米国やNATOがロシアを攻撃すると決定した場合、中国はどこにでも軍事介入する用意がある
WORLD HAL TURNER 18 MARCH 2024
https://halturnerradioshow.com/index.php/en/news-page/world/china-issues-dire-warning-to-u-s-and-nato
中国国防省は、「米国やNATOがロシアを攻撃すると決定した場合、中国はどこにでも軍事介入する用意がある」と述べている。
この露骨な公式声明は、中国という国にとって、ほとんど完全に常軌を逸している。 歴史上、中国は常に 「平和、交渉、外交、協力」といった言葉を口にしてきた。 中国がこれほど露骨に戦争について語ったこと、あるいは実際に戦争を起こす意思を表明したことは、これまでほとんどなかった。
ハル・ターナーのスナップ分析
中国国防省がこのような表現を使ったということは、私個人にとっても、また他の多くの人々にとっても、中国が米国と北大西洋条約機構(NATO)のロシアに対する攻撃について、何か差し迫ったことが起ころうとしていると認識している(あるいは知っている)ことを示している。
中国がこのような言葉を口にすることは、そのような事態が差し迫っていると信じているのでなければあり得ない、と多くの長年の観察者は考えているようだ。 私はそのような評価に全面的に同意している。
あなたがこれを読んでいる今朝、ロシアとの紛争中にウクライナに提供した武器や援助をめぐり、ヨーロッパ全土が610億ドルの損失を被ったというニュースが飛び込んできた。
また、ウクライナ国内でのロシアの特別軍事作戦が始まって以来、ロシアは軍事生産をそれまでの15倍(15X)に増やすことができたということも明らかになった。 この驚異的なロシアの軍事生産の増加により、その国の軍事生産は、ヨーロッパ諸国とアメリカ合衆国の合計の7倍になっている。
地球上のいたるところで、ウクライナがロシアに勝つことはできないと認める声が(ようやく)高まりつつある。 ドイツの連邦議会から、そのような声が上がっている:
しかし中国は、アメリカとNATOがロシアを攻撃すれば、どこでも軍事介入すると言わざるを得なかった。
世界は、巨大で、自殺行為的な、第3次世界大戦に向かっているようだ。 私たちがまだ生きていて、この狂気を止めるために何かできるうちに。
コメント