米国ではコロナワクチンは引き続き無料!またも老人が狙われる!
アメリカCDC疾病予防管理センターは、「この春も65歳以上の高齢者と免疫不全者を中心に、新型コロナワクチン接種を推奨する」と発表しました。ワクチンは、昨年秋に接種が行われたワクチンと同じものです。
最新の研究によれば、このワクチンは重症化を防ぐだけでなく、現在最も多い変異種JN.1も含め、症状を伴う感染を半減させる可能性があることがわかっています。しかし昨年9月以降このワクチンを接種したのは成人の約21%、子供の約12%にすぎません。
現在アメリカ人の98%が感染またはワクチン接種、あるいはその両方からコロナウイルスに対する何らかの免疫を持っています。しかし、それも感染や重症化に対するある程度の防御にしかならないと、専門家は予防接種の重要性を強調しています。
というのも、アメリカでは先月2月17日までの1週間に、コロナ感染による新規入院は約2万人、死者は2000人にのぼりました。昨年の夏、最も患者数が少なかった時期でさえ、週に約500人の死者が出ていて、コロナ禍が完全に終わったとは言い難い状況です。
特に入院者の3分の2は65歳以上の高齢者で、そのうち最初の接種以降に一度も注射を受けていない人の割合が、最も多かったこともわかっています。
ところで4月以降は新型コロナワクチンが原則有料となる日本とは違い、アメリカに住んでいる人に対しては引き続き無償で接種が行われます。
これには医療保険を持たない人や不法滞在者も含まれます。医療費が高い上に無保険者が2500万人以上、不法滞在者が1000万人以上いる国ならではの措置とも言えるでしょう。
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