新型コロナウイルスの感染症法上の類型見直しに向けて、厚生労働省に助言する専門家組織(アドバイザリーボード)は14日、政府から依頼されていたウイルスの評価結果を公表した。

 感染力は増大し、なお死者が多いと指摘した上で、「5類」の季節性インフルエンザとの違いについては「致死率や重症化率を直接比較することは困難」だと結論づけた。

 現在、コロナは入院勧告などの厳しい措置がとれる「2類相当」に位置付けられている。