[CBC大石アンカーの深堀り解説] 6月1日から改正食品衛生法が施行され、地域の伝統的な漬物が消える危機

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漬物販売終了 食糧問題

[CBC大石アンカーの深堀り解説] 6月1日から改正食品衛生法が施行され、地域の伝統的な漬物が消える危機

新基準は国連FAOとWHOの合同機関の国際規格HACCPが採用されている

 6月1日から食品衛生法の改正が施行され、食品事業者の製造、加工、調理、販売が従来の届出制から、より厳しい許可制になります。これによって地元で親しまれてきた添加物のないお漬物の多くが消えてしまう危機なのだそうです。CBCニュースの大石アンカーの取材によると、愛知県にある道の駅では出荷されている農家さんの9割が廃業に追い込まれる見込みで、地域の伝統的な食品や個性のある食品が失われてしまうかもしれません。

 事業者に求められる食品衛生法の新しい基準とは、HACCPという国際的な衛生管理の手法で「 国連の国連食糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)の合同機関である食品規格 (コーデックス) 委員会から発表され,各国にその採用を推奨している国際的に認められたものです。」とあります。また出たよ、WHO。そもそもの発端は「北海道で起きたO157による集団食中毒で、地元企業の浅漬けを食べた計8名が亡くなった」という事件だったそうです。その一件を理由に、これまでなんの問題もなかった各地の発酵食品を対象に、国際的な衛生管理の統一基準を当てはめて規制する、、厚労省のお家芸ですか。

その基準によると、「洗い場が3つ必要」「庫内温度がわかる冷蔵庫」「水洗いできる床」が必要で、取材された方は1000万円近くの費用がかかったそうです。家庭内で少量の手作りをされてきた多くの農家さんがあきらめるはずです。

 大石アンカーは「食の安全を守ることはもちろん大事なことです。一方で、日本の食文化を守っていくということも大事ですよね。」「ここが知恵の絞りどころだと思うんです。」と、いくつかの提案をされていました。X(旧ツイッター)でも、「国家の許可なんて関係なく売り買いしたいじゃんね。だからインディー漬物屋さん現れたら応援したい。」と、日本人の常識的な感想が投稿されていました。不可解な規則には抗議をし、日常の中でしっかり食文化を応援して守りたいです。

(まのじ)

梅干し、漬物などの生産農家の9割が廃業? 設備投資に高額な費用が… その背景は【大石が深掘り解説】

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マイコメント

国家による完全な民間製造業潰し策だろう。

これもインボイスで中小企業を減らそうとしているのと同じ考えで、日本の産業構造を
大企業中心のものに変えようとするものです。

梅干しなんかはそのものは抗細菌作用を持っているので政府の定めた設備を必要としないし
これまで食中毒なんか一回も起きていない。

そうした事実を無視して製造者に多額の負担を負わせ、仮に設備基準を満たしたとしても
その売り上げ規模からすれば到底負担した金額を返済できないことは明らかです。
全国の道の駅や農協直営の農産物スーパーからそうした漬物が消えてしまいます。

私なんかはそうした古来からの梅干しが好きで道の駅や農協系スーパーなどから購入
しています。今後はそうした漬物はほとんど手に入らなくなるでしょう。

政府の衛生基準に沿って作られた漬物は保存料などがごっそり添加物まみれになること
から健康に良くないことも明らかです。

今回の制度は地方の地場産業を破壊するものです。

要するに食で日本人の寿命を縮めようという魂胆なんだろう。

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