EUで正式に承認:これら4つの昆虫は、食べ物の中に隠れます
ミールワーム
いわゆる「食用昆虫」の最初の認可は、すでに2021年6月にミールワームに与えられています。EU委員会の施行規則2021/822は、「新規食品」としてテネブリオ・モリトール(粉虫)の乾燥幼虫の市販を認可しています。フランスのSAS EAPグループが申請し、EUでのミールワームの販売が許可されました。個別に販売されることもあれば、最大で10gのレベルで販売されることもあります。
- プロテイン製品
- ビスケット
- 豆料理
- およびパスタ製品を使用することができる。
昆虫を使用する場合は、甲殻類・軟体動物およびその製品、ハウスダスト・ダニに対する既知のアレルギーを持つ人が摂取するとアレルギー反応を引き起こす可能性があることを食品の包装に記載しなければなりません。
渡りバッタ
2021年11月、施行規則2021/1975に続く2つ目の「食用昆虫」の承認:オランダの「フェア・インセクツBV」はその後、冷凍、乾燥、粉末のイナゴ(渡りバッタ)のEUでの販売を許可されています。イナゴは加工形態により、最大使用量が異なるため、以下の製品の原料として使用することができます。
- ジャガイモ加工品、豆類を使った料理、パスタ製品など。
- 肉類類似物
- スープおよび濃縮スープ
- 豆類と野菜の保存食/瓶詰め
- サラダ
- ビール様飲料、アルコール飲料用混合物
- チョコレート製品
- ナッツ類、油糧種子、ひよこ豆
- 冷凍発酵乳ベースの製品
- ソーセージ
国産コオロギ
2022年と2023年からは、国産コオロギ(学名:Acheta domesticus)も様々な加工形態で認可されました。施行規則2022/188の実施では、冷凍、乾燥、粉末のAcheta domesticusの市場投入が認められています。今回も「フェアインセクツBV」からの申請でした。国産コオロギは、多くの食品に使用される可能性があります。
- 食肉類似物以外のタンパク質製品
- パンとロールパン
- 焼き菓子、シリアルバー、詰め物パスタ
- ビスケット
- パスタ(乾物)を使った製品
- スープおよびスープの濃縮物または粉末
- ジャガイモ加工品、豆類・野菜料理、パスタ・ピザ系製品
- コーンミール系スナック
- ビール様飲料、アルコール飲料用混合物
- ナッツ類、油糧種子、ひよこ豆
- ソース類
- 肉の準備
- 肉類加工品
- チョコレート製品
- 冷凍発酵乳ベースの製品
1月3日以降、ベトナム企業の「クリケット・ワン社」も、規則2023/5の施行により、EUで「アケッタ・ドメスマの部分脱脂粉末」の販売が許可されています。影響を受ける可能性のある食品:
- マルチグレインパンとロールパン、クラッカーとスティックパン
- シリアルバー
- ベーカリー製品用プレミックス(ドライ)
- ビスケット
- パスタ製品(ドライ)
- 詰め物パスタ製品(ドライ)
- ソース類
- ジャガイモ加工品、豆類・野菜を使った料理、ピザ、パスタを使った料理
- 肉類類似物
- スープおよびスープ濃縮物または粉末
- トウモロコシ粉を使用したスナック菓子
- ビール風飲料
- チョコレート製品
- ナッツと油糧種子
- ポテトチップス以外のスナック菓子
- 肉類加工品
穀物カビ甲虫
1月5日付の施行規則2023/58の実施により、オランダの「Ynsect NL B.V.」は、Alphitobius diaperinus(穀物カビ甲虫)の幼虫を冷凍、ペースト状、乾燥、粉末の状態で新しい食品としてEU市民に提供することが認められました。幼虫を食材として使用することができる食品カテゴリーの一覧です:
- シリアルバー
- パンとロールパン
- 加工シリアルと朝食用シリアル
- 雑炊
- ベーカリー製品用プレミックス(ドライ)
- 乾燥パスタ製品
- 詰め物パスタ製品
- ホエイパウダー
- スープ類
- シリアル、パスタベースの料理
- ピザベースの料理
- パスタ麺
- スナック菓子(クリスプを除く)
- チップ類
- クラッカーとパンスティック
- ピーナッツバター
- すぐに食べられるおいしいサンドイッチ
- 肉類加工品
- 肉類類似物
- 牛乳・乳製品類似品
- チョコレート製品
- 成人用指令2002/46/ECで定義されている栄養補助食品
クラウス・シュワブ氏からのコメント:召し上がれ!(笑)
マイコメント
ここまでいろんな食品にそれと知らずに混ぜられたら選別不能です。
こうなれば市販品は食べないことにし、すべて自分で手作りするのが正しいやりかたに
なります。
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