中国の投資家が、米債や株式を記録的な規模で売却している

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中国の投資家が、米債や株式を記録的な規模で売却している

中国投資家、米債や株を記録的規模で売却-5月はネットで6.7兆円

中国の投資家は5月、株式と債券の両方を含む米証券を記録的な規模で売却した。米中間の対立は引き続き激しくなっている。

米財務省が18日公表した最新データによると、中国のファンドは国債とエージェンシー債、社債、株式などの米証券をネットベースで426億ドル(約6兆7000億円)相当売却した。

1-5月累計の売却額は797億ドル(約12兆5000億円)で、1-5月としては最大規模となった

グローバルXマネジメントの投資ストラテジスト、ビリー・レオン氏は米大統領選を巡る不透明感から、中国の投資家がリスク圧縮のために米証券を売った可能性があると分析。

また、「米ドルの保有を減らす政治的な影響があるかもしれない」とも述べた。

売却分の半分超が国債で、エージェンシー債と株式がそれに続いた。指標となる10年債利回りは4月25日、昨年11月以来の高水準まで上昇していた。

中国は外国勢として有数の米国債保有国となっており、その動向は債券投資家や地政学ストラテジストらの注目を集める。

米中対立の激化で、中国が外貨準備を米資産からシフトさせるのではないかとの臆測を呼ぶことも多く、実際にそうなれば利回りには上昇圧力がかかりやすくなる。

DBS銀行のマクロストラテジスト、ウェイ・リアン・チャン氏は「過大評価されている米ドルや中国株に比べて割高な米国株、デレバレッジによる流動性へのニーズの高まりを考えると、中国の投資家が米資産から分散を図る理由は十分だ」と指摘。

「経済のファンダメンタルズや米選挙を控えた政治的な不透明感から、売却トレンドは続く可能性がある」と語る。

 

マイコメント

これは先の農林中央金庫が1.5兆円規模の米国債権を売却するということと、日本政府も
米国債を売却する動きがあることに連動していると思われます。

もし、上記の売却が始まれば米国の銀行倒産や債券の下落が起きることが確実視されて
いるので、その前に売り払おうということでしょう。

日本の個人投資家や法人投資家もそれに続くと思われ、ドル崩壊が近いかもしれません。

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