マイナカードで国家資格を証明、2025年度にも84資格が対応予定

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マイナカードで国家資格を証明、2025年度にも84資格が対応予定

8月6日から実質稼働!2025年度に医師や行政書士、調理師など84資格に拡大し対応予定。

 デジタル庁は2024年8月2日、マイナンバーを活用して国家資格をオンラインで証明できるシステムを8月6日から稼働させると発表した。まず介護福祉士など4資格が証明できるようになり、2025年度にも医師や行政書士、調理師など84資格に拡大する予定だ。

 オンライン証明を希望する国家資格保有者は、マイナンバーカードを用いてマイナポータルで手続きする。すると、デジタル庁の新システムがマイナンバーと資格をひも付ける。以降は住所変更などの手続きをマイナポータルを通じてオンラインで行えるほか、新システムを通じて保有する国家資格をオンラインで証明できるようになる。

 資格を証明する手段は主に2種類。資格証明書を印刷可能なPDFファイルで発行する方法と、有資格者がスマートフォンの画面に「デジタル資格者証」を表示して対面で提示する方法である。デジタル資格者証には2次元コードも表示される。資格を確認したい組織の担当者などが2次元コードを読み込むと、デジタル庁が運用する専用サイトに誘導して資格の真正性を確認した結果を表示する。

 政府は2021年と2023年に法改正を実施し、国家資格とマイナンバーをひも付けしてオンラインで手続きなどができるようにした。デジタル庁は8月6日に対応する4資格のほか、2024年11月ごろに医師や看護師など27資格を追加する予定だ。その後、25年3月ごろに栄養士や准看護師など11資格、25年4月以降に行政書士や調理師、キャリアコンサルタントなど42資格に対応する予定である。

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