マスク姿でも通過可能 大阪で実証実験が開始された「顔認証改札機」

スポンサーリンク
顔認証システム実験 IT

マスク姿でも通過可能 大阪で実証実験が開始された「顔認証改札機」

日本でも導入が始まった顔認証システム

駅の自動改札は1タッチで通過できますが、スマホを用意したり、左手にしたスマートウォッチを右側の改札機にかざしたり、ポケットやバッグからICカードや財布を出したりと、案外まごつくことありますよね。

これからそうしたプチ苦労が解消され、自分の顔を読み込ませるだけで通れるようになります。

マスクをしていても通れる

2023年3月18日に開業の「大阪駅(うめきたエリア)駅」地下口改札では、扉のないゲートをくぐるだけで顔認証ができる「チケットレス認証手法」が実証実験されています。ICカードをタッチすることもでき、側面や柱や上部にあるディスプレイ、および足元に映し出されるプロジェクションで通行の可否などが分かるようになっています。

 

事前に顔画像とICOCA定期券の情報を登録しておくと、改札を抜ける時に顔画像から特徴点データが抽出され、顔認証用サーバーに送信して照合します。

Image: JR西日本

顔を隠すと赤く光って通れませんが、マスクをしていても、ちゃんと通れます。モニターも募集しているので、我こそはという方はぜひ登録してみてください。

大阪駅(うめきたエリア)駅がハイテク

JR西日本は、「JR WEST LABO」というプロジェクトの下、「大阪駅(うめきたエリア)駅」を実験的にデジタル技術をフル活用した拠点にしていきます。

これらの技術は空港やオフィスビルなどでも流用できるでしょうし、防犯にも繋がりそうですよね。2025年には大阪・関西万博が控えており、その入退場に採用することも検討されています。

顔認証用改札は、なんだか1990年の映画『トータル・リコール』で見た、X線の金属探知機シーンのようです。現実がどんどんSF映画の世界に近付いていますね。

ICOCAがiPhoneのApple Payで使えるようになります

Source: YouTube (1, 2), JR西日本 (1, 2, 3) via 知財図鑑

マイコメント

日本でも顔認証による実証実験が開始されるようになりましたね。

お隣の韓国や中国ではすでに実用化されていますが、日本はこの実証実験が終われば
本格的に導入され全国に展開されるでしょう。

ただ、地方は都会と違い交通網が発達していないので都会ほど浸透しないだろうと
思います。

将来的に考えられるのは全国にあるコンビニでしょう。
コンビニに入店するときに顔認証システムに自動登録され次回から一見さんかどうか
判断し犯罪予防の観点で利用されるでしょう。

その次には町中に設置されている監視カメラをネットワーク化し顔認証システムを導入
するという具合に進んでいくのではないでしょうか?
これにマイナンバーカードが繋がればほぼすべての国民の行動が監視可能になります。

マイナンバーカードの普及を焦っている政府ですが、この先運転免許証に導入された
場合、マイナンバーカードを取得しないと運転免許証も発行しないという暴挙に出るの
だろうかと思っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました