ラハイナ火災から1年経ったハワイのマウイ島で、今度は「爆発装置」が次々と見つかり、FBIと地元警察が警報を発令
マウイ島の火災は人為的に引き起こされたことが明らかに
ハワイのマウイ島で、不可解といえば不可解な大火災が起きたのは、昨年の 8月のことで、 1年が経過しようとしています。
このラハイナの火災は、同時多発的に火災が発生した後、あっという間に、ラハイナ地区全域がほぼ全焼するという大災害でしたが、最終的に全体の被害がどの程度だったのかはわからないままでした。
以下の写真は、ちょうど 1年前の様子です。
2023年8月10日 火災後のラハイナ
NY Times
以下はラハイナ火災に関しての記事のひとつですが、この子どもたちもどうなったのかは報告がないため、わからないままです。
(記事)ラハイナ火災:行方不明の子どもの数が「2000人以上」にのぼることを示すハワイ州教育省の報告書
地球の記録 2023年8月28日
そのラハイナ火災から 1年後の今、今度は、「爆発装置」が、ラハイナの各所で発見されていることが、警察から発表されています。実際に爆発事件もあったようです。
以下は、FBI のページの冒頭です。
FBIとマウイ警察が爆発の恐れのある装置に関する公共安全警告を発令
FBIとマウイ警察は、マウイ島で最近報告された即席爆発装置(IED)に関する捜査に共同で取り組んでいる。
カフルイとプカラニの地域で、いくつかの装置が回収されている。即席爆発装置は、小さな間に合わせのバスケットのように見えるが(以下の写真参照)、外観はさまざまだ。
負傷者の報告はないが、FBI とマウイ警察は、公共の場所に物を放置するなど、不審な行為があった場合は通報するよう一般市民に協力を求めている。
FBI 2024/08/08
一番の問題は、こういう報道があると、観光客がマウイ島を避ける傾向が出てくることだと思いますが、いずれにしても、いろいろと不可解なことが起きる場所となってしまっています。
ハワイの観光サイトの記事からご紹介します。
FBIがマウイ島の爆発装置を捜査中:訪問される観光客の方々が知っておくべきこと
FBI Investigating Explosive Devices On Maui: What Visitors Should Know
Beat of Hawaii 224/08/08
悲劇的なラハイナ火災から1年が経った今、マウイでは、FBI が報告した爆発物の可能性がある装置の発見により、重大な安全上の懸念が生じているとの報告が出ている。昨年以来、マウイでは他の疑わしい事件も報告されている。
午後9時頃(8月8日)、プカラニで爆発があったとの報告があったが、これが以前の報告と関連しているかどうかはまだわからない。
FBI とマウイ警察は共同で、公共の場所で見つかった即席爆発装置(IED)に関連する複数の事件を捜査しており、特にカフルイとプカラニ地域が捜査対象となっている。
負傷者は出ていないが、この状況により、住民と観光客の両方にとって重要な公共安全警報が今日の午後に発令された。
即席爆発装置 (IED) は、故意に危害を加え、安全を妨害し、恐怖を植え付ける自家製爆弾だ。
この装置は、単純な家庭用品から、より複雑な要素まで、さまざまな材料を使用して作成できる。IED の外観は大きく異なるため、混乱を招く可能性がある。バスケットやバッグなどの一般的な物体に似ている場合があり、認識が困難だ。
当局は、マウイ島で発見された装置は、見た目は様々だが、小さなバスケットのように見えると報告した。
マウイ島を訪れる人のための安全上の注意事項
これらの事件は懸念されるが、マウイ島を訪れる人は安全を確保するためにいくつかの対策を講じることができる。
常に周囲に注意し、場違いな物や不審な物を見つけた場合は、注意して当局に通報してほしい。
マウイ島はおおむね安全だが、今回、予想外の不審な装置が発見されたことにより、当局は状況を注意深く監視しており、必要に応じて最新情報を提供する。
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