空間には何もないように見えて実はある。それがバクトロン
『 驚異の超科学が実証された 』
~ 精神エネルギーの奇跡 ・ その真実 ~
政木和三
第6章 発明と奇跡に挑む超科学
● 『次世代の新物理学』の構想
【 バクトロンの仮説 】
私たちの世界は、原子の集合により構成されていますが、原子も核と電子によって構成されています。
核と電子軌道の隙間にバクトロンが存在し、核と電子間の引力の伝達の役目をしているのです。
バクトロンの質量は電子の質量の数億分の一以下の小さいものと思われます。
バクトロンと電子の大きさの関係を具体的に示すと、ちょうど、遊園地の飛行塔で綱の先に吊り下げられて回っている飛行機が電子であって、その周辺にある空気がバクトロンだと思えば、大きさの比が想像できると思います。
原子核の場合は陽子と電子を結ぶ綱はありませんが、互いの引力がバクトロンを通して作用するために、一定の距離で安定を保たれています。
我々は、真空は何もないところだと思っていますが、じつは宇宙の真空の場所もすべてバクトロンが充満しており、光や電磁波や重力波は、このバクトロンによって伝播されると私は考えています。
これらは波動であるために、その波が伝わるための媒体が必要であります。
その媒体がバクトロンです。
海面の波を伝えるのは水であり、音が聞けるのは空気を媒体として、音波が伝わるためであることは周知のとおりです。
先年米国で重力波の伝播の実験が行なわれました。
重力すなわち引力も一種の波動であるとすれば、それを伝播する媒質がなければ伝えることができません。
つまり、引力を伝える媒質として、バクトロンが必要となってくるのです。
現在の科学においては、まだバクトロンの存在が認められていないために、次のような不合理が起きています。
たとえば、光の速度は一秒間三〇万キロメートルです。
これは真空中の光の速度であり、この真空とは、物質が皆無の真空状態と考えられていますが、バクトロンが存在して光を伝えていると考えても差支えはありません。
もしバクトロンのない完全真空のなかで光を発射すると、その速度は無限大になるか、あるいは全然通らないかもしれません。
バクトロンのなかを、波をもった光粒子が通るため、光速が一定の値をもつことになります。
空気のなかを音波が毎秒三四〇メートル進むように、媒質によって定まる速度が光速となります。
引力の伝播速度も、光速と同じだと思われ、引力もバクトロンを媒体として、重力波が伝わるものであって、引力を伝える物質がなければ、重力も発生しないだろうと思われます。
次に現在の大宇宙はものすごい速さで膨張しているものと信じられています。
これは星雲から発生する光のなかに地球上にないスペクトルがあるところから、星雲が後退しているために、ドップラー効果によって、波長が長くなったものと説明されていますが、これは一つの考え方であって、別の考え方をすれば、星雲は定位置で動かないが、星雲を発した光粒子が、バクトロンのなかを何千万年か何億年間も通ってくる間に、仕事をするために、エネルギーを消費し、振動数が変化したと考えても不合理ではないはずです。
次に、近い将来、光子ロケットが完成して、その速度も光速に近づけることが可能となります。
それに乗って、一〇〇〇光年の星まで飛んでいくと、往復に二〇〇〇年かかります。
しかし、地球で待っている人にとっては二〇〇〇年であるにもかかわらず、光子ロケットに乗っている人にとっては数年にすぎないといわれます。
これはアインシュタインの相対性理論による考え方であって、疑問に感ずるところがあります。
この考え方は、光速と時間が完全な一つのものであるという仮定のための不合理であると思われるのです。
全宇宙に分布しているバクトロンの密度は一様でなく、場所によっていると思われます。
密度の差によって光速が変化するため、光は屈折を起こします。
そのために、光は直進するとはいいきれなくなり、宇宙の中心をはずれると、密度の差によって光は内側に曲がるため、自分の前から出た光が直進すると、自分の背に返ってくるような不思議な現象が起きることでしょう。
このような現象によって平行線も無限の彼方では交わってしまうことになります。
光の速度が常に一定でないという現象は、私たちの身近にも多く見受けられます。
真空中と空気中で少し違っていますが、ガラスのなかでは光の速度は三割から五割もおそくなっています。
これは光の屈折率と、光速の関係から周知のことです。
このように、光の速度は場所によって大きな差がありますが、時間はどのような場所でも必ず一様にすぎていきます。
地球の一時間と、アンドロメダ星雲の一時間は同じであり、全宇宙の時間は同時にすぎていくものですから、光の速度と時間は全然、別のものであると考えるべきではないでしょうか。
驚異の超科学が実証された
KOSAIDO BOOKS
初版発行:平成5年4月15日
13版発行:平成6年11月30日
著者:政木和三
発行者:櫻井道弘
発行所:廣済堂出版
〒107 東京都港区赤坂 6-17-5
電話 03(3584)7610(営業)
03(3584)6123(編集)
振替 00180-0-164137
印刷所:株式会社 廣 済 堂
編集担当:松田順三
ISBN 4-331-00604-2 C0240
© 1993 政木和三
Printed in Japan
政木先生とのご縁の始まりは、
令和元年七月一日に他界しました昭和五年生まれの私の実父が小学生時代の頃より電気のイロハを教わり、
(実際に、電気ギター制作等々、様々な電気技術のご教授を、家族ぐるみのご近所付き合いの中で個人的に無償で賜ったそうです)
その後、御晩年には、政木先生の素晴らしいご発明品の集大成のひとつとして
“世のため、人々のため”に御余生をかけ陰徳にご尽力なさいました
超強力 神経波磁力線発生器
(改名機器、インパルス磁力線、そして、Mリング。すべての御販売は㈲政木研究所、㈲ケントにて)
の製造に至るまで、数々のお仕事をお世話頂き、
政木先生がお亡くなりになる最後の最後まで、私も含め家族ぐるみのお付き合いを賜わり、
今も尚、心の底よりとても尊敬し、感謝している恩師・師匠です。
政木和三先生の廃刊御著書
『 驚異の超科学が実証された 』
~ 精神エネルギーの奇跡 ・ その真実 ~
を掲載させていただいています。
政木先生の御教えである
『目先の欲望を捨て去り、世のため、人々のために尽力せよ!』
との仰せを引き続き継承するため、
今後も少しずつではありますが、
何度も何度も繰り返す、日々の心の学びの礎として、
政木先生の御教えのすべてをこれからも紹介させて頂きますので、
皆様には引き続きのお付き合いの程、
何卒、宜しくお願い申し上げます。
深謝
m(__)m
マイコメント
これが波動の正体かもしれませんね。
エネルギーを伝える媒体と言うものはこれまで証明されていません。
電波にしても単に空気中を伝わると言われているだけです。
もし、空間中にエネルギーを媒介するバクトロンが存在するとなれば
脳から出る波動も伝達されることになります。
それが念動力だったりテレパシーの働きをもたらしている可能性があります。
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