イスラエルへのミサイル攻撃は「90%が標的に命中した」とイラン革命防衛隊が声明
「真の約束 II 作戦」:イランがシオニスト国家に数百発のミサイルを発射、90%が標的に命中
10月1日の夜、イランが「真の約束 II 作戦」と名付けられた報復攻撃で、シオニスト国家に向けて数百発のミサイルを発射し、占領地(※ イスラエルのこと)全体でサイレンが鳴り響いた。
テルアビブの空には照明弾とミサイルが見られ、占領下のアル・クドスでは爆発音が聞こえ、シオニスト入植者たちは避難所に逃げ込んだ。
イスラエル空港局は、イスラエルのすべての空港で航空機の離着陸は許可されないと発表した。
イスラエルの新聞ハアレツは、イランの攻撃によりネゲブ、シャロンなどの地域が「直撃」されたと報じた。
イランのイスラム革命防衛隊(IRGC)はミサイル攻撃開始直後に声明を発表した。
同声明は、ハマスの指導者イスマイル・ハニヤ師、ヒズボラ指導者サイード・ハッサン・ナスララ師、革命防衛隊司令官アバス・ニルフォルーシャン師の殉教を受けて、革命防衛隊の航空宇宙軍が占領地中心部の主要な軍事・諜報基地を狙って数十発の弾道ミサイルを発射したと発表した。
革命防衛隊はさらに、この攻撃は国連憲章に基づく同国の正当自衛権に則ったものであり、レバノンとガザの人々に対する米国の支援を受けた政権の犯罪の激化への対応であると述べた。
革命防衛隊は、シオニスト政権がイランの作戦に反応した場合、さらに激しい攻撃に直面することになるだろうと付け加えた。
革命防衛隊はその後の声明で、作戦中にテルアビブのイスラエル軍基地 3か所が攻撃されたと述べた。
声明によると、この作戦では、多数の航空基地やレーダー基地、さらに抵抗勢力の指導者や革命防衛隊の司令官に対する陰謀や暗殺計画の中心地が標的となった。
革命防衛隊は、指定された地域が高度な防衛システムで守られていたにもかかわらず、発射されたミサイルの 90%が標的に命中したと指摘した。
「シオニスト政権はイスラム共和国の情報力と作戦上の優位性に恐怖している」と付け加えた。
イラン国連代表部は声明で、ミサイル攻撃はシオニスト政権のテロ行為に対する「合法的かつ合理的で正当な」対応だと述べた。
また、イスラエル政権が反撃したり、さらなる悪意ある行為を行えば、より「壊滅的な」対応が行われるだろうと警告した。
先週イランの報復攻撃を受けてイスラエルの大規模空爆でヒズボラ指導者ナスララ氏が殺害されたベイルート南部では祝砲が鳴り響いた。
「イランからイスラエルへのミサイル発射を喜ぶ南部郊外の地域から自動小銃による激しい祝砲が聞こえた」とレバノン国営通信社は伝えた。
コメント