健康保険証のマイナカード一体化に反対署名9万以上!「事実上の義務化」「カード紛失時のリスクも高まる」

スポンサーリンク
全労連(全国労働組合総連合) 政治・経済

健康保険証のマイナカード一体化に反対署名9万以上!「事実上の義務化」「カード紛失時のリスクも高まる」

全国労働組合総連合(全労連)の署名サイト「Change.org」で9万以上の反対署名

健康保険証とマイナンバーカードの一本化に反対するための署名運動が行われ、署名サイト「Change.org」で9万以上の反対署名が集まったことが分かりました。

この署名運動は全国労働組合総連合(全労連)が開始したもので、「マイナンバー法第16条の2によれば、『機構は、政令で定めるところにより、住民基本台帳に記録されている者の申請に基づき、その者に係る個人番号カードを発行するものとする』とあります。そもそも『申請』を事実上義務化することは、法に反するのです」として、事実上の義務化に反対を表明。

事実上の義務化によってカード紛失時などのリスクも高まるとした上で、マイナンバーカードを持っている人にとっても深刻な問題が多数発生すると指摘しています。
賛同者数も署名サイト「Change.org」でトップクラスの急激な勢いで増えていることから、それだけ多くの人たちが注目していることが分かると言えるでしょう。

マイナンバーカードへの一本化は日本医師会からも現場の混乱に懸念を示す反対表明があったほどで、これからさらに波紋を広げそうです。

Twitter

一体誰のため? 保険証を廃止して、マイナンバーカードに一本化することに反対する緊急署名

 10月13日、河野太郎デジタル大臣が会見し、「健康保険証を24年秋に原則廃止し、マイナンバーカードを事実上義務化」することを発表しました。

 多くの国民がこのようなことを求めている、という話は聞いたことがありません。一体誰のためにこんなことを進めようとしているのでしょうか?

 マイナンバーカードは2016年1月から交付が始まっていますが、普及率はいまだ5割強にとどまっています。

 マイナポイントなどのPRによって一時的に取得者数は増えましたが、制度そのものに対する不安が払拭されたとはいえません。政府はこうした現実に業を煮やして、今回の強引な「事実上の義務化」に踏み切ったのではないかと思われます。

 そしてこの突然に思われる「事実上の義務化」は、カードを持っていない人だけではなく、すでに持っている人にとっても大きな影響があることが予測されています。

【すでにマイナンバーカードを持っている方へ】

 マイナンバーの目的のひとつに、「金融資産を把握して、医療費負担などに金融資産状況を反映させ、利用者負担を増やす」ことがあります(政府の改革工程表の項目57をご参照下さい

  健康保険証を廃止してマイナンバーカードを義務化した後には、さらに「金融口座のひも付けの義務化」にすすむのではないかと予測されています。

 例えばすでに介護保険では、資産が500万円をこえれば、特養などの自己負担額がアップしていますが、この「個人データのひも付け」により、たとえば「貯金が500万円あったら、後期高齢者の医療窓口負担を重くする」というようなことができるようになります。

 つまり政府は「貯蓄して老後に備えよう」と言っておきながら、貯蓄したらしたで、その分医療・介護にかかる負担を増やそうとしているのです。

 健康保険証を廃止してマイナンバーカードに一本化することは、その方向に歩みを進めることになる危険性が非常に高いのです。

 また保険証との一本化によって、カード紛失時のリスクも今まで以上に高まることになります。

【現在マイナンバーカードを持っていない人へ】

 現在マイナンバーカードを持っていない人には、さまざまな事情があります。

「個人情報の保護に不安がある」、「紛失のリスクが恐ろしく高い」、「メリットがないから」、「よくわからない」、「手続きが面倒くさい」、「そもそもマイナンバー制度自体に反対」などなど。

 政府は従来より「多様な幸せの実現ということですからマイナンバーカードを始めデジタルを全く活用しない生活様式を否定しているものではありません」(平井卓也前デジタル大臣 内閣委・総務委連合審査 2021年3月24日)と答弁していましたが、今回の「事実上の義務化」は、その態度を180度変えたことになります。

 大臣が変わったからといって、なんの議論もなくこんなことを勝手に決めてよいのでしょうか?

 また、マイナンバー法第16条の2によれば、「機構は、政令で定めるところにより、住民基本台帳に記録されている者の申請に基づき、その者に係る個人番号カードを発行するものとする」とあります。

 そもそも「申請」を事実上義務化することは、法に反するのです。

 すでにメディアやSNSにおいても、このニュースに対する反対の声が広がっています。私たちはこの声を「署名」という形にして、所轄の大臣に届けたいと思います。

「保険証を廃止して、マイナンバーカードに一本化することに反対」の方は

①この署名にサインをお願いします。

②大臣に伝えたいメッセージをコメントに記入してください。

③この署名の情報をシェアして広めてください。

 みなさんの署名が、コメントが、シェアが、「紙の健康保険証を原則廃止し、マイナンバーカードを事実上義務化」することをストップするための力になります。ぜひみなさんの力を貸してください。

 最後に私たちの元に届いている、現場からの声の代表的なものを紹介したいと思います。

《医療現場からの声》

・現在の健康保険証による資格の確認には、なんの問題もおきていません。それなのに、普及している健康保険証を廃止して、無理やり普及していないマイナカードに置き換えるというのは無駄なのでは?

《患者からの声》

・健康保険証が廃止されたら、マイナンバーカードを持っていないと保険診療を受けられなくなるのでは?

・マイナンバーカードを紛失すると、同時に保険証をも紛失することになるので不安だ。

change.org

マイコメント

何となく、この運動は全国的に広がりそうな気配です。

もっとも、マイナンバーカードには背のりをあぶりだす枠割もあるのでマスコミなどが
決して言わない反対理由の一つです。

しかし、それ以上に監視社会に突き進む可能性の高い制度なので反対しないと危ないと
いう危機感の方が強いものです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました