世にも奇妙なフツーの話「アシュタール:孫と自分の親との関係性について・・・」
孫の手助けはありがたいのですが、それ以上の干渉が・・・
孫と自分の親との関係性についてです。
1月27日のブログの子育てはみんなでという話題と
youtubeでの家族の話で親子の話が出てきました。
自分の両親が孫を可愛がるのは、
どのご家庭でもよくあるのかなと思います。
しかし、孫を可愛がる上で手助けをありがたいと思う反面、
それ以上の干渉や孫についての関わり方で
自分の親との仲がうまくいかなくなるような場合が
あるかと思います。
子どもをみんなで育てることについては理解はでき、
老人を大切にすることも理解でき、親が孫を一緒に面倒を
みることに対しても感謝の気持ちでいます。
ただ、親が子どもの自立を促す為の行為に対し、
祖母たちが孫への甘えの行為を行うことで、
子育ての中でぎくしゃくしてくることがあります。
そうすると感謝から離れていく要素が生まれてくる感情が
あるのですが、関わり方、切り方、合う合わないなど、
どういう考え方や思考でいることがまるいしゃかいになるのか、
教えていただきたいです。
以前、さくやさんは子どもは放っておけばいいの。
って言っていましたよね。
そこらへんについても、今回のブログと子どもの年齢と
何か関係性があるのか知りたいです。
よろしくお願いします。
・・というご質問をいただきました^^
では、アシュタール、よろしくお願いしま~す^0^
「孫と自分の親との関係性について・・・」by アシュタール
「こんにちは こうしてお話できることに感謝します。
このご質問を整理していきたいと思います。
まず、子どもを可愛がってもらえる、子育ての手助けを
してもらえる、そのことに感謝しています・・との
事ですが、それはこの方側の考えですね。
子どもは私の子ども・・という考えがあるのです。
もちろん、お子さんはこの方の子どもですが、子どもを
ひとりの個性として見ていらっしゃらないのではないかと
思います。
子どもは私の思うとおりに育てたい、私が思うような子ども
になってもらいたいと思っているので、自分の育て方と
違う事をされたら困るという事ですね。
子どもはいろいろな方と関わってたくさんの事を
覚えていくのです。
その過程で子ども自身の考えができて来るのです。
手助けをはしてもらいたいけど、それ以上は口を出さない
で欲しいという事は、はっきり言って自分の都合だけですね。
子どもを時々預かって欲しい、一緒に子育てをして欲しい
というためにお互いの信頼関係が必要なのです。
手を差し伸べてくれている(手助けをしてくれる)方を
信頼しているからお願い出来るのです。
そうですね。
そして、手助けしてくれる方も、この方を信頼しているから、
そして大切に思っているから手を貸してくれるのです。
それが信頼関係です。
でも、手を貸してくれる事には感謝しているけど、
それ以上は口を出さないでください、干渉しないでくださいと
いう考えは感謝しているとは言えないと思います。
信頼していないから、口を出さないでくださいと思って
しまうのです。
伝わっていますでしょうか?
自分の好きなようにして欲しい、
自分が気に入ることだけをして欲しい、
ここまでは良いけど、これ以上は口を挟まないで
くださいというのは、自分の都合よく動いてくださいと
いうのと同じなのではないでしょうか?
コントロールになっているのではないでしょうか?
人に任せるならば、任せきってください。
お任せしますと思うならば、任せてください。
お任せしますというのは、私は口を出しません、
あなたの好きなようにしてくださいという事です。
そうしないと信頼関係は築けないのです。
お願いしておいて、自分のやり方だけを主張すると
お願いされた方はイヤになります。
もちろん、ご自分の気持ち、やり方をお話することは
良いと思います。
私はこう考えています、あなたはいかがですか?と
話し合うのは大切な事です。
でも、自分とは違う考えだから、感謝も無くなってしまうと
いうのはどうでしょうか?
それは感謝の気持ちではないと思います。
自分が思うとおりにしてくれたら感謝しますが、
違う事をされるならば感謝することはできませんと
いう事は、感謝という気持ちから離れてしまうと思います。
自分の都合良いように動いてくれることに感謝します
という事になってしまいます。
もし、しっかりとご自分の気持ち、やり方、考え方を
お話して、そして、どうしても考え方が合わなければ
離れた方がいいのではないでしょうか?
考え方が違うので、この件に関してはお願いすることは
やめておきますね・・という方がすっきりすると思います。
自分の思い通りに動いてくれるから・・という考え方では
丸い社会では難しくなります。
丸い社会はお互いの信頼関係が大切になります。
お任せしたら、任せきるという信頼関係がなければ
丸い社会は難しいのです。
難しいですか?
自分の思い通りに手助けをしてくれる人を望むのは
ピラミッドの考え方です。
コントロールになってしまうのです。
子どもには子どもの個性があります。
どんなに大人がこうしたい、こんな人になって欲しいと
思っても、個性で変わってきます。
育て方ではないのです。
親だけという偏った環境で育つよりも
たくさんの個性に触れた方が、子どもは刺激を受け
その中で自分の個性に合ったように育っていくのです。
さくやさんが、子どもは放っておけばいいのよ・・と
いうのはそういう事です。
たくさんの人と関わり、いろいろな考え方や価値観に触れ
その中で自分の考え、価値観を見つけていくのです。
だから、大人は見守っているだけでいいのです。
手を出さず、口を出さず見守っているだけでいいのです。
もし、このような人になって欲しいと思うならば、
まずあなたがそのような人になってください。
あなたの生き方をしっかりと見せる方が口で言うよりも
子どもには響きます。
みんなで育てるというのは、大人たちがそれぞれお互いの
個性を尊重しつつ、信頼関係を築かなければできないのです。
大人同士だけではなく、子どもの個性も尊重するという
事です。
お互いの個性を尊重してください。
お互いを信頼し合い、干渉しあわないことが丸い社会の
人間関係なのです。
あなたに愛をこめてお伝えいたします。」
ありがとう、アシュタール! 感謝します。
マイコメント
これは多くのお孫さんを持つ親の悩むところだと思います。
それを問題点を整理し、その内容をわかりやすく説明していただいたところが
とても素晴らしいと思います。
お孫さんの個性を尊重するという視点がとても大事なところだと改めて感じさせられました。
親の子育ての視点ではなく、子どもが自分で学び選択し取り入れていくという視点が欠けて
いたところに気付きました。
子どもは自ら多くを学び自分の考えで育って行くと言うことがなかなか理解しがたいところ
ではなかったでしょうか?
子供は親の保護が必要で親がいろいろ教えなければ成長しないという考えがどの親にも
あると思いますが、それを排して子どもの視点で考えることが大事なことだということですね。
大変参考になるアドバイスであったと思います。
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