小沢一郎氏「ナチスの手口」河野太郎デジタル相「マイナ保険証」使用不可医療機関「通報」要請に

　立憲民主党の小沢一郎衆院議員は20日、自身のX（旧ツイッター）を更新し、河野太郎デジタル相が自民党の国会議員に対し、マイナンバーカードに保険証の機能を加えた「マイナ保険証」が利用できない医療機関がある場合、公的な相談窓口への連絡を支援者に求めるよう呼びかけた文書を送付していたことが発覚したとする報道に言及した。

　報道を引用する形で「自民党議員の後援会員まで利権政治の手駒、密告者として組み込もうという思想。正にこれぞかつて自民党副総裁が学べと言ったナチスの手口。結果できあがるのは、独裁的監視国家。止めないと日本に未来はない」と、厳しい論調をまじえて投稿した。 　「マイナ保険証」の利用率が低迷している中で、まるで「通報」を促していると受け取られかねない内容だけに、今後河野氏への批判が強まる可能性が指摘されている。