妊婦のマスク着用は「死産、催奇形性、胎児の脳神経の損傷」と関係するとした最新のドイツの研究
そして、それらの催奇形性や脳の損傷は元には戻らない
「なかったこと」にはできない問題
少し以前に、マスク着用に関して、
「長期のコロナ後遺症と呼ばれているものの大部分が、マスク着用による副作用」
だとする調査を述べた論文をご紹介したことがありました。
・狂気三年目にして知る、「長期のコロナ後遺症の一部は、マスク誘発性疲労症候群の可能性が高い」とする最新の論文
In Deep 2023年4月15日
いわゆる、コロナ自然感染後の長期間の後遺症 (ロング COVID)と呼ばれるものの症状のほとんどが、「マスク誘発性疲労症候」と呼ばれる、マスクの着用による、二酸化炭素による害についての症状とほとんど同じであることが示されたドイツの論文でした。
「マスク誘発性疲労症候群の症状」としては、論文で以下がピックアップされており、それぞれ詳細に説明されていました。
マスク誘発性疲労症候群の症状
・死腔容積の増加
・呼吸抵抗の増加
・血中二酸化炭素の増加
・血中酸素飽和度の低下
・心拍数の増加
・心肺能力の低下
・呼吸数の変化
・息切れと呼吸困難
・頭痛
・めまい
・熱くて蒸す感じ・集中力の低下
・思考能力の低下
・眠気
・皮膚バリア機能の障害
・かゆみ
・にきび、皮膚病変および炎症
・誤った安心感・全体的に知覚される疲労と消耗
・血圧の上昇
・マスクの下の皮膚の測定温度の上昇
・マスクの下の空気の測定湿度の増加
・コミュニケーション障害
・音声障害
・知覚される不快感
・不安の増加
・気分変動の増加または抑うつ気分・微生物代謝の変化
最近、マスク着用がさらに厳しい結果につながる可能性についての論文が、別のドイツの研究者たちから発表されていました。
それは、
「マスクの有害性は、特に、妊婦、子ども、青少年で顕著」
であることを示した以下の論文です。
特に妊娠中の女性、子供、青年におけるマスクの使用に伴う慢性的な二酸化炭素曝露の可能性のある毒性
Possible toxicity of chronic carbon dioxide exposure associated with face mask use, particularly in pregnant women, children and adolescents – A scoping review
論文の概要には以下のように書かれていました。
概要
SARS-CoV-2 パンデミックの間、マスクは人間の呼吸に影響を与える最も重要な普遍的な要因のひとつになった。
マスクは、CO2 (二酸化炭素)の再呼吸につながる呼吸抵抗の増加と、死腔容積の増加をさせるが、これまでのところ、この現象に関する、特に初期の生命(※ 胎児や子ども)への影響は詳細に評価されていなかった。
今回、我々はCO2曝露とマスク着用の使用に関する文献を体系的にレビューした。
結果:新鮮な空気には、約 0.04%の CO2 が含まれているが、マスクを 5分以上着用すると、吸入空気の 1.41%から 3.2%の二酸化炭素にさらされる可能性があることがわかった。
アメリカ海軍の毒性専門家が、(過度の二酸化炭素により)死産のリスクが高まることを示した動物研究に基づいて、女性乗組員を乗せた潜水艦の曝露限界を 0.8%の CO2 に設定している。
さらに、0.3%の CO2 に慢性的にさらされた哺乳類の実験データは、子孫の不可逆的なニューロン損傷による催奇形性、脳幹ニューロンのアポトーシス(細胞の自死)による空間学習能力の低下、および、インスリン様成長因子-1の循環レベルの低下を示している。
この 0.3%の CO2 への慢性曝露は有毒であると定義する必要がある。
思春期の哺乳動物が、0.3%の CO2 に慢性的にさらされると、神経細胞の破壊が引き起こされるという追加のデータが存在する。これには、活動の低下、不安の増大、学習と記憶の障害が含まれる。
CO2 吸入濃度が 0.5%を超えると青少年の精巣毒性を示すデータもある。
特に、脆弱なグループでは、マスク着用の義務を拡張した場合、マイナスの影響リスクが生じる可能性がある。
マスクの長期使用は、現在の死産の観察と、パンデミック中に生まれた子供の言語運動および、全体的な認知能力の低下に関連している可能性があるという状況証拠が存在する。マスクの義務化は再考する必要がある。
マスクの長期の着用がこのようなリスクを招くリスクについては、3年以上前から書き続けてきました。
もちろん、当時はマスクに関しての詳細な論文はほとんどなく、しかし、「生体は酸素を必要としていて、過剰な二酸化炭素は良くないという一般常識」だけからも、日常的なマスク着用は、私から見れば、単なる狂気でした。
特に、妊娠されている女性と乳幼児に関しては、以下の2点が問題でした。
・妊婦さんがマスクを着用していると、胎児の脳(脳神経)がやられる
・小さな子どもの長期のマスク着用は、脳の成長を著しく阻害する
人間は、特に小さな頃は「酸素で育つ」のですから。
二酸化炭素で育つようにはできていません。
また、小さな赤ちゃんは、周囲の大人たちの表情(特に、口)から、言語や「人の違い」を学んでいきますので、大人がマスクをしていることも、大変に悪いことです。以下の記事などをご参照いただければと思います。
・今さらマスクの議論をしても、失われた子どもたちの3年間は不可逆
In Deep 2023年1月22日
つまり、妊娠されている方で、長期間マスクをしている方は、お腹にいる自分の赤ちゃんの人生をムチャクチャにしているのです。
脳神経の発達の阻害は「不可逆的」です。
本来持つ IQ で生まれてくるはずだった赤ちゃんが、それより 10ポイントも 20ポイントも低い IQ で生まれるしかなくなる。
それは「絶対に」戻すことはできない。
以下が、この 2年くらいの間に起きたことのその結果です。
ワクチン後なら、ワクチンのせいにもできたでしょうけれど、これらはワクチン前の妊婦さんと、あるいはその頃に生まれた赤ちゃんたちの話です。(まあ、ワクチンでダブルパンチとなりますけれど)
マスクによる成長への影響を取り上げた記事の一部
[2021年8月の記事] パンデミック中に生まれた子どもたちの IQ が認知障害のレベルにまで低下していることがアメリカの研究により見出される
In Deep 2021年8月15日
[2022年1月の記事] マスクによる乳幼児の「深刻な言葉の遅れ」の増加率が「364%」に達しているとアメリカのセラピストが声明
In Deep 2022年1月20日
[2022年2月の記事] 米国当局は乳幼児たちの言語能力が極端に下がっていることを認識している… : CDCが言語発達基準を「生後24ヵ月で50語」から「生後30ヵ月で50語」に変更
In Deep 2022年2月22日
[2022年2月の記事] ブラジルの6歳と7歳の読み書きのできない子どもの数がパンデミックの2年間で100万人増加し「4割が識字できない」状態に
In Deep 2022年2月10日
[2022年3月の記事] マスクによる脳力と認知力の低下は乳幼児だけではないことが最近のドイツの調査で判明。小学校高学年の読解力の低下が壊滅的に
In Deep 2022年3月27日
[2022年7月の記事] 韓国でも小さな子どもの「極端な言語発達の遅れ」が拡大している
地球の記録 2022年7月4日
[2022年10月の記事] パンデミック中に生まれた赤ちゃんたちの「生後1年以内に言葉を発する」率が著しく減少したことが調査で見出される
地球の記録 2022年10月15日
今回のドイツの研究が示していることは、このような、たとえば、赤ちゃんたちの「早期の言語獲得率が著しく下がっている」というようなことの原因は、
「妊娠している時に、お母さんがマスクをしていたから」
です。
他にも原因はあるにしても、これが最大の要因で、そして、この言語獲得能力の遅れは、人生を通して完全に決し取り戻せることはないのです。
IQ も同様です。
今後、日本、あるいは長くマスクを着用していた東アジアの国の子どもたちの認知能力は「おそろしいほど低いものになる」ことが確定しています。
繰り返しますが、
「お母さんが妊娠中にマスクをしていただけの理由で、そのような社会になった」
のです。
「長期ではしていない」という声もあるかと思いますが、このドイツの研究では、子どもの場合、
「たった 3分間のマスク着用で、危険なレベルの二酸化炭素にさらされる」
ことが、グラフで示されています。
お腹の中の赤ちゃんは、自分で酸素を吸っているのではなく、お母さんの血中を通して酸素をもらっています。そのお母さんが「酸欠」なら、お腹の赤ちゃんも酸欠になるだけです。
厳しい書き方かもしれないですが、これに関しては、この 3年間ずっと書いていました。
「自分の子どもの人生をマスクごときで殺すのはヤメろ」
と。
しかし、日本ではもうそうなってしまったのですから、そういう子どもたちが圧倒する社会になることを前提として暮らしていくしかないです。
日本の建設的な未来なんてもう存在しませんよ。
今の赤ちゃんたちの未来は…。
ともかく、妊娠していて、マスクをしたりワクチンを打ったりするような考え方でいる限りは、何世代生まれ変わっても同じです。
それは同調圧力ではなく、「自発的な殺人」なのですから。
というわけで、このドイツの論文を取り上げていました、英デイリーメールの記事をご紹介して締めさせていただきます。
独占記事:マスクは、二酸化炭素の蓄積による死産、精巣機能障害、および認知機能低下のリスクを高める可能性があると研究は警告している
EXCLUSIVE: Face masks may raise risk of stillbirths, testicular dysfunction and cognitive decline due to build-up of carbon dioxide, study warns
dailymail.co.uk 2023/04/23
マスク着用は、子供の死産、精巣機能障害、子どもの認知機能低下のリスクを高める可能性があることを「衝撃的な」新しい研究が示唆している。
マスクに関する数十件の研究のレビューでは、長時間着用すると軽度の二酸化炭素中毒を引き起こす可能性があることが示唆されている。
研究を行ったドイツの学者たちは、マスクが口とマスクの間にデッドスペースのポケット(死腔容積)を作り、有毒ガスを閉じ込めると確信している
研究者たちは、妊婦の体内に二酸化炭素が蓄積すると、胎児に合併症を引き起こす可能性があると述べている。
また、彼らは、二酸化炭素は酸化ストレスの一因となり、人々の認知に影響を与え、精巣の問題を引き起こす可能性があることを指摘している。
論文では、パンデミック中の死産の急増を提示し、ドイツの研究者たちは次のように述べている。
「パンデミックの間に生まれた子供たちは、スコアの 2つの完全な標準偏差の言語、運動、および全体的な認知能力が低下した」と研究者は科学誌に掲載された論文に書いた。
しかし、この研究は、マスクがこれらの合併症の直接的な原因であることを決定的に証明することはできていない。
ドイツの研究チームは、CO2 への曝露、マスク着用、妊娠に関する 43 の以前に発表された研究からデータを収集した。
彼らは、マスクを 5分以上着用した後、吸入空気中の CO2レベルが 1.4% から 3.2%に上昇したことを発見した。
ドイツで実施されたあるマスク研究では、研究者たちは 15人の健康な人が着用したサージカルマスクの背後にある空気の CO2 濃度を測定した。 30分以内に、CO2濃度は約 2.8 ~ 3.2%に上昇した。
イタリアでの別の研究では、科学者が実験室で着用した手術用マスクの下の空気を測定し、マスク着用後 5分以内に 0.22 ~ 0.29%の濃度であることを発見した。
マスクは呼吸抵抗を提供し、CO2を閉じ込めるデッド スペースを作り、より多くの CO2 の吸入と再呼吸につながるとレビューは述べている。
比較のために、二酸化炭素はすべての吸入空気の約 0.04%を占めており、英国農務省は、安全なレベルは 8時間の曝露で 0.5%未満でなければならないと述べている。
次に、研究者たちは、マウスやラットなどの動物に対する同様の CO2 レベルの影響に焦点を当てた研究を調べた。
0.3%の二酸化炭素に長時間さらされたマウスやラットなどの哺乳類は、「不可逆的なニューロン損傷」を持つ子どもを産んだことをレビューは発見した。
全体として、研究者たちは、検索した科学データベースの開始から 2021年 11月30日までさかのぼる研究を調べた。
この研究の主な注意点は、二酸化炭素の潜在的な毒性効果を調べている研究は動物研究であるということだ – これらの実験は人間にとって倫理的ではないからだ。
研究者たちはまた、彼らのレビューのどの研究も、マスクの使用と流産、不妊症、神経発達障害を直接調べていないことを指摘した。
研究者たちはまた、CO2 の毒性レベルが胎児に及ぼす正確な影響は、詳細にはわかっていないことにも注目した。
二酸化炭素は酸化ストレスの一因となることが知られており、研究者たちはそれが胎児の発育を妨げることを示唆している。
細胞および分子生物学の博士課程の学生であるケビン・バス博士は、ツイッターで、この新しい論文は「衝撃的」であると述べた。
しかし、彼は次のように述べている。
「妊娠中の女性におけるマスク着用の長期的な影響についての確実なエビデンスはありません。したがって、これらの影響が人間の女性に起こるという証拠はないと言えます」
「私たちが持っているのは、動物実験と、マスクを着用した女性で CO2 濃度の変化が実際に起こるという明確な兆候だけです」
死産と妊娠合併症は、新型コロナウイルスのパンデミック中に増加し、子癇前症 (深刻な妊娠合併症)やその他の妊娠合併症はコロナウイルスの影響とされた。
病院の閉鎖や治療の遅れなど、マスク着用以外の要因が影響している可能性もある。
マスクの有効性をめぐる激しい議論は 3年間続いている。
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