米国で「感染したネコの致死率が100%」のH5N1鳥インフルエンザ報道
現在、米国の11の農場でH5N1が確認されている。感染した猫は48時間以内に死んでいる
ニューメキシコ州の酪農場で 40匹の猫が死亡したことを受け、獣医師たちは神経症状のある猫を診た場合は完全な PPE (個人用保護具)を着用するよう勧告している。
このウイルスは(※ これまでのところ猫において)致死率 100%であることが証明されており、猫たちは 24~ 48時間以内に死亡した。
この鳥由来のウイルスは現在、人間を含む幅広い種に感染する可能性があることが証明されている。テキサス州の酪農場労働者が検査で陽性反応を示した。
3月、研究者たちはテキサス州とカンザス州で数頭の動物からサンプルを採取した。野鳥、猫、乳牛に病気の兆候があったため検査を受けた。
「これらのサンプルをさらに検査したところ、鳥インフルエンザA(H5N1)の存在が判明した」とテキサス州保健局は述べた。 保健局の報道官は、病気の猫がウイルス検査で陽性反応を示したことを電子メールで認めた。
これは高リスクのウイルスだ。 2003年1月1日から 2024年2月26日までに、世界では 23か国から 887件の鳥インフルエンザA(H5N1) ウイルスによるヒト感染例が報告された。これら 887件の症例のうち、462件が死亡した (致死率 52%) — 出典、WHO。
テキサス州では、乳牛5頭が感染したと報告されている。米国当局は、6州にわたる約 12の乳牛群で H5N1 型鳥インフルエンザを確認した。野鳥と牛の内部遺伝子配列の類似性は、野鳥からの直接伝播を示唆している。
乳製品を摂取しても安全だろうか? 殺菌されていない製品に対しての答えは「ノー」だ。このウイルスは殺菌されていない牛乳から検出された。
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