ちょっと通りますよっと。車サイズの巨大タンブルウィードが道路を横断

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タンブルウィード おまけ

ちょっと通りますよっと。車サイズの巨大タンブルウィードが道路を横断

でっかいクマかと思いました。

 毎年晩秋から冬にかけ、タンブルウィードが回転を始める時期となる。風に吹かれて転がりながら、他の枯れ草と合体し球体になりながら種をまき散らすのが彼らの役目なのだが、時に巨大化する場合もあるようだ。

 アメリカ、カリフォルニア州の道路で車サイズのタンブルウィードが走行中の車に目撃された。

 単体でしかも巨大なタンブルウィードはまるで意志を持った生命体のようにも見えてくる。というかそこまで大きくなると転がるのも一苦労だし、直撃されたらたまったもんじゃないぞ!

巨大なタンブルウィードが道路上を移動

 カリフォルニア州の四車線道路で、11月中旬、巨大なタンブルウィードが目撃された。茶色いその枯れた植物の丸い塊はまるでモンスター。

 SNS上では、映画「クリッター」に出てくるやつ、ジャイアントヘアボールかよ!などの声が上がった。

 大きすぎる故、中央分離帯を越えるのもよっこいしょ、って感じだ。
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 これに直撃したら車もただじゃすまなそう。
no title

タンブルウィードとは?

 西部劇などでおなじみのタンブルウィードは主に乾燥地帯にみられる植物のまるい塊状のものだが、一つの特定の植物種を指すわけではない。
 
 晩秋から冬にかけ、タンブルウィードとなる植物が成熟すると、地面から切り離され、風によって転がりながら種をまき散らす。これらの植物は絡み合って巨大な塊を形成し地面を転がる。

 特にアメリカの作物にとって問題となるのが、外来種のロシアアザミ(Kali tragus)だ。

 この植物は1870年代にウクライナから南ダコタへ亜麻の種の出荷と共に持ち込まれたとされ、以来、タンブルウィード化し、雑草として土壌に容易に定着するため農家の人々を​悩ませている。
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 カリフォルニア大学リバーサイド校の2019年の研究によると、最大1.8mに成長するタンブルウィード、Salsola ryaniiが勢いを伸ばしており、気候変動の影響もあり、その生息地が拡大する可能性があるという。

 風物詩とは言え、巨大化したタンブルウィードの迫力ってすごいね。一般的には動かない植物だが、動くことを覚えちゃったらもう無敵感満載だよな。

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