「イエメンのフーシ派がホルムズ海峡を含む中東の海路をすべて閉鎖する計画」という情報
日本ではほとんど報道されないが、この先どうなるか?
ただ、フーシ派って武力は豊富にしても、海軍も空軍もないように思うんです。どうやって完全封鎖ができるのかと……。
以下の海路をすべて封鎖するという出所不明の情報が広く出回っています。
この投稿には以下のように書かれています。
> イエメンの唯一の情報筋によると、アンサルーラは中東の3つの主要水路、バブ・アル・マンダブ、ホルムズ海峡、スエズ運河をすべて閉鎖する「アル・アクサ・トライアングル」と呼ぶ計画の実施を検討しているという。
>
> これにより、カタール、UAE、サウジアラビアからイスラエルへの石油とガスの供給が停止される。 @Megatron_ron
本当に実行できるとしたなら、世界のサプライチェーンも崩壊的な危機に瀕する可能性が。
しかし、周辺国の協力がないと無理な気がしないでもないです。
いずれにしても、すでに紅海周辺の商業船舶の航行は崩壊しています。
(記事)紅海の海運状況が崩壊中
BDW 2024年1月21日
紅海の海運状況が崩壊中
2020年のパンデミックの時とも比較にならない下がり方です。ゼロヘッジは、「紅海でのリスクの高まりにより世界の輸送ネットワークが崩壊しつつある」というコメントを引用していました。
2020年からの紅海の貨物輸送量の推移
zerohedge.com
マイコメント
何となく、これが事実だとして実際に封鎖されてしまうと、喜望峰を迂回したとしても原油の
輸入には今までの数倍以上の日数がかかり、船賃も上昇することから日本でのガソリン価格は
5倍くらいまで高騰する可能性があります。
その時には経済に莫大なダメージを与えることになるので、政府は備蓄原油の放出やトリガー
条項撤廃などの対応に追われることになるだろうと思います。
それでもガソリン価格は2~3倍になるだろうから国民からの反発がとてつもないものになり
日本国憲法改正などとたわごとを言っている余裕すらなくなるだろうと思われます。
憲法改正反対派にとっては朗報ですが、経済の大変動は何としても避けないといけません。
そのとき、日本政府がどういう対応を取るのかが問われます。
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