マイナカード申請53%で交付金 政府のデジタル化支援受給要件
地方自治体を交付金で釣り上げ競わせようとする政府の姑息な政策
自治体のデジタル化を支援するため、政府が創設した「デジタル田園都市国家構想交付金」の受給要件が7日、判明した。一部の配分枠は、住民のマイナンバーカード申請率が53.9%以上の自治体であれば申し込める。当初はカード取得率を要件にする方針だったが、全国知事会が「申請率の方が普及実態を示す」と主張したことなどを反映した。
交付金は、2022年度第2次補正予算に800億円が計上された。
基準となる53.9%は、今年11月末時点の全国平均取得率。直前の月末にカード申請率が53.9%以上の自治体は、交付金の受給を申し込める。
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