フッ素による松果体の石灰化が外界との情報のやり取りを遮断する
フッ素の最大の供給源である歯磨き粉
今日、米エポックタイムズで、「小さな子どもに対して親たちはフッ素を与えすぎている」という記事を見ました。
フッ素を与えるというのは、つまり「歯磨き粉を過剰に子どもに使用している」というもので、ネイチャーに掲載された論文を紹介していますが、この「フッ素化合物 (フッ化物)」というものについては、10年近く前の記事で初めて取り上げまして、その際に、
「フッ素は脳を壊す能力を持っている」
ことを知りました。以下の記事の後半にあります。
[記事]胎内で200種類以上の汚染物質に包まれながら成長して生まれてくる赤ちゃんたちのサバイバル。そして、生まれてからはフッ素で松果体を破壊される子どもたちのサバイバル
In Deep 2015年02月01日
アメリカでは、地域によって水道水にもフッ素化合物が加えられていますが、日本は現時点では、フッ素は加えられていないですので、
「主にフッ素の摂取は、歯磨き粉から」
となります。
他にもいろいろなもの入ってはいるとはいえ、多くの人は、ほぼ毎日、歯をみがくわけで、そして多くの場合、フッ素入りの歯磨き粉を使っていると思います。人によっては、1日に何度もみがく場合もあると思いますが、つまり、フッ素入りの歯磨き粉で頻繁に歯をみがくというのは、「あまりにも日常的に体内にフッ素が入る生活習慣」ではあるのです。
日本で一般的に販売されている歯磨き粉は、少なくともスーパーなどで販売されているものは、ほとんどすべてがフッ素入りです。
もちろん、フッ素を入れることには目はあるわけで、「虫歯の予防のため」となっています。
アメリカで、水道水にフッ素が加えられているのも同じ理由です。
水のフッ素化 – 英語版 Wikipedia
水のフッ素添加は、虫歯を減らすためだけに公共水道にフッ素を制御して調整することだ。フッ素添加水には虫歯予防に効果的なレベルのフッ素が含まれている。口の中では、唾液中に低レベルのフッ素が生成され、歯のエナメル質の脱灰速度が低下し、虫歯の初期段階での再石灰化速度が増加する。
まあ、では、百歩譲って、この「フッ素が歯にはいい」ということを一応認めたとして(唾液以上ではないと思いますが)、以下のような「作用」との、いわゆるリスクとベネフィットはどうなのかと。
論文で発表されたフッ素の影響
・フッ化物は松果腺に沈着し、松果体を石灰化する(論文)
・フッ化物は関節炎を引き起こす(論文)
・フッ化物は腎臓病を引き起こす(論文)
・フッ化物は IQ を低下させ、脳の損傷を引き起こす(論文)
・フッ化物は男性と女性の生殖能力を弱める(論文)
・フッ化物は骨格の健康を弱める(骨格フッ素症)(論文)
・フッ化物は心血管炎症およびアテローム性動脈硬化症を引き起こす(論文)
・フッ化物は鉛の吸収を増加させる(論文)
この中に、
「フッ化物は IQ を低下させ、脳の損傷を引き起こす」
というものがありますが、アメリカの毒性物質や発ガン物質などの研究を取り扱う政府機関である「国家毒性プログラム」という機関がありまして、昨年、「フッ素が子どもの IQ を著しく低下させる」ことを公式に発表していました。以下の記事にあります。
[記事]米国政府機関である国家毒性プログラムが、「フッ素が子供の IQ を著しく低下させる」ことを正式に発表
In Deep 2023年3月23日
それを紹介していた記事には、
> 国家毒性プログラムは、フッ化物が 0.2 から 1.5 mg/L の範囲で約 7ポイントの IQ の急激な低下を示す…
7ポイントの低下というのは、かなりのものなのですが、この「 1.5 mg/L」という数字は、「これ以下の量なら問題ないと WHO が正式に定めた数値」ですが、この 1.5 mg/L 以下で、十分に「極端な子どもたちの知能の低下をもたらす」ことを国家毒性プログラムは明らかにしたわけです。
この国家毒性プログラムというのは、アメリカ政府の機関(保健福祉省に所属)であるにも関わらず、わりといつも、アメリカ政府筋とは逆の調査結果を出す組織で、2018年には、
「携帯基地局からの放射が特別な発ガン性を持つ」
ことを発表していました。以下の記事で取り上げています。
[記事]携帯・スマートフォンの基地局からの放射が「特別な発ガン性を持つ」ことがアメリカ政府内「国家毒性プログラム」とイタリアの著名な毒性研究所による史上最大の研究によって判明
In Deep 2018年8月19日
ここにある「特別な発ガン」というのは、
・悪性脳腫瘍(グリア細胞由来の腫瘍)
・シュワン細胞(末梢神経線維の周りを覆う細胞)の異常
というものでしたが、このふたつに関しては、「明確な関係がある」としています。
アメリカ国家毒性プログラムの「発ガンの要因」のランクは、1から4まであり、「1」が最もガンとの関係が強いとするものですが、携帯の電磁波への曝露は、この「1に分類された」のでした。
携帯の電磁波が発ガンの要因である明確なリスクがあると国家毒性プログラムは指定したのです。…まあしかし、この研究の発表された 2018年以降も、携帯の開発はどんどん進展し、5Gというものが出たり、基地局も増え続け、宇宙空間は携帯の衛星だらけになっています。
まあ……過度な数の人工衛星は、「地球の磁場に異変を起こして地球を滅亡させる」可能性が出てきているわけですが、もうお構いナシです。
[記事]最近の人工衛星の大量運営により「地球の磁場の消失と電離層の撹乱が現実的な話」に。この影響は人類滅亡レベルになりそう
In Deep 2024年2月3日
……って、話が極端にズレてきてしまいましたが、ともかく、フッ素の毒性、特に「小さな子どもへの影響」は無視できるものではないです。
ともかく、まずは、その過剰な歯磨き粉についての論文を紹介していたエポックタイムズの記事をご紹介します。
親が幼児にフッ化物を多量に使用している:研究
Parents Use Too Much Fluoride for Young Children: Study
Epoch Times 2024/02/05
多くの親たちが潜在的なリスクを十分に理解せずに、幼児にフッ化物を過剰に使用していると新たな研究が報告した。
ネイチャー BDJ Open に掲載された「24ヶ月までの子どものためのフッ化物歯磨き粉の用量」という研究では、親が乳児または幼児の歯ブラシにフッ化物歯磨き粉を一回で使う量を調べたところ、推奨される量の 5.9倍から 7.2倍であることがわかった。
このドイツの研究によると、フッ化物歯磨き粉の投与量は使用者の年齢によって異なる。6歳以下の子どもの場合、歯磨き粉の推奨量は豆粒大だ。飲み込みを最小限に抑えるために、子どもは大人の監督の下で歯を磨く必要がある。乳児・幼児の場合は、米粒大に減らして与える。
この研究では、ドイツの 5つの異なる保育園に通う子どもの親 61人に、子どもの歯ブラシに歯磨き粉をつけるという簡単なタスクを実行するよう依頼した。
その後、専門の歯科医が、推奨される米粒サイズで連続 5回の投与を実行した。これらは研究の参考として使用された。
この研究では、両親は同様の濃度の 2つの異なる歯磨き粉を使用した。研究チームは、1つの歯磨き粉の過剰摂取は 5.9 倍であり、2つ目の歯磨き粉の過剰摂取は 7.2倍であることを観察した。
フッ素とは何か?
フッ素は、(アメリカでは)日常的に非常に一般的に摂取されている。国立衛生研究所によると、米国のほとんどの人は、自然にフッ化物を含む食品またはフッ化物が添加されている水道水を通じてフッ化物を摂取している。
国立衛生研究所は、フッ化物は口腔の健康にとって重要な要素であると主張している。
フッ化物を適切に摂取すると、虫歯やその他の口腔衛生上の問題を引き起こす細菌や歯垢から歯を保護できる。細菌は口の中に残った甘い食べ物や飲み物を餌にして酸を放出する。この酸は最終的に歯の保護層であるエナメル質を侵食し、虫歯や虫歯の悪化の原因となる。
天然に存在するミネラルは、多くの保健当局によって、再石灰化と呼ばれるプロセスを通じてこれらの細菌が歯に与える損傷を修復する働きがあると考えられている。米国歯科医師会はフッ化物を「自然の虫歯と戦うもの」と呼んでいる。
フッ化物が多すぎるということはないだろうか
しかし、フッ化物が多すぎると、良いことよりも害を及ぼす可能性があり得る。
歯のフッ素症は、子どもが長期間にわたってフッ素を過剰に摂取すると、特に歯がまだ発育中のときに発生することがある。歯のフッ素症は、まだらな歯、縞模様、斑点、または歯の表面のくぼみを特徴とし、通常、幼い子どもがフッ素サプリメントを摂取したり、フッ素入り歯磨き粉を頻繁に飲み込んだりした場合に発生する。
この研究によると、親の 40パーセント近くが歯のフッ素症など、フッ化物の使用のリスクを認識していなかった。
しかし、フッ化物については議論の余地があり、フッ化物は歯の表面以上の影響を与えると言う人たちもいる。たとえば、フッ化物が脳に影響を与える可能性があることを示した研究もある。
ある研究では、長期間のフッ化物使用後に子どもの IQスコアが低下したと報告し、別の研究では行動障害や神経障害が出現したことを示した。
追加の研究では、人工フッ化物は 10万人当たり 20~ 30人の過剰なガンによる死亡を引き起こしていると結論づけたが、反対派はこの引用を強く批判している。
潜在的なリスクを回避するために、BDJ Open 研究の研究者たちは、3歳未満の子どもに対しては、親がフッ化物を含まない歯磨き粉に切り替えることを推奨している。推奨される代替品には、リン酸カルシウムまたはヒドロキシアパタイトで作られた歯磨き粉が含まれる。
ここまでです。
ちなみにですね、このフッ化物は、ワクチンの脂質ナノ粒子やスパイクタンパク質同様に、
「血液脳関門を突破して脳に入る」
のですね。
以下は、1994年の論文からの抜粋です。
論文より
血液脳関門はフッ化物に対しては比較的不浸透性だが、絶対的な障壁にはならず、フッ化物には脳に入る能力がある。
工業用フッ化物汚染に慢性的にさらされた人々のいくつかの調査は、認知と記憶の障害を伴う中枢神経系の障害に関連する症状を報告した。
…フッ化物が脳機能に影響を与える可能性のあるメカニズムには、カルシウム電流への影響、アミド基との強い水素結合の形成による酵素構成の変化、皮質アデニル酸シクラーゼ活性の阻害、およびホスホイノシチド加水分解の増加が含まれる。
ワクチン以降、小さな子どもの「脳」に直接影響を与えるものが多くなりすぎている感じの世となっていますが、なので、せめて、歯磨き粉によるフッ素の体内への流入くらいは、親は止めるべきではないかと。
アマゾンなどでも、「歯磨き粉 フッ素なし」などのキーワードで検索すれば、いろいろと製品が出てきます。普通よりちょっとお高いものもありますが、でも、本当にちょっとですよ。
ただ……もっといえば、
「小さな子どもに歯磨き粉って必要なのか?」
ということも思います。
歯磨き自体に対して良い悪いを言うのではなく、歯磨き粉はどうなんですかね。
もともと「唾液そのものに、優れた虫歯予防効果」があることは、論文とかでも示されていますけれど、普通の見識です。
オーストラリア・ビクトリア州政府保健省のページより
唾液は虫歯に対する強力な自然防御力です。砂糖を口から胃に洗い流し、細菌が作る酸の有害な影響を止め、細菌と闘い、歯のミネラルを修復することで虫歯の初期段階を逆転させることができます。
…初期の虫歯は唾液により元に戻すことができます。唾液はミネラルを歯の表面に戻す可能性があり、食事と口腔衛生の改善に大きな違いをもたらします。
小さな子どもは、この過程だけで十分なのでは? という気もします。
つまり、歯ブラシでみがくだけでいいのではと。
今はなんでもやり過ぎな世の中になっているとつくづく思います。
コロナの渦中でおこなわれた過剰な殺菌とか「家庭空間を 99%除菌する」とか、現在の生活では、異常なことがおこなわれすぎている。
ご家庭によっては、小さなお子さんに、朝昼晩と歯磨きをさせている場合もあるでしょうけれど、その全部でフッ素入りの歯磨き粉を使っているような場合、
「ほぼ確実に、知能が下がる」
のですよ。
数多くの研究がそれを示しているのですから、知能の低下は確実に起こり得ます。
虫歯になったなら歯科医にいけば何とかなるでしょうけれど、機能的に下がった IQ は戻せません。
3歳から 4歳の子どもたちに対して 5年間に渡ってカナダで行われた研究では、以下のような結果となっていました。
・飲料からのフッ化物の一日摂取量が 1mg 増えるごとに、女子と男子の IQ ポイントが 3.66 低下した。
・水中のフッ化物の濃度が 1mg/L 上がるごとに、女子と男子の IQ ポイントが 5.29 低下した。
かなりの数値です。
日本は、せっかく水道水にフッ素が添加されていない国なのですから、歯磨き粉で無理にフッ素を子どもに与える必要はないと思います。
ちなみに、妊娠中にフッ素を摂取していたお母さんから生まれた赤ちゃんでも「大幅な知能の低下」が確認されたことを、こちらの記事で取り上げたこともあります。
この数十年の世界はいろいろと不自然なんだと思います。自然に反逆しすぎている。
身体そのものの健康もそうですが、歯の健康にしても、そろそろ自然の状態に戻していくべきではないでしょうか。
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