マスク氏「面倒だが必要だ」…認証マーク有料化を再開へ、手作業で身元確認
3種類の色で識別。企業(金)、政府(灰色)、個人(青)。
【ニューヨーク=小林泰裕】米ツイッター社を買収したテスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は25日、本人確認の認証マークの有料化を12月2日に再開するとツイートした。新たに3色のチェックマークを導入し、身元の確認を手作業で行うという。
マスク氏は「来週金曜日に暫定的に認証を再開する」と投稿。企業にはゴールド、政府にはグレー、個人にはブルーの認証マークを付与し、認証前にすべてのアカウントを人の目でチェックするという。マスク氏は認証について、「面倒だが必要だ」とした。
利用規約に違反したとして停止されているアカウントも、違法性などがなければ来週以降、復活するとしている。
マスク氏は9日に月額7・99ドルで認証マークの有料化を始めた。米メディアによると、偽アカウントが急増したことで11日に早くも停止に追い込まれた。21日には、なりすましを防ぐ確証が得られるまで有料化の再開を延期すると表明していた。
認証バッジの持つ価値とは?
ところが、認証バッジのシステムは詐欺や嘘、その他の誤情報に対する万能薬にはならなかった。
詐欺師が詐欺を働くことも容易になるだろう。アカウントの認証を一人ひとり徹底的に審査するスタッフをツイッターが用意したところで、詐欺の意思をもつ人は正当そうな情報を提出し、いったん認証を受けたらプロフィールを変更して人々をだますことができる。認証バッジの終わりは、マスクがツイッターのオフィスに出勤した初日以上に、ある時代の終焉を告げることになるはずだ。
→https://wired.jp/article/twitter-elon-musk-verification/
マイコメント
認証バッジは自分自身であることを証明する手段となり、発言力や社会的信用度を増すために
役に立つことは容易に想像できます。
また、それによって社会的報酬を獲得するにも役立つものと思います。
しかし、問題点はなりすましをどのように調査するかと言う問題があり、これをマスク氏は人手
をかけて行うと述べているが100%信頼できるものではないだろう。
また、同時にこの認証バッジはもうひとつの問題点を含んでいます。
それは昨日の超次元ライブ223であつしさんが述べていた信用スコアというシステムです。
認証バッジもそっれと同じ役割があり、社会的信用度を表すステータスとなりえるものです。
もし、Twitter以外にも多くのSNSがこぞって採用するようになればどうなるのだろうか?
そこには認証バッジの持つ優位性が現れてきて、誰もがそれを求めるようになるかもしれません。
まるで何かに群がるアリのようにです。
そして信用度による差別が生じていきます。
この認証バッジをイーロン氏が正式に始めたと言うことはそこに隠された狙いがあるだろうと
思われます。
私はTwitterに認められたと喜んでいるといつの間にか抜け出せない穴に吸い込まれてしまう
ようになるかもしれないのです。
こうした策に引っかからないようにしないといけないですね。
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