マイクロRNAによる「男性総不妊症化」計画

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男性不妊 コロナワクチン

マイクロRNAによる「男性総不妊症化」計画

数年後から妊娠しないカップルが続出し、人口減少が高速で進み、日本滅亡の途をたどる可能性が高い!

マウスにALSを引き起こすことに成功したマイクロRNA研究

最近、miRNA(マイクロRNA)について、ふたつの記事を書かせていただきました。

(記事)「共通の miRNA 状態」により現出するかもしれない2025年頃の終末
In Deep 2023年11月13日

(記事)心筋炎の原因はスパイクタンパク質ではなく「ワクチンmRNAにより生成されるマイクロRNAそのもの」であることを知る。そして、ガンと心筋炎とALSの饗宴の時代が近い…
In Deep 2023年11月19日

 

ここからは、miRNA をマイクロRNA と記しますが、その最大の役割は、

「 mRNA のタンパク質合成を調整する」

ということのようです。

ですので、その調整のバランスが崩れると、さまざまな問題が身体に起きてくるともいえます。

そして、すでに実際にこれまでマイクロRNA を用いて行われてきた医学的研究として、遺伝子サイレンシングという名称だそうですが、

「特定の遺伝子のスイッチを切る」

という実験がマウスなどで繰り返し行われていたようです。

そして、上にリンクしました記事「共通の miRNA 状態…」の後半でご紹介したサブスタック記事では、DNAに結合する性質を持つ「ある特定のタンパク質」のスイッチを「マイクロ RNA によってスイッチを切る」研究に言及しています。

そこで取り上げられたマウスの実験では、ZFP106という保護遺伝子をノックダウンする(機能停止にする)ことを行い、その結果、

「運動ニューロン疾患(MND)を発症した」

と。

運動ニューロン疾患で最もよく知られているものは、次第に筋肉が動かなくなっていく ALS (筋萎縮性側索硬化症)ですが、マウスは次第に「その状態になっていった」。

つまり、平たくいえば、

「人為的にマウスに ALS を発症させることに成功した実験」

ともいえます。

もちろん、建前としては、これは「ALS などの治療のための研究」となっています。しかし建前はともかく、結果として、人為的に「 ALS を発症させることができる」ことを示したわけです。

そして、

「それらのマウスの寿命は半分になった」

と記されていました。

特定の保護遺伝子のスイッチを「切る」と、神経性疾患により寿命が大幅に短くなることも実験で示されたわけです。

このあたりは、「善意」と「悪意」のどちらの立場で研究が行われているのかということだけだとも言えます。

善意なら、「この発見で、ALS など運動ニューロン疾患の人たちの治療の突破口を見出したい」と。

 

では、悪意が先に立っていたら?

 

それはわかりません。

医療に悪意などないと思いたいですものね(今や、こんなことを書くのも空しいですが)。

 

さて、話は変わりますが、最近、フィンランドで、 2023年になってから「男性不妊症」が劇的に増加しているという統計をご紹介したことがあります。

(記事)フィンランドでは、2023年の「男性」不妊症の率が、2022年より約6倍増加している
BDW 2023年11月17日

フィンランドの「男性不妊症」の率の推移

Ilkka Rauvola

この増え方は「通常ではない」増え方です。

そこに明確な原因がなければ、590%の増加というような数値が一般的な医療関係の数値に示されるわけがありません。

コロナの自然感染、あるいはワクチンのスパイクタンパク質が原因でしょうか?

しかし、グラフを見てわかる通り、

「2020年から 2022年までは、ほぼまったく変わらないレベルで推移している」

ことから、スパイクタンパク質や脂質ナノ粒子が原因ではなさそうです。

 

コロナワクチンに関して、特に女性の生殖機能に大きな影響を与えることは、まだ日本でワクチン接種が始まる前から書いていました。

以下の記事は、日本で若い人たちへの接種も始まった頃のものです。

(記事)スパイクタンパク質とポリエチレングリコールが「生殖機能を根底から破壊する」メカニズムのすべて。それは女性に対しても男性に対しても
In Deep 2021年6月21日

 

しかし、先ほどのフィンランドの男性不妊症の増加のグラフを見る限り、時間軸として、

「男性の生殖機能への影響は、スパイクタンパク質と脂質ナノ粒子は無罪」

の可能性があります(スパイクタンパク質の女性の生殖機能への影響はほぼ確定的ですが)。

ここで、先ほどもリンクした記事でご紹介したサブスタック記事の著者の言葉を思いだしたのです。

マウスの実験で、マウスたちが運動ニューロン疾患を発症した時間軸を「ヒトでの場合」に当てはめた言葉です。

ジェファーソン・アール氏の記事より

同じ問題が人間に関係する時期を推定することは非常に困難だが、できる限りの最善の推定では、早ければ接種後 3年目、つまり来年 12月以降、そして、おそらく接種後 5年目に(運動ニューロン疾患の発症が)始まるのではないかと考えている。

Jefferson Earl

アール氏は、あくまで推定としてですが、「接種後 3年目から 5年目くらいに、ヒトでも実験のマウスと同じような状況(運動ニューロン疾患)が現出していくのではないか」と記していました、

この「接種後 3年目から 5年目」という言葉を思いだし、先ほどのフィンランドの統計を見ていまして、

「これもマイクロ RNA 関係だったりして?」

と思いまして、いくつか論文を探してみたのです。

 

そうしましたら、あるわあるわ。

 

以下は、それぞれ論文のタイトルとリンクだけですが、並べてみます。

miRNA(マイクロRNA)と男性不妊症の関係に関する研究の一部

男性不妊症におけるマイクロRNAの役割
The Roles of MicroRNAs in Male Infertility
2021/03/21

男性不妊症の診断と治療におけるmiRNAの役割
The role of miRNAs in the diagnosis and treatment of male infertility: a review study
2023/06/24

 

男性不妊症におけるマイクロRNAターゲティング
MicroRNA-targeting in male infertility: Sperm microRNA-19a/b-3p and its spermatogenesis related transcripts content in men with oligoasthenozoospermia
2022/09/21

男性不妊症と生殖ガンにおけるマイクロRNAの役割に関する最近の洞察
MicroRNAs: Recent insights towards their role in male infertility and reproductive cancers
2019/02/19

男性不妊症におけるマイクロRNA-34/449ファミリーの役割の調査
Investigating the Role of the microRNA-34/449 Family in Male Infertility: A Critical Analysis and Review of the Literature
2021/07/01

マイクロRNAと男性不妊
MicroRNAs and Male Infertility
2022/05/24

マイクロRNA:男性不妊症の潜在的な診断
MicroRNA: A Potential Diagnosis for Male Infertility
2021/06/01

いくらでもあるのですが、キリがないですので、羅列はこのあたりまでとさせていただきます。

 

これだけ研究があるということは、

「男性不妊症の主要な原因のひとつがマイクロRNAにあることは、今では医学界の常識」

ということなんでしょうか。

しかし、聞いたことあります? 不妊の原因がマイクロRNA ということを。

私自身は、まあ、マイクロRNA なんて名称を知ったのが、つい先日の話でしたので、知らなかったのも仕方ないのかもしれないですが、こんなにたくさんの研究が「男性不妊の原因はマイクロRNA」であることを示しているわけです。

 

そうだとした場合、大きな問題があります。

 

さきほどリンクした記事で、イタリアやアメリカの医学者たちによる 2023年1月の論文から抜粋していますが、以下のようにあります。

細胞の代謝経路は、質量作用の法則に従うため、多数のウイルス mRNA を標的とするかなりの数のマイクロRNA が生成されるはずだ。

mdpi.com

これが意味するところは、

 

「 mRNA ワクチンを打つと体内に大量のマイクロRNAが生成される」

 

ということだと認識します。

論文の著者たちは、

その結果生じる修飾された マイクロRNA クラスターがさまざまな疾患の発症を促進する可能性があると仮定するのは合理的なことだ。

と述べていますが、何しろ、マイクロRNA といいうのは、わかっているだけで 2700種類などあるようで、それぞれが独自のさまざまな「調整機能」を持っているのだと思われますが、

「そこに混乱が起きると、長期の調節不全につながる可能性がある」

ということのようです。

2023年に、フィンランドで男性不妊症が唐突に増加したのも、mRNA ワクチン接種によるマイクロRNA の混乱が原因なのでしょうか。

もし、そうだとすれば、「今後さらに男性の不妊症が増えていく」可能性があります。

とはいえ、実際には、調査も検査もなされているわけではないですので、それはわかりません。これからもわからないかもしれません

ここでは、「マイクロRNA が、どのように男性の不妊と関係するか」について、いくつかの論文からご紹介させていただこうと思います。



男性不妊症と関係するマイクロRNAの種類はすでにわかっている

まず、マイクロRNA が、男性不妊症を誘導するメカニズムの基本ですが、ひとつの論文の概要がわかりやすいかったですので、そこから抜粋します。

基本的には「精子ができなくなる」ということのようです。

男性不妊症と生殖ガンにおけるマイクロRNAの役割に関する最近の洞察

概要

精子形成は、成熟した精子が生成される、厳密に制御された多段階のプロセスだ。

精子形成における調節機構の破壊は、男性不妊症、男性生殖器系のさまざまな疾患、さらにガンを引き起こす可能性がある。

不妊男性における精子形成障害はさまざまな病因に関連している可能性があるが、正確な分子機構はいまだ解明されていない。

マイクロRNA (miRNA) は非タンパク質コード RNA (※ タンパク質を作らない RNA)の一種で、長さは約 22ヌクレオチドであり、転写後制御に重要な役割を果たす。

マイクロRNA は、精子形成を含むさまざまな生物学的プロセスの重要な調節因子として認識されている。

実験的証拠は、マイクロRNA の異常な発現が複数の段階および異なる細胞型で精子形成に影響を及ぼし、最も多くの場合不妊症を引き起こすことを示している。

より重篤なケースでは、マイクロRNA の調節不全が、ガンを引き起こす。マイクロRNA は、男性不妊症や生殖器系疾患の診断および予後マーカーとしてだけでなく、治療標的としても使用できる大きな可能性を秘めている。

しかし、この可能性を最大限に活用するには、未確認のマイクロRNA と関連する制御機構の特性評価を含め、マイクロRNA を介した精子形成の制御をより深く理解する必要がある。

ncbi.nlm.nih.gov

これは、2019年2月に発表されたレビュー論文で、その後、急速にこの分野の研究が進んだようです。

2022年頃からの研究論文では、

「男性不妊症を引き起こすマイクロRNA は何か」

ということが、具体的に判明してきていることが示されています。

たとえば、2022年9月の「男性不妊症におけるマイクロRNAターゲティング」という論文では、概要の「結論」に以下のようにあります。miRNA-19a/b-3p というのは、マイクロRNA のひとつです。

論文より

調査結果は、miRNA-19a/b-3p のより高い発現、または標的遺伝子のより低い発現が、おそらく基本的な精液パラメータへの影響を通じて、精子欠乏症および男性不妊症と関連していることを示唆している。

frontiersin.org

この研究をおこなったは、ドイツの研究者と……わっ。

ちょっと驚いてしまいましたが、ガザ地区のアラクサ大学臨床医科学部の医学者によるものでした。

さらに、別のギリシャの研究の概要には以下のようにあります。

論文より

データは、miR-34/449ファミリーメンバーの発現変化が男性不妊症のいくつかの側面と強く関連していることを示している。

最も重要なことは、精子、精巣組織、および精漿中の miR-34/449 レベルは、男性不妊症の重症度に直接関連しているようであり…結論として、miR-34/449 ファミリーの調節不全が、男性の生殖能力に悪影響を及ぼし、精巣機能と精子形成の両方を阻害する。

frontiersin.org

ここでは、miR-34/449 という系統のマイクロRNA が「精巣機能と精子形成の両方を阻害する」と書かれています。

2022年8月のインドの研究では、以下のように記されています。

論文より

結論:3つの miRNA (hsa-miR-9-3p、hsa-miR-30b-5p、および hsa-miR-122-5p) は男性不妊症と強い関連があり、精子の品質バイオマーカーとして高い可能性を持っている。

biomedcentral.com

ここではまた別のマイクロRNA が出てきていますが、何を書きたいのかというと、他の論文なども含めて、

「男性不妊症の原因となるマイクロRNA は複数ある」

ということです。

そして、mRNA が人体に注射されると、先ほど引用しました論文の、

 

> 細胞の代謝経路は、質量作用の法則に従うため、多数のウイルス mRNA を標的とするかなりの数のマイクロRNA が生成されるはずだ。

 

を思い出します。

つまり、「体内に入った mRNA とおおむね同数の」マイクロRNA が生産されることになると(間違っているかもしれないですが)私は認識していまして、そこで、少し前の「人類の「血液」は乗っ取られた」という記事で抜粋した海外の記事の以下の抜粋を再び載せます。

これらの抗新型コロナウイルスワクチンの 1回分に注入されるナノ粒子の数はまったく驚くべきもので、アストラゼネカのウイルスベクターは最大 500億個、モデルナの脂質ナノ粒子は 400億個、ファイザーの場合は、おそらく100億個に達する。

Marc Girardot

100億個の脂質ナノ粒子にくるまれた mRNA が体内に入ってくる。

すると、少なくとも、100億という数字に準じたマイクロRNA が生成される

2700種類以上あると言われているマイクロRNA ですが、100億というような単位の前では、どうなんでしょうか。

マイクロRNA が生産される詳しい機序を知りませんが、通常の体内で運営されている mRNA とマイクロRNA の関係だったところへ、

「体内に突如、数百億の mRNA が打ち込まれる」

というのは、「混乱」はするのではないでしょうか。

先ほどの論文では、

 

> 宿主のマイクロRNA 機構がマイクロRNA の処理に圧倒され、通常の細胞機能や分子経路から逸れてしまう可能性もある。これは、マイクロRNA 経路の危険な長期にわたる調節不全につながる可能性がある。

 

と記されていましたが、「タンパク質の生産の調整やバランス」や、「遺伝子のスイッチのオンとかオフ」などの、

「遺伝子バランスの基本的な機序がメチャクチャになってしまう可能性があるのではないか」

と。

ヒトの場合だと、その結果としての影響が出るのは何年も先となるのでしょうけれど、「どんな結果が導かれるのかはよくわからない」という面はありそうです。

今回は、男性の不妊症についてが中心の記事ではありましたけれど、

「マイクロRNA の混乱は身体のあらゆる方面に影響を出すのではないか」

という気が何となくします。

何しろ、mRNA のタンパク質合成のバランスが、場合によっては崩壊するわけですから。

5年後の日本はどうなっていますかね。

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