英国:ガン患者の急速な増加により医療対応が危機に。医師たちは「史上最大の癌クライシス」だと述べる
日本でもおそらくがん患者が増加中と思うがマスコミが報道しないだけ
英国史上最大のガン医療危機
イギリスで、ガンの急増より患者の対応ができなくなっていることが伝えられてまして、医療崩壊という言葉も出てきています。
報道には、ガンによる死亡率も急激に上昇しているとあります。
これについては、英国についてのその報道があったということで、このように書いていますが、この「ガンの急増」というのは、主要国全体で起きていると見られます。
そして、ガンの進行の時間軸ということを考えますと、それが本格的に表面化していくのはこれからだと思われます。
どの程度ガンが増えているのかといいますと、たとえば、以下はアメリカ CDC ワクチン有害事象報告システム(VAERS)に報告された「ガンの有害事象」の報告数の推移です。
赤がコロナワクチンで、黄色がすべてのワクチン後の有害事象となっていますが、どちらも増えているということは、要するに、
「ガンの報告全体が増えている」
という単純なことを示しています。
過去22年年間のCDCへの一般的なガンの有害事象報告数の推移
CDC, Expose
ガンが増えている理由の推測については、そのメカニズムを含めて詳細に書きますと長くなってしまいますので、以下の In Deep の記事にある免疫抑制などに関しての働きをご参照いただければ幸いです。
1年以上前の記事ですので、細部には情報として古いものも含まれているかもしれないですが、根本的なメカニズムは今にいたるまで同じです。
[記事] ガン化していく世界 : ふたつの免疫抑制/免疫不全が発生するメカニズムを論文から知る
In Deep 2021年10月26日
昨年、フランスの小児腫瘍医であるニコル・ドレーピーヌ博士という医学博士は、以下のように発表しましたが、これが現在も拡大しているということだと思います。
ニコル・ドレーピーヌ博士の声明より
明らかに以下の 3つの状況があるようです。
・接種後急速に癌が出現し(2週間から数ヶ月)、以前は既知の癌性病変がなかった人において急速に進行する。
・数ヶ月または数年完全に寛解している患者の癌の再発。
・まだ制御されていない癌の急速な、さらには爆発的な進行。
日本でも、すでに同じことが起きていると思いますが、今後さらに拡大していくことは避けられないと思われます。
今後どのくらい増えるかということについては、わかりようがないですが、日本の1年間のガン患者数は 100万人ほどで(国立がん研究センターの 2022年の予測より)、日本の全接種数は 3億回を超えていますので、その 1%未満が影響を受けたとしても、百万単位で増えると計算されます。
0.5%でも 150万です。
つまり、ガン患者数が「倍増」する可能性さえあるということで、医療の混乱は必然的に起きてくると見られます。
実際には、強いロットに当たった場合、最終的にほぼ確実にガンになると思われますので、倍増どころで済むかどうかはわからないです。
イギリスの状況についての報道をご紹介します。
なお、報道では、医療の崩壊は、人手不足と「ロックダウンによる検診の遅延」というように書かれていますが、英国のロックダウンは約 2年前に終了しています。
今さらロックダウンの影響だとすることには無理があります (ロックダウンはもちろん悪いことですが)。
さらに、なぜ医療スタッフの人手不足に陥ったのかという理由も考えどころです。
なお、イギリスでは「救急車の到着の遅れ」が過去最悪レベルになっていることも報じられています。
[記事] イギリスの救急車待ちが地域的に「2日以上」になっている模様。その中で、コロナとインフルエンザが同時に急増中
地球の記録 2022年11月8日
救急治療からガン治療などにいたるまで、英国では、あらゆる医療が崩壊の危機に面しているようで、これはこの冬以降、世界規模でさらに拡大すると予測されています。
英国の医師は「史上最大の癌クライシス」について警告している
UK doctors warn of ‘biggest cancer crisis’
RT 2022/12/15
国民保健サービスは、原因を、治療の遅れ、医療人員の不足、そして不十分な診断能力としている
英国では、ガン治療の数か月にわたる遅延がますます一般的になっており、これは死亡率の上昇につながり、重大な医療危機の真っ只中にあると国民保健サービス (NHS) が警告した。
12月14日、英国の複数のメディアが最近の NHS の数字を引用し、10月に GP (一般開業医)から緊急に紹介されたすべてのガン患者の 40% 近くが治療を受けるまで 2か月待たなければならなかったことを示した。
これは記録上 2番目に悪いパフォーマンスであり、目標の 15%には大きく及ばないとしている。
ガーディアン紙は、ガン治療がわずか 4週間遅れただけで「固形ガンの死亡率は 6% から 13% 増加し、遅れが長引くとさらに増加する」という医師の発言を引用した。
医学誌ランセットに掲載された記事によると、Covid-19 パンデミック以降、診断と治療の遅れが原因で英国のガンによる死亡が 17%増加した。
これは、英国内のガン治療慣行の崩壊と関係していると考えられる。
インペリアルカレッジ・ロンドン癌政策研究所などの臨床医たちは、この危機に取り組むための即時の行動を求めている。
腫瘍学者のパット・プライス教授は、現在の状況を「英国のガン医療にとって分水嶺の瞬間であり、これまでで最大のがんクライシス」だと表現した。プライス教授はまた「現在の英国の記録破りのガン治療の待ち時間の長さが今後も続くことを受け入れることはできない」と警告した。
他の医療専門家たちは、英国の医療従事者の不足を指摘する。
2021年のレポートでは、現在の英国では、特に放射線と病理学の分野におけるスタッフ不足と診断ツールの不足が挙げられている。
医師たちは、このスタッフ不足を解消するために「彼らが仕事をするために必要なツールとサポートを提供する」方法を見つけるよう NHS に求めた。
NHS の報道官はメディアに対し、当局はすでに「需要の増加に対応するため、診断および治療サービスを拡大するために数十億ドルを投資している」と語った。
マイコメント
英国や米国でこうした状況なのだから、日本でも同じようになっているはずです。
誰も騒がず、医者も報告しない。また医者が学会報告してもマスコミは決して取り上げない
ために話題にすらならないだろう。
しかし、確実に増えているはずです。
来年になれば大きな社会問題化してくると思います。
原因ははっきり言ってコロナワクチンですね。
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