ドイツと日本の年間全死亡率（2005年～2022年）COVID-19パンデミックに着目して：仮説と傾向分析

View of Annual All-Cause Mortality Rate in Germany and Japan (2005 to 2022) With Focus on The Covid-19 Pandemic: Hypotheses And Trend Analyses (sciencexcel.com)

COVID-19 パンデミックに焦点を当てたドイツと日本の年間全死亡率（2005年から2022年）：仮説と傾向分析」は、ハーゲン・シェルブと林敬二による医学・臨床科学誌の書簡で、「大規模で高齢化した人口を共通して抱える高度工業国」の2カ国における死亡率の推移を比較しています。

View of Annual All-Cause Mortality Rate in Germany and Japan (2005 to 2022) With Focus on the Covid-19 Pandemic_ Hypotheses and Trend Analyses | PDF (scribd.com)

この国は、他の多くのアジアの国々と同様、COVID-19ワクチンによる死亡をあまり見かけず、医薬品以外の介入に比較的緩やかなアプローチをとり、2021年秋以降はドイツよりもワクチン接種率が大幅に高いため、多くの面で有用な対照となる国です。

まず、彼らの分析の中であまり面白くない部分、すなわちドイツにおける死亡傾向について：


パンデミック初年度は、それまでの傾向の範囲内でしっかりと死亡率がわずかに上昇した時期と重なり、大量にワクチンを接種した2021年と2022年には、それぞれ48,617人と66,528人という異常な超過死亡が発生しました。

これは、ここ数年の公式のCovid死亡者数とほぼ同じですが、KuhbandnerとReitznerの分析(最近Cureusに掲載された)は、そのほぼすべてをウイルスで説明することはできないことを示しています。時期的にも年齢的にも、かなりの数がワクチン接種と関係していることが強く示唆されています。

そのため、比較対象として日本が特に注目されています：
(1)ワクチン接種に関連したもの：


2020年はドイツで死亡率がやや上昇したのに対し、日本では平均を下回る死亡率であった。2021年は死亡率が上昇したがトレンドの範囲内であり、2022年は2011年の天災による死亡を大幅に上回る死亡率であった。

また、COVIDはこれらの死亡を説明することができません。2022年の公式な日本のウイルスによる死亡率は、オミクロン時代にはかなり誇張されていたことがわかっていますが、38,870人であり、超過死亡のわずか32%に過ぎません。

パンデミックについて非常に興味深いのは、全世界の全死因死亡率に対するパンデミックの影響力が非常に多様であること、そしてこのことが、ワクチンが広く投与されたほとんどの場所で顕著な上昇トレンドと一致しているように見えるワクチンといかに対照的であるかということです。

著者らは、「2020年に高所得国のCOVID-19がもたらす公式の恐怖を煽る予測は、日本もドイツも実現しなかった」としながらも、次のように指摘している：

2021年と2022年のドイツと日本における約5～10％の死亡率の大幅な増加が、過小評価された即時または長期の副作用を伴うワクチン接種を含むパンデミック対策にどの程度起因しているか調査する必要があります。…この観点から、ワクチン接種率の高さが、いくつかの国で全死因死亡率の上昇に寄与している可能性があると考えられる…。

『Welt』誌でこの分析に注目しているエルケ・ボデラス氏は、この数字にまつわる公式の不審を指摘している：

RKI（ドイツCDC）は今、何をしていますか？
他にもいろいろと忙しそうです。「パンデミックの制限を考慮した、保育所、学校、スポーツ協会における身体活動の促進に関する調査」に非常に興味を示しています。他の分野でも、大きな産業性を発揮しています。今後、「食中毒に関する」電話調査や、「今日のドイツの健康」に関する一般的な調査から、興味深いニュースが生まれることでしょう…

請求ポータルサイトInekの病院データが示すように、ドイツの集中治療室が12月に突然塞栓性脳卒中が76％増加したと報告したことを心配する人がRKIにいるのでしょうか？

あるいは、クリスチャン・ドロステンが「模範的な」国として賞賛した日本が、2022年に、2011年の津波の年の2倍以上という、とんでもなく高い超過死亡率を記録したのはなぜでしょうか？