辛坊治郎氏 グリーン車乗り放題の国会議員特権に疑問「国鉄じゃないんだから。金払えよ」
国鉄時代職員の無料パスは廃止させたのに国会議員だけはそのまま
キャスター辛坊治郎氏(66)が19日、ABEMA「News Bar橋下」(土曜後9・00)にゲストで生出演し、国会議員のJR乗り放題特権に疑問を口にした。
グリーン車が嫌いだという辛坊氏は、「体に合わない。体が貧乏にできていて、グリーン車だと腰痛になる」と理由を説明。さらに「グリーン車って、橋下徹とか(乗客で)いるじゃん?それがわずらわしい。あいさつとかしなきゃいけない。俺、基本的にあいさつ大嫌いだから」と、ジョークをまじえて明かした。
元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏は、「国会議員もね、維新のメンバーとかも、グリーン車に乗らずに普通車に乗った方が(いい)。しかも維新のジャンパーか何か着て。ちゃんと節約してるなということが分かるのに」と、国会議員の特権として与えられているJRの無料パスについて私見を語った。
これには辛坊氏も同意し、「国会議員のグリーン車乗り放題は、ホントやめたほうがいいよ。国鉄じゃないんだから。民間企業なんだから。金払えよ、それって」と疑問を呈した。
辛坊氏によると、この議員特権は国鉄が分割・民営化される前にできたという。「昔は国鉄だったから。国有鉄道だから。国会議員は国の人だから」。当時は理にかなっていたが、国鉄ではない現在のJRに負担を課すのは筋違いだとした。
橋下氏も「民間で社長とか、そういうのが乗るのは自由にやったとしても、今、部長級でも乗ってないですよ、民間。大阪府庁なんかでも部長級、乗ってないんだよね、グリーン車」と現状を指摘した。
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