イタリア政府が学校での携帯電話の使用を禁止にし、紙と鉛筆ベースの教育へと回帰
イタリア、学校での携帯電話の使用を禁止
イタリアは来年度(今年 9月)から、教育目的を含め、学校内での携帯電話の使用を禁止する予定だ。この決定は先週ジュゼッペ・ヴァルディターラ教育大臣によって発表され、小学校から高校まで適用される。
新たな措置の一環として、ジュッペ・ヴァルディターラ氏は紙ベースの日記や教科書への回帰を発表した。 9月から、学生たちは鉛筆で自分の課題、レポートなどを書き留めることになる。
親はデジタルレジスターで子どもの宿題を確認することができるが、ヴァルディターラ氏は「子どもたちに再び書くことに、ペンと紙との関係に慣れさせなければならない」と強調した。
タブレットやコンピューターは禁止されないが、「教師の指導の下で使用しなければならない」とヴァルディタラ氏は説明した。
マイコメント
思考を鍛えるには紙に直接ペンで書くのが最良の方法です。
ペンを使うことで手の動きをシミュレートする脳の働きが強化され、同時に紙に
書くことで思考を整理することが出来るからです。
また、書くことで日本語の場合であれば漢字を忘れにくくなります。
パソコンのキーボードでワープロを使うと書き連ねることは楽ですが、それを
止めて紙に書くときに文字が書けない思い出せないという事が多々あります。
特に子供の頃には紙に書くという作業はとても大事なことです。
イタリア政府はいい仕事をしましたね。
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