自宅で死後1か月以上たって発見された人が、半年間で4000人近くに

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自宅で死後1か月以上たって発見された人が、半年間で4000人近くに

自宅で死後1か月以上たって発見 半年で4000人近くに 警察庁

1人暮らしの世帯が増加する中、ことし6月までの半年間に、全国の警察が遺体の検視や調査を行った10万人余りのうち、およそ3割が自宅で発見された1人暮らしの人で、死後1か月以上たって見つかった人も4000人近くにのぼっていたことが警察庁のまとめでわかりました。「孤独死」や「孤立死」の実態把握につなげていきたいととしています。

警察庁は、ことし1月から6月までの半年間に、全国の警察が遺体の検視や調査を行った10万2965人について、年齢や居住の状況を調べました。

およそ3割にあたる3万7227人が『自宅で発見された1人暮らしの人』で、このうち年代別では

▽85歳以上が7498人でもっとも多く
▽75歳から79歳が5920人
▽70歳から74歳が5635人

などと、65歳以上の高齢者が全体の7割以上を占めています。

また、死亡してから発見されるまでの経過日数では

▽1日以内が最も多かった一方、
▽31日以上経過していた人が、合わせて3936人にのぼり、
▽1年以上経過していた人も130人いました。

警察庁は、こうした調査結果を、孤独・孤立対策を検討している内閣府のワーキンググループにも提供し、「孤独死」や「孤立死」の実態把握につなげていきたいととしています。

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