メキシコの保健大臣が「男性の死因は鳥インフルエンザではない」と、WHOの声明を否定

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メキシコ 鳥インフルエンザ

メキシコの保健大臣が「男性の死因は鳥インフルエンザではない」と、WHOの声明を否定

メキシコ保健大臣、住民が鳥インフルエンザの亜型で死亡したことを否定

ホルヘ・アルコセル保健相は、59歳の男性の死因は鳥インフルエンザA(H5N2)型によるものだとするWHOの発表を否定した。

メキシコのホルヘ・アルコセル保健相は 6下6日、メキシコで男性が死亡したのは、これまで人間には確認されていない鳥インフルエンザの株が原因だったとする世界保健機関(WHO)の発表を否定した

アルコセル氏は朝の会見で、WHO の発表を否定し、鳥インフルエンザA(H5N2)型で死亡したと報告された 59歳の男性は「主に腎不全と呼吸不全など他の原因で死亡した」と断言した。

アルコセル氏は、WHO の発表は「正確ではない」ため、人々に冷静さを保ち、慎重に受け止めるよう求めた

「 WHO の発表は、鳥インフルエンザの致命的な症例について述べているが、実際はそうではないので、この発表はかなりひどいものであると指摘できる」と同氏は述べた。

6月5日、WHO は、メキシコ在住者が、これまで人間では検出されていなかった鳥インフルエンザの株で死亡した世界初の人物となったと発表した。

WHO によると、男性は多くの基礎疾患を抱えており、急性症状が出るまで 3週間寝たきりだった。4月17日、男性は発熱、息切れ、下痢、吐き気、全身倦怠感を訴えた。

4月24日に彼は医師の診察を受け、すぐに国立呼吸器疾患研究所に入院したが、同日死亡したと報じられている。

アルコセール保健相によると、WHO は、患者が鳥インフルエンザではなく、糖尿病や腎不全などの長年の健康問題から生じた合併症で死亡したことを認識できなかったという。

保健相は、調査の結果、患者と接触した人々の周囲に感染は確認されなかったと述べた。

「今のところ、ヒトからヒトへの感染の証拠はない」と同氏は付け加えた。

WHO は会見で、メキシコ国立インフルエンザセンターがH5N2インフルエンザの陽性反応を確認したと詳細を述べた。

アルコセル保健相は、国立呼吸器疾患研究所と会談し、詳細を話し合う予定だ。

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