない。それらすべてに「何も入っていない」なら、これほど多くのワクチンによる負傷が起きることはなかった。
バイアルの中身を知りたがる米国の政府関係者がいないことに私は驚いている。彼らは知りたくないのだ。CDCも、テキサス州やフロリダ州を含むどのアメリカの州も分析を行っていない。
ワクチンのバイアルを不法に入手した場合、逮捕される可能性がある。したがって、州の関係者の協力が必要となる。これにより、バイアルの出所が明確になり、誰も逮捕されはしない。
米国にはバイアルの中身を知りたがっている国家関係者はいない。分析していたのなら、結果が公表されているはずだ。同様に、世界のどこの国も知りたがらない。
バイアルを提供する法的権利をお持ちの方は、至急ご連絡をいただきたいと思っている。
コメント